国内最大級のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を企画・運営する株式会社トラストバンク(本社:東京都渋谷区、代表取締役:川村憲一、以下「トラストバンク」)は本日11月14日、20歳~60歳以上でふるさと納税をしたことがある全国の1102人を対象とした「ふるさと納税に関する意識調査2022」の結果を発表しました。
今回の調査では、寄付金を使って最も解決してほしいと感じている課題は「教育・子育て」であることが明らかになったほか、ふるさと納税経験者の約8割は日本の地域課題に関心があることが分かりました。また、20代の半数以上が、自治体の取り組み支援や災害支援などお礼の品を受け取らない形のふるさと納税の利用経験があることが分かりました。
本調査は、地域の新たな可能性を発掘し、持続可能な社会づくりに貢献する「トラストバンク地域創生ラボ」による第4回調査です。
【 結果のポイント 】
- ふるさと納税を利用した理由は、多い順に「お礼の品がもらえるから」「住民税が控除されるから」「税金の使い方を自分で選べるから」。お礼の品を選ぶ基準は多い順に「地域の良質な特産品をお取り寄せしたい」「普段より贅沢したい」「日常使いしたい」。
- ふるさと納税経験者のうち、約7割が日本の地域課題に関心があると回答。また、約8割はお礼の品をもらうことが地域の中小事業者・生産者の応援につながっていることを知っていると答えた。寄付先を選ぶ際に中小事業者・生産者への応援を意識しているのは77%。
- 寄付金による解決を期待する課題テーマでは「教育・子育て」(35.5%)が最も回答を集めた。年代別で見ると、30代では45.9%が「教育・子育て」の解決を期待するとした一方、50代の最多は「医療・福祉・介護」(42.0%)。身近なテーマへの課題意識が反映されたとみられる。
- 課題解決型のクラウドファンディングや災害支援など、お礼の品を選ばずに寄付金だけを送る形のふるさと納税については26.8%が利用経験ありと回答。年代差が大きく、20代は半数以上が「ある」と回答したのに対し、50代では8.7%にとどまり、若い世代を中心に広まっていることが判明。きっかけを尋ねると、多い順に「自治体の特定の課題・取り組みに共感した」「災害支援のため」「生まれ育ったふるさとの財政支援のため」などが回答を集めた。
【調査名: 「ふるさと納税に関する意識調査2022」】(トラストバンク地域創生ラボ調査)
方法: インターネット調査/期間:2022年10月24日~10月26日
対象: 全国に住む20歳~60歳以上のふるさと納税経験がある1102名
- 1) ふるさと納税を利用する理由は「お礼の品がもらえるから」「住民税が控除されるから」が上位


- 2) 日本の地域課題への関心は「ある」が71.7%、制度の趣旨への認知がある人も7割弱


- 3) ふるさと納税をする際に、地域の事業者・生産者への応援を意識している人は77%



- 4) 寄付金での解決を期待する課題は「教育・子育て」が最多、世代間の違いも明らかに


- 5) お礼の品をもらわない寄付経験者は3割弱。20代の半分以上で経験があるなど世代間差大きく


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