企業内売店の利用ニーズと営業時間にギャップ、91.9%が早朝・深夜利用を希望も24時間営業は21.6%にとどまる―心幸ホールディングス調査

心幸ホールディングス株式会社(本社:兵庫県尼崎市、代表取締役:山﨑 忠)は、IDEATECHが提供するリサーチマーケティング「リサピー®︎」の企画で実施した「企業内売店・オフィスコンビニの選定基準に関する実態調査」および「企業内売店の無人化・24時間運営に関する実態調査」の結果を横断的に分析し、その結果を公表しました。調査対象は、福利厚生の企画・導入業務に従事し、企業内売店・オフィスコンビニを既に導入しているか、あるいは導入を検討している人事・総務担当者それぞれ111名となっています。
2つの調査結果を横断して分析したところ、早朝勤務・夜勤・交替勤務といった多様な勤務形態が存在する中で、従業員の売店利用ニーズと実際の営業時間の間に大きなギャップがあることが明らかになりました。さらに、売店選定においては職場環境に応じた品揃えが重視される一方で、人手不足を背景として無人化に対する関心が高まっている状況も浮き彫りになりました。ただし、無人化・24時間化の実現にはセキュリティに対する不安が残っており、利便性と安心の両立が求められています。
調査結果の主なポイント
今回の調査から明らかになった主要なポイントは以下の通りです。
- 早朝・深夜にも売店を利用したいという要望がある企業は91.9%に達する一方、24時間営業を実現している売店は21.6%にとどまっています。
- 売店選定時に60.4%が「品揃えのカスタマイズ」を重視しており、98.2%がカスタマイズの重要性を認識しています。
- 有人運営における課題として「スタッフの採用・確保」を挙げた回答が59.2%に上り、有人店舗担当者の97.2%が無人化に関心を示しています。
- 無人化・24時間化を阻む最大の要因は「セキュリティへの不安」で76.0%を占めています。
勤務時間と営業時間の間に存在するギャップ
調査対象となった企業では、「早朝勤務あり」と回答した企業が60.4%、「夜勤あり」が40.5%、「交替勤務」が28.8%という結果になりました(複数回答、n=111)。また、従業員から早朝・深夜にも売店を利用したいという要望が「頻繁にある」あるいは「たまにある」と回答した企業は合わせて91.9%に達しています。その一方で、24時間営業を実現している売店はわずか21.6%にとどまっています。日中のみの営業形態では、多様な勤務形態を持つ職場における利用ニーズに十分に対応できていない可能性が示されています。
職場環境に合わせた品揃えが売店選定の重要ポイントに
売店選定において重視する項目を尋ねたところ、「自社のニーズに合わせた品揃えのカスタマイズ」が60.4%で最多となりました(n=111)。さらに、品揃えのカスタマイズについて98.2%が重要であると回答しています。
カスタマイズを重視する理由としては、71.6%が「夜勤や交替勤務のある従業員にも対応したい」、50.5%が「食品だけでなく日用品も扱いたい」を挙げています(n=109)。
現在利用中または検討中のサービスに対する不満点としても、「品揃えが画一的で自社に合わない」が53.2%で最多となりました(n=111)。
勤務時間帯や年齢層、立地条件、施設の特性によって求められる商品は異なるため、一律の品揃えではなく、それぞれの職場のニーズに応じて商品を選択できる柔軟性が求められていることが分かります。
人手不足を背景に高まる無人化へのニーズ
有人運営における課題として挙げられたのは、「スタッフの採用・確保が難しい」が59.2%で最多となり、「人件費が負担」「営業時間がスタッフの勤務時間に制約される」がそれぞれ45.1%でした(複数回答、n=71)。
有人店舗の担当者に対して無人運営への意向を質問したところ、45.1%が「具体的に検討している」、52.1%が「興味はある」と回答し、合計で97.2%が無人化に関心を示す結果となりました(n=71)。
人員確保が困難な状況において、無人化はスタッフ不足を補いながら営業時間を拡大する選択肢の一つとして注目を集めています。
無人化・24時間化の最大の障壁はセキュリティへの不安
無人化・24時間化を阻む要因については、「セキュリティへの不安」が76.0%で突出して高い結果となりました(複数回答、n=100)。一方、無人化において重視する項目としては、「セルフレジの操作が簡単」が73.0%、「社員証やICカードで決済できる」が48.6%、「不正利用・盗難を防止できるセキュリティ体制」が35.1%でした(複数回答、n=111)。利用者にとって使いやすく、管理者にとっても安心して運営できる仕組みが、無人化を進める上で重要な要素になることが示されています。
調査から見えてきたこと
今回の横断分析から、企業内売店には単に商品を販売するだけでなく、従業員が働く時間帯や職場環境に合わせて利用できることが求められていることが明らかになりました。
利用したい時間帯に利用できること、職場のニーズに適した品揃えであること、無人でも安心して利用・運営できること、この3つを職場ごとの勤務形態や環境に合わせて設計することが、これからの企業内売店に求められる重要な条件だといえます。
企業内無人コンビニ「心幸ストア」について
「心幸ストア」は、オフィスにコンビニを設置・運営できるサービスです。これにより深夜勤務や人手不足といった職場課題の解決を図ります。全国約270店舗を展開する無人オフィスコンビニとして、物流施設・工場・オフィスの24時間環境をサポートしています。
「心幸ストア」で実現できることは以下の通りです。
- 無人コンビニでいつでも便利に。24時間いつでも利用可能な食環境を構築します。
- 従業員満足度の向上と、健康経営の推進に貢献します。
- 社内コミュニケーションを促進する「交流の場」を創出します。
- 企業備蓄・防災対策としても機能する売店運用が可能です。
- 小スペースから大規模施設・多拠点まで柔軟に対応します。
- 導入設計から運営まで一括サポートを提供します。
調査概要
調査1:企業内売店・オフィスコンビニの選定基準に関する実態調査(有効回答111名)
調査2:企業内売店の無人化・24時間運営に関する実態調査(有効回答111名)
調査期間:2026年4月6日~4月7日
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査対象:福利厚生の企画・導入に携わり、企業内売店・オフィスコンビニを導入済みまたは検討中の人事・総務担当者
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。2調査の回答者数は合算していません。
会社概要
会社名:心幸ホールディングス株式会社
代表者:代表取締役 山﨑 忠
所在地:〒661-0976 兵庫県尼崎市潮江1-2-6 JRE尼崎フロントビル2階
創業:1949年3月
資本金:1億5,665万円(グループ合計・資本準備金含む / 令和8年7月)
出典元:心幸ホールディングス株式会社
