PR実績43万件のインフルエンサーマーケティングプラットフォーム『toridori marketing/toridori base(トリドリマーケティング/トリドリベース)』やインフルエンサータイアップ広告『toridori promotion』を運営する株式会社トリドリ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:中山貴之、以下toridori)は、韓国初の企業向けSaaS型ライブコマースソリューション『Grip cloud(グリップクラウド)』を提供する韓国企業・Grip Company Co.,Ltd(本社:韓国ソウル市、代表取締役 : キム・ハンナ、以下Grip Company)と業務提携契約を締結いたしました。

今後、2社は協働で、日本国内の通販事業者の皆様、そして日本進出を目指す韓国企業の皆様に対して、Grip Companyのソリューションを活用した"ライブコマースのノウハウ”およびtoridoriが培ってきた”インフルエンサーマーケティングのノウハウ”を提供してまいります。
2社の提携を通し、日本でのライブコマース市場の拡大と韓国企業の日本進出を全面的にサポートしていきますのでご期待ください!
- 本提携の概要
・toridoriのインフルエンサーネットワークとGrip Companyのサービス『Grip Cloud』を活用したライブコマース配信企画の展開
・日本のライブコマース普及拡大に向けたGrip Company・toridori両社での共同マーケティング・営業
- 本提携の背景

【世界拡大するライブコマース市場規模】
ライブコマース市場は、世界の各国で年々拡大しております。
特に、世界最大規模である中国ライブコマース市場は2021年では1兆2012億元(約24兆円)に急拡大し、2023年には1兆6594億元(約33兆円)の市場規模にまで成長すると考えられています※1。
アメリカなど欧米諸国でも活況になりつつあり、世界的に注目されている市場の一つです。
(※1:iiMedia Research(艾媒咨询) 「2022-2023年中国直播电商行业运行大数据分析及趋势研究报告(2022年6月)」(https://www.iimedia.cn/c400/86233.html)より)
【日本のライブコマース市場の現状と課題】
日本は、Eコマースの市場規模において2019年時点で世界第4位を誇る、Eコマースの大きな市場を持つ国です※2。しかし、ライブコマースの普及に関しては、認知は31.9%、視聴経験者は3.9%※3にとどまり、世界に後れを取っている状態です。この状況の理由としては、下記の3つの課題があると考えられます。
・スムーズに決済可能なライブコマース特化型プラットフォームの不足
・商品と消費者をつなぐライブならではの企画や構成の知見不足
・商品紹介力に信頼を集めるライブで販売を行う配信者の育成ができる体制の不足
一方、ライブコマース視聴経験者の中での熱量は高く、実際に商品を購入したことがある人は54.8%と過半数を上回ります。
また、非利用者のうち利用意向者は全体の19.1%。現利用者(3.9%)に比べると利用意向者が5倍近くの数となり、さまざまな課題は有れど、日本における今後のライブコマース市場拡大に向けたポテンシャルはある状態です※3。
(※2:「令和2年度 電子商取引に関する市場調査 報告書(https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/statistics/outlook/210730_new_hokokusho.pdf)」P102(経済産業省))
(※3:「gooリサーチ」調べ:出典「NTTコム リサーチ(旧gooリサーチ)」(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000312.000006600.html))
【韓国のライブコマース市場とGripCompany】
Eコマース市場規模では日本に次ぐ世界5位※1の韓国では、ライブコマース市場は年々成長しており、2023年には10兆ウォン(約1兆1000億円)規模まで拡大すると予想されています※4。
韓国初・そして韓国を代表するライブコマースプラットフォーム『Grip』は、コロナ禍の最中も売上高は毎年2~300%ずつ成長し、2022年12月時点で、累計取扱額は3,100億ウォン(約342億円)、MAU(月間ユーザー数)は170万人に達しました。※5
(※4: 韓国・教保証券「livecommerce report」2020年11月)
(※5:2022年12月時点のGrip Company発表(https://www.linkedin.com/feed/update/urn:li:activity:7014093009944276992)より)
上記の通り、世界中、そして韓国でもライブコマース市場はEコマース市場において無視できないほどの大きな存在感に成長しています。
toridoriでは、日本におけるライブコマース市場のポテンシャルは大きいと考えております。そして今回、韓国のライブコマース市場を牽引してきたGrip Companyと共に、日本ライブコマース市場をリードしていきたいと考え、本提携を決定いたしました。
- 本提携で目指すもの
企業向けSaaS型ライブコマース・ショート動画ソリューション 『Grip cloud』を運営するGrip ompanyは、韓国の有名百貨店や大手小売企業を含め、30社余りとパートナーシップを結び、急成長している企業です。
Grip Companyは、韓国で蓄積した膨大なデータとノウハウに基づき、日本ユーザー向けのライブコマースでも、開始5分で1万個を販売、1時間で1億円の売上を達成するなど、大きな結果を出し始めています。(いずれもQoo10プラットフォームでの実績)
そしてtoridoriは、日本において、幅広い企業・商材に向けたインフルエンサーマーケティング市場を常に牽引し続けてきました。多様なインフルエンサーと企業のマッチングが可能なプラットフォーム『toridori marketing/toridori base(トリドリマーケティング/トリドリベース)』やインフルエンサータイアップ広告『toridori promotion』を運営しており 、PR実績は43万件を突破しております。
今後、2社は協働で、日本国内の通販事業者の皆様、そして日本進出を目指す韓国企業の皆様に対して、Grip Companyのソリューションを活用した"ライブコマースのノウハウ”およびtoridoriが培ってきた”インフルエンサーマーケティングのノウハウ”を提供してまいります。今回の業務提携を通じ、両社で下記の価値提供の実現を目指します。
【対EC事業者の皆さま】購買効果につながるライブコマースの実施
【対インフルエンサー】自らの影響力を用いた新しいマネタイズ、ファンとの接点創出
【対消費者】自分にあった最適な商品の出会いと楽しい購入体験

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