
2023年3月15日に楽天市場において商品ページのUIが変更されたのはご存知の方も多いと思います。
この記事の目次
楽天市場商品ページのUI変更前と変更後

変更前:商品の【種類を選択】ボタン(画像内2番ボタン)を押してからバリエーションを選択する必要がありました。
変更後(3/15以降):商品ページでバリエーションが選択できるようになります。
たったのボタン1回押すだけのことですが、この1手間が減っただけで、圧倒的にUIが進化して使いやすく感じますね。
オリジナルの商品メイン画像が自動でSKU画像に!?
メイン画像がSKU画像に切り替わる条件
ただ、店舗側の視点で考えると、思わぬ落とし穴があったことが発覚したのです。
- 項目選択肢別在庫を設定している場合
- 残り在庫が1SKUしかない場合
- なるべくRMS内での空欄をなくしたほうが良いと、SKU画像を登録している場合
上記3の条件が揃った場合、残念なことが起こります。
それは、、、
楽天市場内の検索結果で、商品メイン画像ではなく、SKU画像が表示されてしまうのです!!

画像のアシックスのアンダーシャツの例を見てみましょう。
残り在庫が黒のM(1SKU)になったとき、アシックスのロゴの入ったメイン画像ではなく、登録してあるSKU画像が表示されてしまいます。
SKU画像を登録している、恐らくほとんどの店舗が、白抜き画像を登録しているのではないでしょうか。
今回のケースでいくと、モデル着用、右上にアシックスのロゴの入ったメイン画像(記事内上部の画像)が、黒いアンダーシャツの白抜き画像に自動で置き換わってしまいます。
※RMSコールセンター確認済。
画像が切り替わることにより懸念される弊害は?
アシックスのアンダーシャツの指名買いのお客様相手なら問題なさそうですが、アンダーシャツと検索して広く商品を探しているお客様にはブランドの訴求が弱くなってしまいます。
文字入れ20%ルールに則って、メイン画像内で機能を謳って差別化しているような商品が自動でSKU画像に差し替わってしまうと、転換率が大きく下がることが懸念されるでしょう。
対策として、残り1SKUになった場合は、そのSKU画像をメイン画像に差し替える、という手もありますが、それを多くのSKUで頻繁に行っていると、どのSKUに、正しいSKU画像が入力されているのか、管理、把握がものすごく大変になりそうです。
楽天にはUIばかりに気を取られず、店舗側の視点も持ったUI/UXの変更をお願いしたいものです。
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