
株式会社メルカリは、昨年に続く第2弾として「売りがち買いがち大調査」を実施しました。フリマアプリ「メルカリ」における出品データと購買データを基に、全国47都道府県それぞれに見られる特徴的な売買の傾向を分析した企画となっています。
2026年版として地域ごとの意外な取引傾向を調査
夏の帰省シーズンが到来し、地元や地域への関心が高まる時期に合わせて、メルカリでは各地域における興味深い取引の特徴を調査しました。「なぜこの地域でこの商品が?」という、一見すると意外性のある取引傾向について分析結果をまとめています。
調査方法としては、「買いがち」については「配送先として登録されている都道府県ごとの該当商品の購入数 / 当該都道府県における全購入数」、「売りがち」については「発送元として登録されている都道府県ごとの該当商品の出品数 / 当該都道府県における全出品数」の割合を算出し、その割合が高い順に都道府県ランキングを作成しています。メルカリ内で商品タイトルに該当キーワードが含まれる商品を対象としました。
調査期間は2025年4月1日から2026年3月31日までとなっています。

メルカリPR担当者が語る地域別取引傾向の背景
株式会社メルカリのPR担当R.S氏によると、データから直接的な要因を明確に特定することは難しい面もあるものの、データが示している背景について担当者が考察したいくつかの仮説が紹介されています。
大阪府では「おまけ付き」出品が活発
古くから商業都市として発展してきた大阪府においては、買い手への心配りや「ちょっとしたサービス」といったおもてなしの精神、いわゆる「あめちゃん文化」のような温かいサービス精神が地域に深く根付いています。そのため、メルカリでの取引においても、単純にモノを販売するだけではなく、感謝の気持ちやサプライズとして「おまけ付き」と商品タイトルに明記し、試供品などを同封する文化が存在しており、それが大阪特有の活発な出品につながっていると推測されます。
京都府では「紙袋」の出品が多い傾向
伝統文化が色濃く残っている京都においては和菓子文化が発展しており、現在も多数の老舗店舗が立ち並んでいます。そのため、日常的な挨拶やお礼の際に老舗の品物を贈る「おもたせ」の文化が根付いています。その結果として各家庭には上質な紙袋が自然に集まることとなり、「捨てるのはもったいない」という思いから整理を兼ねて誰かに譲る動きが活発な出品に結びついていると考えられます。
高知県では「ピーマン」の出品がトップ
「ピーマン」については、温暖な気候を生かしたハウス栽培が盛んな主要産地である高知県が「売りがち」ランキングで1位となっています。農家の方々によるメルカリを活用した「産地直送」の出品が活発に実施されていると言えそうです。
福井県では「鉛筆削り」の購入が活発
全国学力・学習状況調査などで常にトップクラスの成績を記録し、「日本一宿題が多い」ことで知られている福井県が、「鉛筆削り」買いがちランキングのトップとなりました。一般的に学校教育の現場では、子どもたちに正しい筆圧や書き順を習得させるために「鉛筆」の使用が推奨されています。家庭学習や宿題に取り組む習慣が深く根付いている福井県において、日々の学習の相棒である鉛筆を常に手入れしておく熱心な学習環境が、それを支える必需品として「鉛筆削り」の需要を高めているのではないかと推測されます。
愛媛県では「こたつ」の購入が多い
愛媛県が「こたつ」買いがちランキングでトップとなりました。愛媛県といえば、全国トップクラスの「みかん」生産地であり、県民の消費量も極めて多い地域です。「こたつにみかん」という組み合わせは切り離せない関係性がありますが、手元に美味しいみかんが大量にある地域ほど、それを楽しむための必需品として「こたつ」の需要が高まるのかもしれません。
大分県では「天ぷら鍋」の購入がトップ
「天ぷら鍋」については大分県の人が「買いがち」ランキングで1位となっています。これは名物である「とり天」など揚げ物文化が根強く存在することが理由として考えられ、家庭内での調理需要の高さが窺える結果となっています。
メルカリ内での地産地消が明らかに
出品と購入においてトップの都道府県が同じだったキーワードについて調査が実施されました。その結果として、特定の商品においては「特定の県で出品され、特定の県で購入される」という、強固な県内での循環ルートが形成されていることが明らかになりました。

宮城県では「伊達政宗(眼帯)」が県内で循環
郷土の英雄である伊達政宗公ゆかりの地、宮城県においては、出品・購入ともに1位という「県内での循環」が成立しています。県内では、観光地のお土産や眼帯をモチーフにしたご当地グッズなどが活発に出品され、それを地元の歴史ファンや政宗公を敬愛する県民自身が購入しているようです。郷土への深い誇りを持つ宮城県だからこそ実現できる、メルカリを通じた郷土愛の循環と言えそうです。
佐賀県では「海苔」が県内で循環
質・量ともに日本最高峰を誇る「海苔王国」佐賀県においては、出品・購入ともに1位という「県内での循環」が成立しています。日常の食卓に海苔を欠かさない県民自身が家庭用に購入しているようで、上質な味を誰よりも知っている「海苔王国」だからこそのメルカリを通じた地産地消と言えそうです。
福岡県では「鷹」が県内で循環
プロ野球「福岡ソフトバンクホークス」の本拠地である福岡県においては、出品・購入ともに1位という「県内での循環」が成立しています。県内では、球場で手に入れた応援グッズや限定ユニフォームが出品され、それを地元のファンたちが活発に購入しているようです。地元球団へ熱い愛を注ぐ福岡県ならではのメルカリを通じた熱狂の循環と言えそうです。
以上のように、すべて仮説ではありますが今回の調査によって各都道府県の意外な側面が見えてきたとされています。
号外新聞デザインの交通広告を展開予定
昨年に続いて、「売りがち・買いがち大調査」は、交通広告(OOH)としても展開される予定です。
今年は、号外新聞をコンセプトとしたデザインとなっており、2026年7月17日(金)からは首都圏の電車内で、7月19日(日)からは大阪の電車内で、中吊り広告やドア横ステッカーを見ることができます。
また、7月15日(水)12時には渋谷駅周辺で、実際に号外新聞風に刷り上げた紙面を配布するサンプリングも実施される予定です。地域と商品の意外な組み合わせを楽しむことができます。


出典元:PR TIMES













