ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」(https://www.satofull.jp/)を運営する株式会社さとふる(本社:東京都中央区、代表取締役社長:藤井 宏明)は、20代以上9,343人を対象に、ふるさと納税の利用実態に関するアンケート調査を2023年2月10日~2月20日に実施しました。
調査結果の概要は以下のとおりです。
- 4割以上がお礼品選びに物価上昇の影響があったと回答。およそ6人に1人が雑貨・日用品のお礼品を申し込んでいる。(Q1~Q3)
・お礼品選びにあたり、42.4%が物価上昇の影響があったと回答しています。そのうち9割以上が「今後も普段使いの食材や日用品を選択したいと思う(90.7%)」と回答し、ふるさと納税においても物価上昇の影響が見られ、今後も継続することがうかがえます。
・人気のお礼品のジャンルは例年通り食料品が上位を占めていますが、およそ6人に1人(15.2%)が「雑貨・日用品」を選んでおり、価格が高騰しているトイレットペーパーなどの常備品をふるさと納税で入手していることが分かりました。
・「菓子・スイーツ(19.0%)」、「酒・アルコール(14.3%)」といった日常的な嗜好品が、日用品と同様にふるさと納税で入手されていることが分かりました。
- 「訳あり」のお礼品が人気の傾向にあり、3割以上が「訳あり」お礼品を申し込んだことがあると回答。そのうち7割以上が2022年に申し込んでいる。(Q4、Q5)
・生産製造の過程で発生する「欠けや割れ」「規格外」などの「訳あり」お礼品を申し込んだことがあるか尋ねたところ、34.0%が「申し込んだことがある」と回答しています。そのうち、申し込んだ年として最も多かったのが2022年(71.3%)で、2020年(18.6%)と比べると約4倍となり、3年間で急増していることが分かりました。「訳あり」お礼品は通常よりも内容量を増量しているものや寄付額が低くなっているものも多く、物価高騰により選ぶ人が増えたことや、近年のフードロスに対する意識の高まりが背景にあると考えられます。
- ふるさと納税を通じ、過半数がファンになった地域があると回答。旅行したいと思う地域ができたという回答は約5割。(Q6、Q7)
・ふるさと納税を通じ、ファンになった地域があるという回答は55.4%と過半数を占め、旅行したいと思う地域ができたという回答は48.1%と約5割を占めています。2022年10月に実施した自治体向けアンケート(※1)では、ふるさと納税寄付者に求めることとして、63.2%が「地域への訪問」と回答しており、地域の期待に寄与していることが分かります。
株式会社さとふるは、今後も地域の生産者や自治体の声を聞き、地域に寄り添いながら、さまざまな取り組みを通じて地域の課題解決や地域活性化を推進します。
■調査内容の詳細
Q1. お礼品選びに物価上昇の影響はありましたか?

Q2. (Q1で「はい」と回答した方へ)今後もふるさと納税のお礼品として「普段使いの食材や日用品」を選択したいと思いますか?

Q3. 2022年のふるさと納税で選んだお礼品のジャンルを教えてください。(複数回答可)

Q4. これまで「訳あり」お礼品を申し込んだことはありますか?

Q5.(Q4で「はい」と回答した方へ)「訳あり」お礼品を申し込んだ年を教えてください。(複数回答可)

Q6. ふるさと納税を通じ、ファンになった地域はありますか?

Q7. ふるさと納税を通じ、旅行したいと思う地域はできましたか?

* 円グラフは小数点第二位を四捨五入しているため、構成比の合計が100%にならない場合があります。
※1 調査期間:2022年10月19日~10月31日
2022年 自治体・事業者アンケート(https://www.satofull.jp/static/research/2022_municipality_research.php)より
■調査概要
実施期間:2023年2月10日~2月20日
手法:インターネット調査
実施機関:株式会社さとふる
対象:20代以上9,343人
※「さとふる」を利用したことがない人、ふるさと納税未経験者を含む
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