
クラシル株式会社(本社:東京都、代表取締役:堀江裕介)が提供する節約アプリ「レシチャレ」において、食品・調味料メーカー向けに展開している体験型プロモーション機能「たべチャレ」が、購買リピート率の向上およびLTV(顧客生涯価値)の改善に効果的であることが、複数の実施案件における結果から明らかになりました。特に注目すべき点として、アンケートによる利用者の意識調査だけでなく、実際のレシート購買データによってもリピート効果が確認されたことが挙げられます。
この記事の目次
背景:「一回買って終わり」という課題への対応
食品・調味料市場では、購入後に継続利用につながらない「一回買って終わり」や「使い切れない」といった課題が、多くのメーカーが共通して抱える問題となっています。既存の購買者によるリピート率を向上させ、LTVを高めることは、ブランドの成長において重要な要素であると認識されています。同社は、レシピ動画と節約アプリ「レシチャレ」を組み合わせることで、「買う→つくる→また買う」という一連のサイクルを、生活者の日常的な行動の中に自然に組み込める仕組みを設計できると考え、「たべチャレ」の開発・提供を進めています。
「レシチャレ」と「たべチャレ」のサービス概要
「レシチャレ」は、日々の生活の中で手軽にポイントを貯めることができるお得な節約アプリです。対象となる商品を購入したレシートを撮影して投稿すると、1商品ごとにポイントが付与される仕組みになっています。蓄積されたポイントは、他社ポイントやデジタルギフト、電子マネーなど、多様な特典と交換することが可能です。
「たべチャレ」は、「レシチャレ」アプリで購入した対象商品を使用して、指定されたレシピで調理を行い、その料理写真を投稿することで、さらにポイントを獲得できる機能です。「買う→作る→投稿する」という一連の体験を通じて、商品の新たな使い方を発見しながら節約も実現できる、ちょっとお得で前向きな体験を利用者に提供しています。
実証結果の詳細
複数の実施案件を通じて、以下の3つの効果が確認されました。これらのうち、実証②はレシートに基づく実際の購買行動データであり、利用者の自己申告による調査結果(実証①および③)を、実購買の側面から裏付ける内容となっています。
実証①:事後アンケート調査による再調理率と再購入率
たべチャレに参加したユーザーを対象とした事後アンケート調査において、再調理意向は65.8%から72.9%の範囲で、再購入意向は51.8%から56.3%の範囲で確認されました。最大で再調理率72.9%、再購入率56.3%という高い数値を記録しています。
実証②:レシート分析(実購買データ)によるリピート率検証
「レシチャレ」アプリのレシート投稿機能「なんでもレシート」を活用し、(1)両方非参加、(2)レシチャレのみ参加、(3)両方参加の3つの区分で、実際の購入リピート率を比較分析しました。その結果、レシチャレとたべチャレの両方に参加したユーザーは、レシチャレのみに参加したユーザーと比べて、購入リピート率が最大で2.2倍に達することが明らかになりました。
※「なんでもレシート」とは、レシチャレアプリ上にアップロードされているレシートを指します。レシチャレ・たべチャレ掲載後各1ヶ月間における、なんでもレシート上の商品出現数を取得し、3区分で比較を行いました。
実証③:継続購入意向の向上効果
たべチャレまで参加したユーザーは、レシチャレのみに参加したユーザーと比較して、商品に対する継続購入意向が高い傾向が見られました。継続購入意向の向上幅は、複数の案件において+7.5ポイントから+8.1ポイントの範囲で確認されています。
たべチャレの2つの強み
強み①:LTV向上とブランドファン化への貢献
たべチャレまで参加したユーザーは、レシチャレのみに参加したユーザーと比較して、商品への継続購入意向が高くなっており、ブランドへのLTV向上やファン化に直結する効果が期待できます。継続購入意向の向上幅は、複数の案件において+7.5ポイントから+8.1ポイントの範囲で確認されています。
強み②:調理喫食インサイトの収集
調理転換率を可視化することに加えて、購買から調理・喫食に至るまでの貴重なインサイトデータを収集することが可能です。これらの情報は、商品開発やブランド戦略、レシピ提案などに活用できる情報として、食品・調味料メーカーに提供されます。
出典元:クラシル株式会社












