アパレルに最適な話題の購買体験、「Try before you buy」とは?Shopifyアプリもご紹介

コマースピック読者の皆様、はじめまして。株式会社har 代表の川村と申します。

弊社はEC事業者様が、”Try before you buy” という試着のシステムを簡単に導入できる「har try (ハルトライ)」というサービスを運営しています。

今回はECサイト上でお客様の購買体験をより充実させる ” Try before you buy” についてお話させていただきます。

ECサイト上の課題

”Try before you buy” についてお話をする前に、まずはオンラインショッピングの課題についてお話いたします。

2020年よりコロナ禍の外出制限の影響からおうち時間が注目されたことをきっかけとして、近年オンラインショッピングの利用が増加傾向にあります。店舗に足を運ぶ必要がなく、欲しい商品が自宅にいながら翌日には届いて使用することできる現在のオンラインショッピングは大変便利です。

しかし、店舗での購買体験と大きく異なる点があります。それは実際に商品を手に取って見ることができないことです。お客様はECサイト上のイメージ画像か動画、商品の説明文や素材表記を見て、実物を想像することしかできません。そのため、思っていたものとイメージの違う商品が届いてしまった、サイズが合わなかった、などのミスマッチが生じてしまいます。

Try before you buy とは?

”Try before you buy” というフレーズには馴染みがない方も多いかもしれません。直訳すると”買う前に試してみる”という意味で、簡単に言うと”試着”のことです。実際に購入する前に、決済が落ちない状態で商品が自宅に届き、手に取って商品を見ることがこのシステムの大きな特徴です。届いた商品がイメージ通りであれば決済処理が進み、イメージやサイズが異なった場合は返品に進みます。

”Try before you buy”による、自宅での試着はお客様へより充実した購買体験を提供します。また、実際に手に取って納得感を得られることなどから、売り上げの向上や顧客あたりの注文額の増加へも寄与することがわかっています。

Try Before you buy のメリット

”Try before you buy“ のシステムには3点のメリットがあります。

1、新規顧客の確保

アパレルECのCVRは平均は1%といわれています。購入に至らなかった要因に「買うか迷ってやめた」があげられますが、”Try before you buy” は買うか否かを迷っている方に「まずは商品を手にとって試してみてください」と訴求できることで、CVRを大幅に引き上げることが可能です。

実際に、新しいブランドの商品を買う際、ユーザーはサイズ感や質感、着心地が分わからないことに不安を感じています。こういった面で、お試し購入システムが導入されていれば、新しいお客様も安心して商品の購入を検討できるでしょう。

2、リピーターの増加(F2転換率やLTVの向上)

”Try before you buy"はF2転換率とLTV向上にも貢献します。F2転換率とは初めて商品を購入した顧客のうち、2回目の購入につながったお客様の割合を示す指標です。

LTVとは、あるお客様が一生のうちに自社製品をどれくらい購入してくれたのかを表す指標です。

試着が可能なブランドはお客様に安心感や納得感を提供します。そしてその安心感・納得感からお客様の満足感は上昇します。新規のお客様にとって購買体験の満足度は、2回目の購入に影響を与えるのです。これにより転換率は向上すると言われています。また、2回目の購入から、継続して購入して下さる可能性も上がります。これによりLTVも向上すると考えられます。

3、他社との差別化

商品を購入する際に、実際に手に取ることができる場合と、オンラインで情報閲覧のみができる場合、お客様はどちらにより惹きつけられると思いますか?

実際に手に取って試着することで自分に似合うのか、イメージと相違がないかの確認ができ、大きな安心感が生まれます。また実際に手に取っていただくことで、画面上では同じように見える他社製品との違いを感じてもらうことができ、自社製品の良さを体験してもらうことができます。

以上のような様々なメリットから、”Try before you buy” はお客様により充実した購買体験を提供します。

実際の事例(Amazon)

誰もが知るAmazonではこの ” Try before you buy” のシステムが既に導入されています。Amazonが提供する”Prime Try Before You Buy” はプライム会員限定の試着サービスです。商品が届いてから7日間、購入するか否かを悩むことができます。また、配送料、返送料は無料なので安心して試着に進むことができます。

導入における課題

お客様にとっても便利で、お店にとってもメリットの大きい”Try before you buy” のシステムですが、商品の発送から返品、お客様とのやり取りなど多くのステップがあります。そのため、これまではECサイトの運営側には多くの手間とコストがかかることがハードルとなっていました。

har try で簡単に”Try before you buy”が導入できる

har try で簡単に”Try before you buy”が導入できる

ここまで ”Try before you buy” の仕組みとそのメリットについて説明してきました。オンラインショッピングの需要が増えている中、店頭での購買体験を同じようにオンラインでも提供することの重要性が高まっています。

har try(ハルトライ)によって手軽にTry before you buy のシステムを導入できます。商品の発送状況や試着状況、購入か返品かなどの情報を一括で管理しているため、手間とコストを大幅に削減が可能です。

導入方法はShopify にてアプリをダウンロードするだけです。

har try は価値交換の不自由・不平等を無くし、より充実した購買体験をお客様にご提供することを目指しています。この記事をきっかけにして、多くのEC事業者様がお試し購入にご興味を持ってくれると嬉しく思います。

har try ならお役に立てるかも知れません。
ぜひお気軽に、ご連絡ください。

▼お問い合わせはこちら:https://lp.hartry.jp/

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