GMOインターネットグループのGMOメイクショップ株式会社(代表取締役社長CEO:向畑 憲良、以下、GMOメイクショップ)は、2023年8月31日(木)より、ECサイト構築SaaS「makeshop byGMO」の機能拡張に対応するアプリストア『makeshop apps』(URL:https://apps.makeshop.jp/)を公開いたしました。また、アプリ開発を促進するために、アプリ開発パートナー向けにAPI情報や開発ガイドを提供するサイト『makeshop apps developers』(URL:https://developers.makeshop.jp/)も、同日より一般公開いたしました。
GMOメイクショップは、アプリ開発パートナーとともに2025年末までに100個のアプリ提供を目指し、店舗様が抱える様々な課題を解決できるよう努めてまいります。

- 【『makeshop apps』公開の背景】
EC市場は毎年右肩上がりに成長を続けており、2021年の物販系分野のBtoC-EC市場規模は13兆2,865億円(※1)で、前年比8.61%の増加となりました。市場の拡大に伴い、ECサイトの機能に関するニーズも多様化しています。GMOメイクショップが提供する「makeshop byGMO」は、ご利用ショップ様のEC事業成長をサポートする豊富な基本機能に加え、オプション機能の提供、外部ツールとのAPI連携などにより拡張機能の提供を進めてきました。
しかし、総合ECカートとして、アパレルや食品をはじめとした幅広いジャンルに加え、BtoB販売や定期販売などの様々な販売形式にも対応していることから、利用者から寄せられるご要望も多岐に渡ります。そのご要望により柔軟かつスピーディーに対応するためには、これまで以上に外部の技術と連携を強めることが重要であると考え、2020年より始動した「makeshop byGMO」のリニューアル計画『次世代EC開発プロジェクト』(URL:https://www.makeshop.jp/main/lp/next_ec/)の一環として、アプリプラットフォーム構想を立ち上げました。2023年3月には、開発者向け情報を提供する『makeshop apps developers』を限定公開し、アプリ開発パートナーの募集を進めてきました。そしてこの度、2023年8月31日(木)に『makeshop apps』を公開し、第1弾のアプリ「LEEEP」(※2)をリリースすることとなりました。また『makeshop apps』では、アプリに加えて連携可能なパートナー企業のサービスも展開し、申し込み導線を設置しています。
このように、『makeshop apps』を公開することで、提供形式に関わらず必要な機能を選びやすく導入しやすい環境を整備、「makeshop byGMO」の拡張性を更に高めてまいります。
(※1)経済産業省 商務情報政策局 情報経済課「令和3年度 電子商取引に関する報告書」https://www.meti.go.jp/press/2022/08/20220812005/20220812005-h.pdf
(※2)株式会社REGALIが提供するアプリ。動画・UGC・スタッフ投稿などあらゆるコンテンツをECサイトへ連携し、顧客体験を向上する。(URL:https://apps.makeshop.jp/view/item/000000000043)
■『makeshop apps』イメージ

- 【アプリプラットフォーム構想で実現すること】
■「makeshop byGMO」利用者向け
・『makeshop apps』:「makeshop byGMO」の機能を拡張するアプリやサービスを展開するストア。
・アプリ管理機能 :アプリのインストールやアンインストール、利用料金の決済を行う機能。
■開発パートナー向け
・新API :アプリプラットフォームを通して、「makeshop byGMO」の情報を取得、更新、操作するための新たなAPI。
・テスト環境:新APIとアプリ管理機能を提供し、アプリ開発時のテストを行う環境。
・『makeshop apps developers』:APIリファレンスやアプリ開発のガイド情報を公開するサイト。

- 【今後の展開】
『makeshop apps』をご利用いただくことで、EC事業者が抱えているサイト運営の課題や、実現したい販売方法に応じた、より最適なツールを探していただける環境を提供していきます。また、アプリやサービスを提供するパートナー企業にとっても、自社ツールの販路拡大と認知向上につなげていただけるよう、パートナーとともに、アプリ・サービスの訴求に取り組んでまいります。
今後は、「makeshop byGMO」の拡張性を高めるため、2025年末までにアプリの提供数100個を目標として、一般公開した『makeshop apps developers』においてAPI情報や開発ガイドを広く発信していきます。APIや技術サポートの拡充を進めることでパートナー募集を強化し、オープンプラットフォーム化をさらに加速させてまいります。
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