アイランド株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:粟飯原理咲)は、約3万人のフーディスト(料理系インフルエンサー/クリエイター)が参加する日本最大級の料理インフルエンサーネットワーク「フーディストサービス (https://foodist-service.jp/) 」の運営メディアである、料理インスタグラマーコミュニティ「フーディーテーブル (https://foodietable.jp/)」にて、Instagramを活用した商品や食品関連の購買に関するアンケート調査をまとめました。

  • 【調査結果サマリー】

<Instagram×商品購入>
・約9割がInstagramをきっかけに商品購入の経験あり
・購入経験がある商品ジャンルの最多は「食品・調味料」が9割
・食品関連の商品を購入するきっかけは料理やレシピの閲覧が半数以上
・食品関連の商品購入20回以上は7%

<Instagramストーリーズ×商品購入>
・ストーリーズでのリンク機能、2割は頻繁にクリック
・ストーリーズのリンク経由での商品購入、1回以上は3割超え

  • 【総括:フーディーテーブルプロデューサー:大田祥子】

「インスタ映え」が流行語大賞に選ばれた2017年当時は、とにかくビジュアル重視の写真をシェアする場と認識されていたInstagramですが、ここ数年ですっかり「役立つ情報を共有しあう場」となりました。
料理分野でもレシピ紹介やHow Toなど「実用系」のものが好まれ、特にカルーセル(複数枚投稿)やリール(ショート動画)は情報が濃く、エンゲージメントが高い傾向にあります。料理ジャンルに特化したアカウントはもちろん、最近は、普段エクササイズ系の発信を行っている方が紹介するレシピにも人気があります。
もともとInstagramはユーザー同士のコミュニケーションが活発で、良好な関係が情報の信憑性につながる土壌がありますが、その中でも特に「食」は日常の中にあるため、購買行動に繋がりやすいことが調査結果から読み取れます。
現状は「Instagram上で認知拡大し、実店舗やECで購入する」か「ストーリーズから外部リンクを活用して購入サイトに遷移させる」というスタイルが多いように感じますが、今後はInstagramのショッピンク機能との連携もより強まっていくのではないでしょうか。

  • 【調査結果】

(1)Instagramをきっかけにした商品購入経験 (購入方法は問わない)

Instagramをきっかけにした商品購入は約9割にもなり、商品購買への効果は大きいと考えられます。

(2)Instagramでの購入経験がある商品ジャンル

Instagramをきっかけにした商品購入のジャンルについては、「食品・調味料」93%、「食器」57%、「調理器具や調理家電」43%となっています。

(3)Instagramで食関連の商品(食品、調味料、食器、調理器具、調理家電、 ミールキット、お取り寄せグルメ )について、購入のきっかけや理由


食関連の商品に限定し、商品を購入するきっかけについては、その商品を使った料理やレシピの投稿に影響があるようです。

(4)Instagramで食関連の商品(食品、調味料、食器、調理器具、調理家電、 ミールキット、お取り寄せグルメ )について購入回数 (購入方法は問わない)


同じく食関連の商品に限定した場合、これまでの購入回数は1〜5回以下が4割となり、20回以上は7%となりました。

(5)ストーリーズの外部リンクへのクリック率

ストーリーズのリンク先へ飛ぶことについては、21%が「よくある」、65%が「ときどきある」と回答しています。

(6)ストーリーズ経由の商品購入の回数

ストーリーズ経由での商品購入は未経験(65%)が多い結果になっています。

■アンケート概要
調査方法 :フーディーテーブルユーザー向けに実施
回答者詳細:・性別 男性4% 女性95% 回答しない1%
      ・年代 20代5% 30代20% 40代40% 50代30% 60代以上4%
有効回答 :462名※設問により回答数が異なります
実施期間 :2022年6月1日~6月30日

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