ウェブインバウンド・越境EC支援を行う「WorldShopping BIZ(ワールドショッピングビズ)」を展開する株式会社ジグザグ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:仲里一義、以下「ジグザグ」)は、2021年10月22日付けで輸出酒類卸売業免許を取得したことをお知らせします。
これに伴い、岩手県の酒造メーカー世嬉の一(せきのいち)酒造株式会社が運営する『世嬉の一』にJavaScriptタグ1行で越境EC対応を実現するサービス『WorldShopping BIZ』を2021年12月より導入いたしました。

- WorldShoppingBIZ:酒類取扱の背景
国税庁の統計によると、酒類の課税移出数量(国内出荷数量)は平成11年度の1,017 万KLをピークとして減少してきています。
国内消費が落ち込む中、全国1,691 の蔵元が所属する日本酒業界最大の団体である日本酒造組合中央会が発表した清酒輸出総額では、過去最高の輸出金額を達成。2020年度(1~12 月)の時点で総額約241億円(昨対比103.1%)と金額ベースで年々成長を見せています。
新型コロナウイルス感染症の影響による社会環境の変化もあり、飲食店や地域内需要が中心となっていた酒類メーカーの一助となるべく、海外への展開を販路拡大の一手として「WorldShopping BIZ」にて越境EC支援を行うことを決めました。
- 世嬉の一(せきのいち)酒造、WorldShoppingBIZ導入:概要
岩手県の世嬉の一(せきのいち)酒造株式会社は、蔵元直販として運営する『世嬉の一(https://www.sekinoichi.com/)』において、海外販売(越境EC)対応のパートナーとして、多言語対応、海外決済、海外配送を一気通貫で行うジグザグの「WorldShopping BIZ」を採用。
これにより、JavaScriptタグを1行追加するだけで、特別な開発や運営オペレーションの変更を一切伴わずに、海外販売対応が実現します。
- 世嬉の一(せきのいち)酒造
大正7年(1918年)創業、岩手県一関市の老舗の造り酒屋。「世の人々が嬉しくなる一番の酒造りを目指すように」ということで皇族閑院の宮様に「世嬉の一」と命名される。
1995年にいわて蔵ビールブランドを立ち上げ、ビール醸造に進出。モンドセレクション金賞を日本のクラフトビール業界で初めて受賞、その後常に新しいスタイルのビール醸造にチャレンジし、2016年には日本スタイルのビールとして山椒を使用したビール「ジャパニーズハーブエール山椒」が「世界に伝えたい日本のクラフトビール」でグランプリ受賞。
また、三陸の牡蠣を使用した黒ビール「三陸広田湾産牡蠣のスタウト」はビールの世界大会ワールド・ビア・カップで受賞など、数々のビールが世界で評価されています。
URL:https://www.sekinoichi.com/

- WorldShopping BIZ:酒類取扱概要
1、対象となる販売事業者
以下の免許をお持ちのECサイト
・全酒類 卸売業免許
・ビール 卸売業免許
・洋酒 卸売業免許
・輸入酒類 卸売業免許
・自己商標酒類 卸売業免許
・特殊酒類 卸売業免許
2、Worldshopping BIZ で対応できるお酒のECサイト
取扱いアルコール度数
・24度以下(一部商品のみが該当する場合も、商品別に販売可否設定が可能です。)
3、配送可能国(順次拡大予定)
・台湾
・香港
・シンガポール
・タイ
・韓国
・ベトナム
・マレーシア
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