
株式会社NEXER Groupと東京不用品回収ドドが共同で、全国の男女500名を対象に「衣替えと夏の整理」に関するアンケート調査を実施しました。調査期間は2026年7月16日から7月23日で、インターネットを通じて行われました。
暑さが厳しくなる季節を迎え、長期休暇を活用してクローゼットや部屋の整理に取りかかる方も増えています。しかし、汗ばむ時期の片付けは想像以上に体力を必要とするものです。衣替えで見つかった不要な衣類や、整理の過程で出てきた使わなくなった品物を、人々はどのように処分しているのでしょうか。
季節の変わり目に衣替えをする人は6割超
調査ではまず、季節の変わり目に「衣替え」をするかどうかを尋ねられました。その結果、「毎回きちんと行う」と回答した方が17.4%、「だいたい行う」と回答した方が43.4%となり、合計で60.8%の方が衣替えを習慣としていることが明らかになりました。

一方、「あまり行わない」と答えた方は20.6%、「まったく行わない」と答えた方は18.6%という結果になりました。
衣替えをする理由としては、「気温に合った服を着て、快適に過ごしたいから」(20代・男性)、「着る服が整理されてないと不便だから」(20代・女性)、「気分転換のため」(20代・男性)、「衣替えをした方がスッキリするから」(30代・女性)、「気分を変えたいから」(30代・男性)、「全部を出すスペースがないため」(40代・女性)といった声が寄せられました。
一方、「あまり行わない」と回答した方からは、「衣替えするほど服を持ってないから」(30代・女性)、「気が向いたら」(30代・男性)、「衣替えをしなくてもいいようなタンスの使い方をしているから」(30代・女性)、「習慣がない」(20代・男性)、「全部同じとこにしまっている」(30代・男性)、「一年の服をかけているから」(30代・女性)といったコメントが見られました。
衣替えをする方からは、快適性や利便性、気分転換を重視する前向きな意見が多く聞かれました。衣替えを、生活のリズムを整える節目として捉えている様子が伝わってきます。
一方で、衣替えをあまりしない方からは、「気が向いたら」「習慣がない」といった意見に加えて、「そもそも服が少ないから必要ない」という声も上がりました。所有する衣類の量そのものが、衣替えの必要性を左右している可能性があります。
衣替えは単なる季節ごとの作業ではなく、所有物と向き合う機会でもあります。服を入れ替える際、「これ、まだ着るかな?」と一着ずつ確認しているはずです。この小さな見直しを重ねている方ほど、不要な服は溜まりにくいのかもしれません。逆に衣替えをしない生活では、使わない服がクローゼットの奥で静かに眠り続けている可能性も考えられます。
64.6%が何年も使っていないモノを保管していると回答
次に、クローゼットや押し入れに「何年も使っていないモノ」があるかを尋ねられました。その結果、「たくさんある」が20.8%、「少しある」が43.8%となり、合計で64.6%の方が使っていないモノを抱えていることがわかりました。

一方で、「ほとんどない」が18.2%、「まったくない」が17.2%という結果になりました。
クローゼットや押し入れの中には、気づかないうちに使わなくなったモノが増えていくことも珍しくありません。6割以上が「使っていないモノがある」と回答したことから、収納スペースの中には、手放すタイミングを逃したモノが多く残っている実態が浮き彫りになりました。
使っていないモノの第1位は「衣類・ファッション小物」
さらに、クローゼットや押し入れに「何年も使っていないモノ」があると回答した方に対して、具体的にどのようなモノがあるかを尋ねられました。

最も多かったのは「衣類・ファッション小物」で89.8%を占めました。次いで「バッグ・靴」が35.6%、「本・CD・DVD」が28.8%、「食器・キッチン用品」が19.8%と続きました。
使われないまま残っているモノの中で、特に多かったのが衣類でした。「いつか着るかもしれない」と保管されたまま、出番を失っている服が多く残っているようです。
流行の変化や体型の変化、購入したものの着る機会がなかった服など、手放すきっかけを失った衣類は少なくありません。衣類は一つひとつのサイズは大きくなくても、数が増えることで収納スペースを圧迫してしまいます。
衣替えのタイミングは、長く使っていない衣類を見直して、必要なものだけを残すきっかけにもなりそうです。
73.2%が長期休暇を利用して整理をした経験あり
続いて、夏休みなどのまとまった時間が取れるタイミングにクローゼットや部屋の整理をしたことがあるかを尋ねられました。

その結果、「毎年している」が8.2%、「たまにしている」が36.0%、「過去にしたことがある」が29.0%となり、合計で73.2%の方が長期休みを片付けにあてた経験を持っていることがわかりました。一方で「したことがない」は26.8%でした。
長期休みは、普段なかなか手をつけられない場所を整理する絶好のタイミングとなっているようです。日常生活では後回しにしがちなクローゼットや部屋の片付けも、時間に余裕がある時期だからこそ取り組みやすいのでしょう。
不用品の処分方法、最多は「ごみとして処分」で79.5%
さらに、長期休暇にクローゼットや部屋の整理をしたことがあると回答した方に、整理をした際に不要になったモノに対してどのような行動をとったかを尋ねられました。

最も多かったのは「ごみとして処分した」で79.5%でした。次いで「買取店・リユース店に持ち込んで売った」が26.5%、「人に譲った・寄付した」が12.8%、「フリマアプリに出品した」が10.4%という結果になりました。
整理で出てきた不用品の多くは、売却や譲渡ではなく「処分」という形で手放されているようです。手軽さや手間の少なさからごみとして処分する方が多い一方で、まだ使えるモノが眠っている可能性もあり、手放し方の選択肢が十分に知られていないことも考えられます。
夏の片付け、33.9%が「特に工夫はしていない」
続いて、長期休暇にクローゼットや部屋の整理をしたことがあると回答した方に、夏の暑い時期に家の中で片付けや整理をする際、工夫していることはあるかを尋ねられました。

工夫の方法として最も多かったのは「エアコンで室温を下げてから作業する」で23.5%でした。次いで「涼しい朝や夜の時間帯に作業する」が21.6%、「短い時間で区切って少しずつ進める」が16.1%と続きました。一方で、「特に工夫はしていない」は33.9%でした。
夏の片付けでは、暑さへの対策も重要なポイントになっているようです。エアコンの使用や作業時間を工夫するなど、負担を減らしながら進めている方がいる一方で、「特に工夫はしていない」という方も3割以上いました。
暑い時期の片付けは、想像している以上に体力を消耗します。体調を崩さずに作業を進めるためにも、室温や時間帯に配慮して、無理のない環境を整えることが大切です。あわせて、夏でも快適に片付けを進められる工夫や対策を知っておくことも、安心して整理を進めるためのポイントといえます。
暑さ対策の最多は「エアコンや扇風機で室温を下げてから作業」
最後に、長期休暇にクローゼットや部屋の整理をしたことがあると回答した方に、夏の暑い時期に家の中で片付けや整理をする際、暑さをどのように乗り越えているかを尋ねられました。

最も多かったのは「エアコンや扇風機で室温を下げてから作業する」で41.0%でした。次いで「短い時間で区切り、少しずつ進める」が26.5%、「1日で終わらせず、数日に分けて行う」が24.3%、「涼しい朝や夜の時間帯を選んで作業する」が23.5%と続きました。
さらに、暑い時期の片付けや整理を「少しでもラクにする」ために工夫していることも尋ねられ、以下のような回答が寄せられました。
「こまめな水分補給」(20代・男性)、「ものを増やさない」(20代・男性)、「涼しい時間帯にする」(20代・女性)、「一日一回など、回数や量を調節して行う」(30代・女性)、「エアコンで室内を少しでも温度を下げてから片付けに集中する」(30代・女性)、「そもそも暑い時期に片付けや整理をしない」(30代・女性)といった工夫が紹介されました。
「一日一回など、回数や量を調節して行う」「エアコンで室内を少しでも温度を下げてから片付けに集中する」といった回答から、暑さを避けながら無理なく進める工夫がうかがえます。また、「ものを増やさない」「暑い時期には片付けや整理をしない」といった、作業そのものの負担を減らそうとする考え方も見られました。
なかでも「ものを増やさない」という声は、片付けをラクにするためには、日頃から不要なモノをため込まないことが大切だという意識の表れといえそうです。
暑い時期の片付けは、体力や集中力を消耗しやすく、無理をすると熱中症などのリスクも高まります。室温を調整したり、作業時間を分散したりと、自分に合った方法で進めることが大切です。
また、大型家具や大量の不用品など、自分だけで運び出すのが難しい場合は、不用品回収サービスなどを活用することで、暑い時期でも負担を抑えながら片付けを進めやすくなるでしょう。
まとめ
今回の調査では、73.2%が夏休みなどのまとまった時間に片付けや整理をしたことがあり、64.6%がクローゼットや押し入れに何年も使っていないモノを抱えていることが分かりました。
使われないまま残っているモノでは「衣類・ファッション小物」が最も多く、整理で出た不用品の79.5%は「ごみ」として処分されていました。そのため、まだ使えるモノや価値のあるモノまで、そのまま捨てられてしまっている可能性も考えられます。
また、夏の片付けでは、エアコンで室温を下げたり、短時間に区切って作業したりするなど、暑さ対策を取り入れながら進める方が多く見られました。暑い時期の片付けは体力を消耗しやすいため、無理のないペースで進めることが大切です。
さらに、買取サービスや不用品回収サービスなどを活用すれば、不用品を手放す負担を軽減しながら、効率よく整理を進められるのではないでしょうか。
出典元:株式会社NEXER Groupと東京不用品回収ドド














