手軽に中国越境ECを実現!?アクセスジャパンが少ない手間で売上を伸ばした方法とは
手軽に中国越境ECを実現
インタビューの概要

株式会社アクセスジャパン(以下、アクセスジャパン)は海外から仕入れたブランドアイテムを日本国内のECモールで販売しています。2022年11月から、新たに中国のZ世代向けショッピングアプリ「POIZON」で販売を開始しました。今回はアクセスジャパンの中村 英介さんとPOIZONジャパンの庄 戦穎(ショウ センエイ)さんに中国越境ECを始めたきっかけと、始めてからの印象など運用について伺いました。

POIZONで販売を開始するきっかけ

――まず、アクセスジャパンさんがどのような事業を行っているか教えていただけますか。

中村さん:弊社はアパレルやカバンなどファッションアイテムの輸入・企画・販売を行っています。いわゆるラグジュアリーブランドを並行輸入で仕入れ、日本国内のオンライン販売プラットフォームで販売しています。

アクセスジャパンの取扱い商品:カバン

――中国への販売には元々興味をお持ちだったのでしょうか。

中村さん:国内の人口が減っていく中で、海外進出や越境ECを検討する企業は増えているかと思います。弊社も例に漏れず興味はあるものの、海外から日本に仕入れた商品を、また別の国で販売しても利益が取れないのではないかと、あまり詳しく調べずに早合点していたんです。また、基本的に仕入れの際は先進国との取引が中心であるため、中国をはじめアジアの国と取引をすることに不安を感じていました。

――そんなアクセスジャパンさんが中国越境ECを始めるに至った経緯を教えていただけますか。

中村さん:きっかけは庄さんからの営業メールです。

庄さん:アクセスジャパン様の販売している商品を拝見し、POIZONで大きく売上を伸ばせるポテンシャルを感じたのです。2022年8月に初めて連絡をしてから、3ヶ月に渡って運用方法や売上の見込みをお伝えして、11月にアカウントを開設いただきました。

アクセスジャパンを担当するPOIZONの庄さん
POIZONの庄さん

中村さん:初めてご連絡いただいたときは正直怪しいと思いました。「POIZON」ってスペルは違いますが、毒を意味する「poison」と同じ発音ですし、商品が売れても売上が回収できなかったらどうしようと、当時は不安な気持ちだったことを覚えています。

アカウントの開設に至るまでは庄さんに何度も説明していただきました。運用に際してほとんど弊社では手間がかからないこと、弊社の商品で十分な利益が見込めること、そして庄さんの真摯な提案と熱意が最終的な決め手となってPOIZONでの販売をスタートすることになります。

実際にPOIZONのアプリをダウンロードして、自社で扱っているブランドがどれぐらいの金額で販売されているのかを確認し、庄さんの話が確かであると感じたのも決め手の一つです。

海外販売の不安を一掃するPOIZONの運用サポート

――越境販売となるとどうしても手間がかかる印象ですが、そのあたりは問題なく運用できたのでしょうか。

庄さん:国際配送や関税、返品対応など越境ECを行う上で発生する手間になりがちな作業をセラー様は行う必要がありません。注文が入った商品をPOIZONの日本倉庫に発送いただくだけで完了です。それ以降はPOIZON側で商品の鑑定から梱包、中国にいるユーザーの手元に届くまで責任を持って対応しております。

中村さん:EC事業は今の人員で既にフル稼働の状態だったため、新しい売り場で販売を始めるのは正直難しいと思っていました。さらに越境販売となると、通常はさまざまな手続きが必要となりますが、POIZONではその手間が一切不要なのです。

庄さん:商品の出品作業は品番と販売価格をご入力いただくだけで、商品画像の撮影や説明文の作成は必要ありません。アクセスジャパン様の場合は、出品に伴う手間まで減らせるよう、POIZONが商品を仕入れて販売しています。

事業者が少ない手間でオペレーションできるPOIZON
オペレーションのほとんどをPOIZONが行うため事業者の手間は少ない

委託販売で手間を掛けずに販路を展開

――POIZONが仕入れて販売しているとは、どういうことなのでしょうか?より詳細に教えていただけますか。

中村さん:POIZONではセラー自ら出品作業を行って販売することももちろん可能です。自社でやるのがおそらく最も利益が取れるかとは思いますが、弊社ではPOIZON側と話し合い、後払いという形で商品を卸して販売しています。いわゆる委託販売というビジネスモデルを取ったのです。

庄さん:セラー様の視点ですと卸販売をしているのと大きな違いはありません。この場合、POIZONに出品して売れたときに発生する手数料はかからない仕組みになっています。仕入価格にいくらか上乗せしてPOIZONで販売するため、仕組みが非常にシンプルで、誰も損しない仕組みになっているのです。

――なるほど!セラーがユーザーに直接販売するだけでなく、ポテンシャルのある商品を取り扱っていればPOIZON側で買い取りも行ってもらえるというわけですね。販売を開始してからの状況についてはいかがでしょうか。

中村さん:アカウント開設の翌日に商品が売れたので、初動の速さには驚かされました。その後もあまり手を掛けなくても、継続的に注文が入っています。今までに販売していた日本国内のECモールでは、まず集客をすることに苦労したことを思い出して、ここまで手間を掛けずに展開できる販路があったならもっと早く知りたかったです。

庄さん:POIZONには月間で1億人を超える中国のZ世代ユーザーが訪問しています。ブランドアイテムを確かな鑑定力で安心して購入いただけるため、ユーザーからの非常にご期待いただいていますが、その需要に対して商品の供給が追いついていない状況です。アクセスジャパン様のようにたくさんのSKUをお持ちのセラー様は売上を伸ばしやすいかと思います。

アクセスジャパンの取扱い商品:CELINEのカバン

POIZONに期待することは?

――今のところ良いところしか見当たらないPOIZONですが、販売を開始してから不満に思うような点はなかったですか?

中村さん:販売を開始してからは、ユーザーが信頼をおいている鑑定がセラーにとって足かせになっていることに気づきました。POIZONが鑑定に対応できていないブランドやSKUについては出品ができません。出品可能なアイテムは日々増えていますが、まだまだ販売したいアイテムはたくさんあるので、鑑定可能なアイテム数の拡大に期待しています。

庄さん:POIZONユーザーが安心してお買い物できるために、鑑定は何よりも力を入れているポイントです。鑑定できないアイテムがあることでセラーの皆様にはご迷惑をおかけしている点は大変申し訳なく思っております。

現在進行形でPOIZONの鑑定士を日本に派遣し、鑑定できるアイテムのバリエーションをどんどん増やしています。逆に、日本で鑑定している方が中国に滞在して鑑定の勉強をすることもあり、鑑定の幅を広げるためのアクションを増やしているところです。

――最後に、アクセスジャパンさんが今後POIZONをどのように活用していこうとお考えか教えていただけますか。

中村さん:まだアカウントを開設して半年足らずですが、ここまで手間を掛けずに売上を立てられるとは思ってもいませんでした。立ち上げ当初に抱いていた不信感からスモールスタートだったこともあり、まだまだ出品できる商品があるため取扱量を増やしていきたいです。

いざ始めてみると想定した以上にスムーズに運用できたため、あまり不満はないのですが、弊社が売上を伸ばすためにもPOIZONさんには鑑定の幅を広げていただき、一緒にPOIZONジャパンを盛り上げていければと思っています。

アクセスジャパンの取扱い商品:Chloeのカバン

インタビューを通して:商品の相性が良ければ始めない理由がないPOIZON

ブランドアイテムを取り扱っている事業者様においてはまずは問い合わせをしてみることをオススメしています。月間1億人以上のユーザーがブランドアイテムを求めて訪れるPOIZONは固定費がかからず、売れるごとに費用が発生する完全成果報酬制です。購入意欲の高い中国Z世代を対象に販売できるにも関わらず、関税や物流などの越境ECにありがちな手間が一切かかりません。

今回お話を伺ったアクセスジャパンさんは半信半疑で販売を開始し、アカウント開設から半年ほどで徐々に売上を伸ばしています。本当に入金されるかどうか、商品だけ取られてしまうのではないかと、不安になる事業者様もいらっしゃるとPOIZONのセールスの方がおっしゃっていましたが、初期費用がかからないため、リスクを最小限に抑える形でまずは数商品からでも試してみるのが良いのではないかと思います。

POIZONの仕組みについては過去の記事で紹介しているのでぜひそちらも合わせてご覧ください。

▼POIZONへの問い合わせはこちら
info.jp@poizon.com

▼POIZONホームページ
https://www.poizon.com/ 【英語】
https://www.poizon.com/?lang=ja 【日本語】

▼POIZONのサービス資料
https://www.commercepick.com/archives/24706

▼POIZONアプリのダウンロード
App Store
Google Play

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