ナイル株式会社(本社:東京都品川区、 代表取締役社長:高橋飛翔、 以下ナイル)が運営する「Appliv TOPICS」にて、15~69歳男女1,431人を対象に、2024年1月29日~2月5日の期間、オンラインショッピングに関する調査を実施しました。
■アンケート調査結果
「Appliv TOPICS」は15~69歳男女1,431人を対象に、2024年1月29日~2月5日の期間で、オンラインショッピングに関するアンケートを実施しました。
- 1年以内のオンラインショッピング利用率は89.6%
- オンラインショッピングを選ぶ理由1位は「24時間購入できるから」
- 9割近くの人が、オンラインショッピングで時間の無駄を省けると回答
- オンラインでの購入したものTOP3は「衣類・アクセサリー」、「日用品」、「書籍・雑誌」
- オンラインショッピングで最も重視するのは「品質」よりも「価格」
■1年以内のオンラインショッピング利用率は89.6%
10代~60代の男女1,431人に対し、1年以内にオンラインショッピングを利用した経験があるか尋ねると、「利用した(89.6%)」、「利用していない(10.4%)」という結果でした。
回答者全体の9割が、1年以内にインターネットで買い物をした経験があることがわかります。

この結果を年代別で見てみると、年代が上がるにつれて割合はやや高くなっており、利用経験が最も高いのは「60代(93.4%)」でした。
すべての年代で8割を超えていることから、オンラインショッピングが世代問わず普及している状況だと言えるでしょう。

■オンラインショッピングを選ぶ理由1位は「24時間購入できるから」
オンラインショッピングを利用する理由について聞いてみると、最も回答が多かったのは「24時間購入できるから(713人)」で、2位「欲しい商品が近くにないから(539人)」、3位「商品の選択肢が広がるから(505人)」でした。
全体の半数以上が、24時間いつでも購入できる利便性を理由に挙げていることから、店舗の営業時間を気にせず、自分の都合が良いタイミングで買い物できる点に魅力を感じているようです。
他にも、生活圏内では手に入らない商品が欲しい、より多くの選択肢から選びたいというニーズを満たすため、オンラインショッピングが選ばれています。

また、4位「ポイントが貯まる」、5位「通常よりも安い」など、オンラインの方がお得であると考えている人が4割近くなっています。
6位以降には、時間や手間に関する理由が選ばれていることから、商品を選ぶ段階から購入に至るまでのプロセスを効率よく済ませられる手段であることも、オンラインで買い物をする利点になっています。
コストパフォーマンスだけでなく、タイムパフォーマンスを重視する人が多いと考えられそうです。
■9割近くの人が、オンラインショッピングで時間の無駄を省けると回答
オンラインショッピングが時間の節約になっていると思うかを聞いてみると、「とても思う(44.3%)」、「やや思う(41.8%)」となっており、86.1%が時間の無駄を省けていると実感していることが分かりました。
自分の欲しい商品をいつでも探すことができ、希望する場所に届けてくれるため、日々の時間を有効活用できているのではないでしょうか。

■オンラインでの購入したものTOP3は「衣類・アクセサリー」、「日用品」、「書籍・雑誌」
続いて、1年以内にオンラインで購入した商品ジャンルを調査してみました。
その結果、購入した商品TOP3は「衣類・アクセサリー(73.0%)」、次いで「日用品(68.7%)」、「書籍・雑誌(66.6%)」でした。日常生活で利用頻度が高いものがよく購入されているようです。
また、「旅行・宿泊予約」や「チケット」も半数以上の人が購入しており、オンラインサイトを通じての利用が定着していると考えられます。

「スポーツ・アウトドア用品」や「自動車・バイク用品」、「ペット用品」など、必要とする人が限られているものや、商品を実際に手にとって試すなどして検討したいと考えられるアイテムは、他と比較して少ない結果となっています。
■オンラインショッピングで最も重視するのは「品質」よりも「価格」
オンラインで買い物をする際に最も重視するものは何か尋ねてみると、1位は「価格」で43.5%でした。
2位が「品質(17.9%)」、3位が「配送料(7.7%)」となっており、オンラインショッピングでは品質以上に価格が決め手になっている人の方が多いことが分かります。
オンラインで買い物するにあたっては、実店舗との価格を比較する以外にも、他サイトでは幾らなのか、キャンペーンやセールによる割引価格、ポイント還元率など、検討すべきことが多く、重要視されているのではないでしょうか。

年代別で見てみると、「価格」を重視している割合は10代が最も高く53.1%、60代が最も低く33.2%となっています。
また、「品質」を重視する割合が最も高いのは60代、最も少ないのは30代でした。「配送速度」を重視する割合が高いのは20代で、他の世代と比較して2倍近い結果となっています。
オンラインでの買い物に求めるものの優先順位は、年代によってやや異なることが見て取れます。

今回の調査の結果、オンラインショッピングは世代問わず定着しており、欲しいものを効率よく、安く購入できる手段として選ばれている事がわかりました。
■調査概要
調査方法:インターネット調査
調査期間:2024年1月22日〜2月5日
調査委託先:株式会社ジャストシステム
調査対象:全国の15歳~69歳の男女1,431人
出典元:Appliv TOPICS(https://mag.app-liv.jp/archive/149609/)
◇年齢
15~19歳:232人
20~29歳:293人
30~39歳:237人
40~49歳:221人
50~59歳:222人
60~69歳:226人
◇性別
男性:704人
女性:727人
※本アンケート結果は小数点以下任意の桁を四捨五入しています。合計が100%にならない場合があります。