
BEENOS株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:直井聖太)が、海外向け購入サポートサービス「Buyee(バイイー)」における2026年1月1日から6月末までの購買データを基にした「越境EC×2026年上半期トレンド」を公表しました。越境ECにおける購入動向を明らかにすることで、国内事業者が海外利用者の最新の傾向を理解するための支援を目的としています。
2026年上半期トレンドの要点
今回発表されたトレンドによると、2026年上半期の越境ECヒットランキングでは「おもちゃ・ホビー・グッズ」が1位、「トレーディングカード」が2位という結果になりました。伸長率においても同じカテゴリが1位と2位を占めており、越境EC市場全体を強力に牽引していることが明らかになっています。
「おもちゃ・ホビー・グッズ」「トレーディングカード」「ファッション」の3カテゴリは、6エリア中4エリアでTOP3に入っており、これらのカテゴリに対する海外利用者の強い需要が浮き彫りになりました。また、中南米エリアでは初めて「ファッション」が伸長率ランキングの上位に登場したことも注目されます。
越境EC 2026年上半期ヒットランキングTOP10の詳細
2026年上半期のBEENOS越境ECヒットランキングで1位となった「おもちゃ・ホビー・グッズ」は、驚異的な91.4%の伸長率を記録しました。このカテゴリの特徴として「ぬいぐるみ」の構成比が高いことが挙げられます。増加数が特に顕著なのは「ベイブレード」で、前年同期と比較して6倍以上もの購入件数の急増が見られました。アクリルスタンド、缶バッジ、キーホルダーといった「推し活小物」も高い成長率を示しており、特に「東アジア」と「ヨーロッパ」では100%を超える伸長率となっています。このほか、プラモデルやミニカーの購入件数も拡大傾向にあります。
2位にランクインした「トレーディングカード」では、「ポケモンカード」と「K-POPカード」が二大巨頭として君臨しており、両ブランドを合わせると全体の4割以上を占めています。3位に位置する「ワンピースカード」の購入件数は伸長率300%を超える大幅な躍進を遂げており、キャラクター系カードでは「遊戯王カード」「ドラゴンボールカード」も二桁成長を達成しています。リアル系カードでは、野球やサッカーなどの「スポーツカード」も伸長率73.4%と急速に拡大しました。
3位の「ファッション」は、2025年年間ランキングの4位から1ランク上昇しました。このカテゴリにはバッグやシューズも含まれますが、「アパレル」が71.0%と大半を占めています。アパレルの中で最も購入件数が増加したのは「シャツ・ブラウス」と「Tシャツ・カットソー」です。非アパレル分野では、商品購入時にサイズの迷いが比較的少ない「帽子・キャップ」で最も増加しており、40%以上の伸長となりました。
エリア別ヒットランキングの分析
エリア別ヒットランキングを見ると、「おもちゃ・ホビー・グッズ」が6エリア中3エリアで1位を獲得し、「トレーディングカード」も2エリアで1位を獲得するなど、人気を二分する形になりました。TOP3に「おもちゃ・ホビー・グッズ」「トレーディングカード」「ファッション」の3カテゴリがランクインするエリアは、「北米」「東アジア」「ヨーロッパ」「東南アジア」の4エリアに上り、これら3カテゴリに対する非常に高い需要が明確になりました。
唯一、「おもちゃ・ホビー・グッズ」と「トレーディングカード」がカテゴリ1位にならなかった中東エリアでは、1位が「アクセサリー・時計」となり、5位には唯一「自動車・オートバイパーツ」がランクインしており、独特の特徴を持つエリアとなっています。

メインユーザー層は「男性30代」と「女性20代」が中心です。一方で、女性のメインユーザーを見ると、東アジアが「40代」、東南アジアが「30代」と、他のエリアと比較してやや上の世代が消費を牽引しています。両エリアは日本と物理的な距離が近く、圧倒的に訪日旅行者が多いことが特徴です。日本に対して親しみを持ち、一般的に経済力が高いと考えられる大人世代が、越境ECでも商品購入を楽しんでいると考えられます。
伸長率ランキングTOP10の傾向
伸長率ランキングでは、1位が「おもちゃ・ホビー・グッズ」、2位が「トレーディングカード」となりました。購入ランキング上位の「おもちゃ・ホビー・グッズ」と「トレーディングカード」は、伸長率でも上位を独占しており、越境EC全体の成長を力強く牽引しています。3位「タレントグッズ」、4位「DVD・ブルーレイ・映像ソフト」、5位「本・雑誌」は、それぞれ「BEENOS越境EC×2026年上半期ヒットランキング」でもトップ10にランクインしており、伸長率は二桁となっています。

カテゴリ別に見ると、タレントグッズでは「K-POP関連」の構成比が大きく、伸長率も30%を超えて強力な牽引力となっています。「DVD・ブルーレイ・映像ソフト」では、「音楽ライブ」の構成が大きいですが、「アニメ作品」や「映画・ドラマ」も大きく伸びています。さらに、「本・雑誌」では「マンガ・コミックス」の構成比が高く、伸長率も50%を越えています。
同社では2025年のランキングキーワードとして、ジャパニーズコンテンツの海外人気が越境ECでの商品購入に繋がる「推し活コレクター消費」を発表しましたが、その対象がさらに拡大していることが伺えます。
エリア別伸長率ランキングの特徴
エリア別伸長率ランキングでは、各地域で需要の多様化・分散化が進んでいることが鮮明になりました。唯一、「おもちゃ・ホビー・グッズ」カテゴリのみが全エリアにランクインし、5エリアで1位となりました。同カテゴリは2025年年間の購入件数で「東アジア」「ヨーロッパ」「中東」の3エリアで伸長率TOP3にランクインしており、今回「北米」「東南アジア」「中南米」も続いて人気が高まった形となりました。
中南米では初めて「ファッション」が上位にランクインしました。同地域のファッションカテゴリの伸長率は70%を超えています。商品では、現地のストリート文化と紐づいて日本限定のスニーカーやストリート系ブランドのアパレル、日本ブランドの腕時計が全体を牽引したほか、アニメコラボグッズや地雷系・ゴスロリといった日本独自の文化と結びついたファッション関連商品も根強い人気を集めました。日本の誇る多様な魅力が、地球の裏側の中南米でも影響力を高めています。

ランキング調査の概要
対象データは、2026年1月1日から6月30日の期間に海外向け代理購入サービス「Buyee」で購入された商品購入件数を基に算出されています。なお、Buyeeの購入データは一次流通と二次流通を含んでいます。
BEENOSグループのグローバルコマース事業について
BEENOSグループは2008年より18年にわたってグローバルコマース事業を運営し、海外の顧客が日本の商品を購入するための越境EC支援サービスを提供しています。国内企業は代理購入サービス「Buyee」を利用することで、アジア、北米、ヨーロッパをはじめとした世界約120の国と地域への商品販売が可能となり、世界約80億人の市場に挑戦できるようになります。
同社グループはこれからも、野心とテクノロジーで世界の可能性を拡げるNextスタンダードを創るため、事業開発とサービス改善を続けていくとしています。
BEENOS株式会社の企業概要
社名はBEENOS株式会社で、代表取締役社長兼グループCEOは直井聖太氏です。本店所在地は東京都品川区西五反田八丁目4番13号で、1999年11月に設立されました。資本金は3億円です。
出典元:BEENOS株式会社



















