「スマート置き配」を提供する株式会社ライナフ(本社:東京都文京区/代表取締役:滝沢 潔、以下 ライナフ)は、「置き配」のリスク軽減を目指すため、三井住友海上火災保険株式会社(本社:東京都千代田区/取締役社長:舩曵 真一郎)および同100%子会社の三井住友海上エイジェンシー・サービス株式会社(本社:東京都千代田区/代表取締役社長:月本 誠)と「置き配」(盗難リスク補償)提供の協業を開始します。
これにより、商品を取り扱う荷主や配送会社の「置き配」対応が可能となり、利用者の「置き配」に対する不安解消とともに、再配達削減による配送効率の改善を目指します。

【背景】

宅配需要が増加する中、新しい受取方法として「置き配」への期待が高まっていますが、盗難リスクへの懸念から利用を敬遠するケースもありました。

一方で、政府による「置き配」ポイント制度導入などが決定し、「置き配」利用は加速することが見込まれます。

【「置き配」盗難保険について(協業について)】

「置き配」盗難保険は運送会社様を対象とした保険サービスです。

置き配普及の後押しをすべく、運送会社様・荷主様・利用者様が安心して「置き配サービス」の選択ができるよう、「配達後の盗難」に備えた「置き配保険(盗難リスク補償)」(正式商品:動産総合保険 商品付帯契約)の提供を開始します。

置き配した「ECサイトを通じて購入した物品」すべてが補償の対象となります。注文者の指示により置き配後、受取人が荷物を回収する前に盗難事故にあわれた際、受取人に対して購入金額の補償を行います。

これまで、日用品での利用にとどまりがちな置き配利用が、当保険により普及が見込まれ、「2024年の物流問題」である再配達、時間指定、労働時間解決に寄与することができます。

「スマート置き配」を提供するライナフは、さらなる置き配普及を目指します。

【「置き配」の現状について】

「置き配」についてライナフが行ったアンケート調査では(※1)、「置き配導入対応後、置き配を利用したことがあるか」について、約6割が「利用したことがある」と回答したことが分かりました。

「利用したことがない」と答えた回答者の理由としては、「盗難」「紛失」の不安を懸念する声が寄せられていることが判明しました。

一方、大手物流会社のデータ(※2)によると2021年1月から2022年3月の期間において、実際の「盗難」や「紛失」などによる盗難保険の適用率は0.0008%と、10万件に1件未満であることが分かりました。

【ライナフの「スマート置き配」について(https://lp.linough.com/smartokihai)】

ライナフの「スマート置き配」は、オートロックつきマンションにおいて、スマートロック「NinjaEntrance(ニンジャエントランス)」を用いて共用エントランスの鍵をデジタル化することで、受取側があらかじめ指定した場所に、配達員が荷物を届けるサービスです。

【「スマート置き配」の特長】

 「スマート置き配」は、配送パートナーごとに認証された配達員のみが入館できる仕組みになっているため、エントランスの解錠履歴は全て記録されます。マンションオーナー様・管理組合様・管理会社様の「初期費用」、「月額費用」、「工事費用」などは全て無料です。

【ライナフ 代表取締役 滝沢潔コメント】

ECサイトの利⽤は、今後もさらに増加すると⾒込まれます。「スマート置き配」は⼊居者満⾜度向上になる上、再配達という「無駄」を阻⽌することができます。再配達率半減に向けて「置き配」利用者にポイント付与するなど国の後押しも見られます。当社はラストワンマイルの課題解決策として提供を広げてまいります。

三井住友海上火災保険
https://www.ms-ins.com/

三井住友海上エイジェンシー・サービス
https://www.msi-agency.jp/ 

ライナフ
https://linough.com/

※1 ライナフが行った「置き配利用者アンケート_首都圏」2023年4月実施分(n=124人)
※2 セイノーHDグループ会社、株式会社LOCCOによるデータ ※1,2の詳細はいずれも右記URL参照 https://locco.co.jp/news/5753368530124800/
※本プレスリリースに記載の会社名、サービス名は、各社の登録商標です。
※本プレスリリースに掲載されている内容は、発表日現在の情報となります。最新情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

コマースピックLINE公式アカウント

コマースピックメルマガ