ZenGroup、国際航空貨物委員会による越境EC物流センター視察を実施―小口貨物の安全管理体制を評価

越境ECサービスを総合的に提供するZenGroup株式会社(本社:大阪府大阪市)が運営する物流拠点を、国際航空貨物航空会社委員会 大阪地区部会(BIAC/OSA)のメンバーが訪問し、視察を行ったことが明らかになりました。本視察は、越境EC市場の成長を背景として、航空貨物業界において注目が集まっている小口貨物の物流プロセスや、安全な航空輸送を実現するための取り組みについて理解を深めることを目的として実施されたとのことです。ZenGroupの物流拠点では、商品の受け入れから検品作業、保管・管理業務、梱包作業、そして海外への出荷に至るまでの物流オペレーション全体が紹介されました。
背景:越境ECの成長による航空貨物需要の変化
国境を超えた商品の購入が世界規模で拡大しています。DHLが2026年に公表した「2026 E-Commerce Trends Report」によれば、オンラインで商品を購入する消費者の70%が海外のサイトから商品を購入した経験を持っており、前年の調査における60%から10ポイント増加したということです。
このような越境EC市場の拡大は、航空貨物市場にも大きな影響を及ぼしています。国際航空運送協会(IATA)の発表によると、2025年における世界の航空貨物需要は前年比で3.4%増加し、過去最高の記録を達成しました。IATAは、この成長を支えた主要な要因の一つとして越境ECの安定した需要を挙げています。
消費者向けの越境EC(BtoC)においては、サイズや形状、配送先がそれぞれ異なる多様な小口貨物を、世界中の消費者へ個別に配送する必要があります。航空貨物業界においても、このような貨物の取り扱い方法や、輸送における安全性を確保するための物流オペレーションに対する関心が高まっているとのことです。
視察内容:越境ECにおける物流現場と海外配送までのプロセスを紹介
本視察では、ZenGroupが運営している海外向け購入代行サービス「ZenMarket」などで扱う商品の受け入れから、検品作業、保管・管理業務、梱包作業、海外への発送までのプロセス全体が紹介されました。参加者は、商品の特性に合わせた取り扱い方法や梱包における工夫など、小口貨物の国際配送を実現する物流オペレーションを見学したとのことです。
視察終了後の意見交換会では、越境EC市場の成長の可能性をはじめとして、禁制品の確認を含む貨物の安全管理や、複雑化している各国の通関・輸送規制への対応などをテーマとして、質疑応答や意見交換が実施されました。また、航空会社の関係者からは、ZenGroupにおける商品の丁寧な取り扱いや梱包の品質、物流業務を自社内で一貫して管理している体制について、高く評価する声が寄せられたということです。

視察概要
- 実施日:2026年10月29日
- 視察団体:国際航空貨物航空会社委員会 大阪地区部会(BIAC/OSA)
- 視察場所:ZenGroup楠根物流センター(所在地:大阪府東大阪市楠根2丁目8-6)
- 参加人数:11名
- 主な視察内容:商品受け入れ、検品、保管・管理、梱包、海外発送プロセスなど
BIAC/OSA視察関係者からのコメント
「本視察において特に印象深かったのは、多種多様な商品を一つひとつ丁寧に扱う姿勢と、輸送中の破損を防止するための細やかな梱包の工夫です。整理された保管環境や、商品の特性に応じた丁寧な作業からは、『物に対する愛情』や『古いものに対する敬意』が感じられ、梱包品質に対する高い信頼性につながりました。また、航空貨物輸送においては、安全性の確保と法令の遵守が何よりも重要です。特に越境ECにおいては取り扱う商品が多岐にわたるため、禁制品や危険物を適切に確認し、輸送におけるリスクを事前に防止することが求められます。ZenGroupが海外発送前の確認や管理に取り組んでいる点に加えて、物流業務を自社で一貫して管理する体制や、スタッフの教育・対応など、品質と安全性を支える人材や仕組みにも強みを感じました。越境ECは、航空貨物需要を支える重要な成長分野の一つであり、今後も大きな可能性が期待されています。一方、安全な航空輸送を実現するためには、越境EC事業者と航空会社が相互理解を深め、適切な貨物管理に取り組むことが重要です。今後も航空会社として国際物流の一翼を担い、共に発展していければと考えています。」とコメントされています。
今後の展望
越境EC市場が拡大する一方で、各国における規制変更や国際送料の上昇など、海外へ商品を配送するための環境は複雑化しています。ZenGroupでは、物流業務の内製化や独自システムの活用によって、品質・安全性の確保と配送効率の向上を図るとともに、国際配送ルートの多様化に取り組んでいるとのことです。同社は今後も、航空会社をはじめとする物流事業者との情報交換や連携を深めることで、国際物流における課題解決と、顧客にとって利用しやすい配送環境の整備を進めていくとしています。日本の商品を世界へ安定的に届ける仕組みを強化することによって、越境EC市場の持続的な発展と日本企業の海外展開に貢献していく方針です。
国際航空貨物航空会社委員会(BIAC)について
国際航空貨物航空会社委員会(BIAC:Board of International Airfreight Carriers)は、日本において国際航空貨物輸送を実施する航空会社が加盟する組織です。2026年8月時点で、23の航空会社が加盟しており、航空貨物輸送に共通する課題の解決や改善に取り組んでいます。
一般社団法人航空貨物運送協会(JAFA)とも連携し、危険物の取り扱いや梱包の改善に関する研究、教育活動、物流施設の見学会などを通じて、航空貨物輸送の安全性と品質の向上を目指しています。
ZenGroup株式会社について
ZenGroup株式会社は「世界の越境EC販売額の20%を日本に」をビジョンとして掲げ、海外向け販売プラットフォームからプロモーション、クリエイティブまで、日本企業の海外展開に必要な機能をワンストップで提供しています。
- ZenMarket:海外向け購入代行サービス
- ZenPlus:越境ECモール
- ZenLuxe:ラグジュアリーブランド専門越境ECモール
- ZenLink:国内ECサイトの海外販売を支援する越境EC対応サービス
- ZenPromo:海外向けプロモーションサービス
- ZenStudio:多言語制作・ブランディングを支援するクリエイティブエージェンシー
- 越境ECジャーナル:越境ECの実務に役立つ情報を発信する専門メディア
19言語、世界202の国と地域に対応しており、会員数は360万人を超えています。これまでに175の国・地域へ累計1,050万点以上の商品を発送しています。日本の商品や文化を世界へ届ける仕組みづくりを通じて、日本企業のグローバル展開を支援しています。
会社概要
会社名:ZenGroup株式会社
設立:2014年4月
代表者:ナウモヴ・アンドリイ、コーピル・オレクサンドル、スロヴェイ・ヴィヤチェスラヴ、ソン・マルガリータ
所在地:大阪府大阪市中央区瓦町1丁目7-7 大阪堺筋Lタワー10階
資本金:80,000,000円
出典元:ZenGroup株式会社
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000548.000023616.html
