東南アジア・台湾で最大規模のEコマースプラットフォーム、Shopeeの日本法人であるショッピージャパン株式会社(本社:東京都中央区、以下:ショッピージャパン)は、東南アジア・中国で越境ECを行っており、キャンペーンを実施したことのある企業の担当者111名を対象に、越境ECのキャンペーンに関する意識調査を実施しましたので、お知らせいたします。

  • 調査サマリー
  • 調査概要

調査名称:越境ECのキャンペーンに関する意識調査

調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査

調査期間:2024年7月12日〜同年7月13日

有効回答:東南アジア・中国で越境ECを行っており、キャンペーンを実施したことのある企業の担当者111名

※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

出典元:「Shopee」(URL:https://shopee.jp/

  • 96.4%が、越境EC事業を推進する上で「キャンペーンは重視」と回答

 「Q1.越境EC事業を推進する上で、キャンペーンはどの程度重要だと思いますか。」(n=111)と質問したところ、「非常に重要」が56.8%、「やや重要」が39.6%という回答となりました。

Q1.越境EC事業を推進する上で、キャンペーンはどの程度重要だと思いますか。Q1.越境EC事業を推進する上で、キャンペーンはどの程度重要だと思いますか。

・非常に重要:56.8%

・やや重要:39.6%

・どちらともいえない:3.6%

・あまり重要でない:0.0%

・まったく重要でない:0.0%

・わからない/答えられない:0.0%

  • キャンペーンを行う際に重視していること、「実施タイミング」「ターゲット市場の選定」が上位に

 「Q2.あなたのお勤め先でキャンペーンを行う際に、重視していることを教えてください。(複数回答)」(n=111)と質問したところ、「実施タイミング」が57.7%、「ターゲット市場の選定」が55.0%、「予算の効果的な配分」が49.5%という回答となりました。

Q2.あなたのお勤め先でキャンペーンを行う際に、重視していることを教えてください。(複数回答)Q2.あなたのお勤め先でキャンペーンを行う際に、重視していることを教えてください。(複数回答)

・実施タイミング:57.7%

・ターゲット市場の選定:55.0%

・予算の効果的な配分:49.5%

・キャンペーン商品の選定:46.8%

・プロモーション方法:44.1%

・販売チャネルの選定:35.1%

・顧客の反応:27.0%

・パートナーシップ/コラボレーション:24.3%

・在庫の確保:24.3%

・カスタマーサポート:20.7%

・その他:0.9%

・特にない:0.9%

・わからない/答えられない:0.0%

  • キャンペーン実施に関して感じている課題、「実施タイミングの調整」や「販売チャネルの確保」など

 「Q3.キャンペーン実施に関して、感じている課題があれば教えてください。(複数回答)」(n=111)と質問したところ、「実施タイミングの調整」が55.0%、「販売チャネルの確保」が44.1%、「キャンペーン後のデータ分析と改善策の実施」が42.3%という回答となりました。

Q3.キャンペーン実施に関して、感じている課題があれば教えてください。(複数回答)Q3.キャンペーン実施に関して、感じている課題があれば教えてください。(複数回答)

・実施タイミングの調整:55.0%

・販売チャネルの確保:44.1%

・キャンペーン後のデータ分析と改善策の実施:42.3%

・効果的なプロモーション方法の確立:41.4%

・予算の制約:40.5%

・キャンペーン期間中の顧客サポートの強化:36.9%

・直近のトレンドの把握:30.6%

・競合が多い中での存在感の示し方:20.7%

・その他:0.9%

・特にない:2.7%

・わからない/答えられない:0.0%

  • 直近参加したキャンペーンで、得られた成果/効果、約6割が「ブランド認知度の向上」を実感

 「Q4.直近参加したキャンペーンで、得られた成果/効果を教えてください。(複数回答)」(n=111)と質問したところ、「ブランド認知度の向上」が56.8%、「新規顧客獲得」が53.2%、「売上増加」が48.6%という回答となりました。

Q4.直近参加したキャンペーンで、得られた成果/効果を教えてください。(複数回答)Q4.直近参加したキャンペーンで、得られた成果/効果を教えてください。(複数回答)

・ブランド認知度の向上:56.8%

・新規顧客獲得:53.2%

・売上増加:48.6%

・リピーターの増加:42.3%

・顧客満足度向上:40.5%

・在庫の消化:27.0%

・競合との差別化:21.6%

・その他:0.0%

・特にない:0.9%

・わからない/答えられない:0.0%

  • 2024年に参加したキャンペーンの1回あたりの予算、「200万~500万円未満」が22.5%で最多、「1,000万円以上」も2割超え

 「Q5.2024年に参加したキャンペーンで、1回のキャンペーンにどのくらいの予算を使いましたか。複数回参加した場合は、平均の予算を教えてください。」(n=111)と質問したところ、「200万~500万円未満」が22.5%、「100万~200万円未満」が19.8%、「500万~1,000万円未満」が17.1%という回答となりました。

Q5.2024年に参加したキャンペーンで、1回のキャンペーンにどのくらいの予算を使いましたか。複数回参加した場合は、平均の予算を教えてください。Q5.2024年に参加したキャンペーンで、1回のキャンペーンにどのくらいの予算を使いましたか。複数回参加した場合は、平均の予算を教えてください。

・50万円未満:9.0%

・50万~100万円未満:10.8%

・100万~200万円未満:19.8%

・200万~500万円未満:22.5%

・500万~1,000万円未満:17.1%

・1,000万円~2,500万円未満:15.3%

・2,500万円~5,000万円未満:2.7%

・5,000万円以上:2.7%

・わからない/答えられない:0.0%

  • 2024年に参加する予定のキャンペーン、第1位「ブラックフライデー」、第2位「10.10セール」

 「Q6.あなたのお勤め先で2024年に参加する予定のキャンペーンを教えてください。(複数回答)」(n=111)と質問したところ、「ブラックフライデー」が53.2%、「10.10セール」が46.8%、「サイバーマンデー」が44.1%という回答となりました。

Q6.あなたのお勤め先で2024年に参加する予定のキャンペーンを教えてください。(複数回答)Q6.あなたのお勤め先で2024年に参加する予定のキャンペーンを教えてください。(複数回答)

・ブラックフライデー:53.2%

・10.10セール:46.8%

・サイバーマンデー:44.1%

・年末セール:43.2%

・12.12セール:29.7%

・11.11セール:27.9%

・9.9セール:24.3%

・その他のキャンペーン:17.1%

・わからない/答えられない:3.6%

・参加の予定はない:1.8%

  • キャンペーン参加に向けての準備、「キャンペーン予算の確保と管理」が56.2%で最多

 Q6で「参加の予定はない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q7.キャンペーン参加に向けて、どのような準備をしていますか。(複数回答)」(n=105)と質問したところ、「キャンペーン予算の確保と管理」が56.2%、「広告クリエイティブの制作」が47.6%、「キャンペーン用商品在庫の確保」が47.6%という回答となりました。

Q7.キャンペーン参加に向けて、どのような準備をしていますか。(複数回答)Q7.キャンペーン参加に向けて、どのような準備をしていますか。(複数回答)

・キャンペーン予算の確保と管理:56.2%

・広告クリエイティブの制作:47.6%

・キャンペーン用商品在庫の確保:47.6%

・ロジスティクスと配送計画の立案:46.7%

・キャンペーン用WebサイトやLPの作成:45.7%

・パートナー企業との連携調整:41.0%

・キャンペーン効果測定のための指標設定と分析計画:27.6%

・在庫の確保:19.0%

・その他:0.0%

・特にない:1.0%

・わからない/答えられない:0.0%

  • キャンペーンに参加する際の準備期間、「1ヶ月~3ヶ月未満」と「3ヶ月~6ヶ月未満」が同率で最多の結果に

 Q6で「参加の予定はない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q8.キャンペーンに参加する際の準備期間はどのくらいですか。」(n=105)と質問したところ、「1ヶ月~3ヶ月未満」が34.3%、「3ヶ月~6ヶ月未満」が34.3%、「1ヶ月未満」が14.3%という回答となりました。

Q8.キャンペーンに参加する際の準備期間はどのくらいですか。Q8.キャンペーンに参加する際の準備期間はどのくらいですか。

・1ヶ月未満:14.3%

・1ヶ月~3ヶ月未満:34.3%

・3ヶ月~6ヶ月未満:34.3%

・6ヶ月~1年未満:12.4%

・1年以上:3.8%

・わからない/答えられない:1.0%

  • まとめ

 今回は、東南アジア・中国で越境ECを行っており、キャンペーンを実施したことのある企業の担当者111名を対象に、越境ECのキャンペーンに関する意識調査を実施しました。

 まず、担当者の96.4%が越境EC事業においてキャンペーンを重要視しており、キャンペーンを成功させるために重視するポイントとして、「実施タイミング」(57.7%)、「ターゲット市場の選定」(55.0%)、「予算の効果的な配分」(49.5%)が上位に挙げられています。一方で、キャンペーン実施において、「実施タイミングの調整」(55.0%)、「販売チャネルの確保」(44.1%)、「キャンペーン後のデータ分析と改善策の実施」(42.3%)などが課題となっていることもわかりました。しかし、その中でも直近参加したキャンペーンで「ブランド認知度の向上」(56.8%)、「新規顧客獲得」(53.2%)、売上増加(48.6%)などの成果を実感しています。また、予算規模については、2024年に参加したキャンペーンの1回あたり「200万~500万円未満」が22.5%で最多となり、「1,000万円以上」の予算を投入した企業も2割を超える結果となりました。

 

 今回の調査では、東南アジア・中国で越境ECを行っている企業が、キャンペーンを非常に重視していることが明らかになりました。適切なタイミング、ターゲット市場の選定、効果的な予算配分が成功の鍵となる一方で、実施上の課題も多岐にわたっています。越境ECにおけるキャンペーン戦略の重要性は今後さらに高まると予想され、企業はより効果的な国際マーケティング戦略を構築することが求められています。このような状況下で、キャンペーン戦略の立案から実施、事後分析に至るまでの一貫したサポートを提供するECプラットフォームやサービスプロバイダーの存在が重要性を増しています。今後、越境EC市場で成功を収めたい企業にとって、このようなサポートサービスの活用は重要な選択肢となるのではないでしょうか。

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