オンワードホールディングス、梅雨のファッション意識調査を実施 54%が「困りごとや不満が増えた」と回答

株式会社オンワードホールディングス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:保元 道宣)のコーポレートコミュニケーション室が、全国の20代から70代までの男女641名を対象として「猛暑化する梅雨におけるファッションの意識調査」を実施しました。

今年の梅雨は短期集中型の大雨が予想される中、従来の「梅雨=雨対策」という考え方が変わりつつあります。同調査によって、梅雨シーズンにおける不快感の主な原因が「大雨による濡れ」から「気温・湿度による蒸し暑さ」へと変化していること、また通気性や速乾性を重視したファッション選択が急速に普及していることが判明しました。

Marketing Lab. 調査「猛暑化する梅雨におけるファッションの意識調査」結果サマリー

  • 今年の梅雨は短期集中型の大雨が予測されており、54%の人が困りごとや不満の増加を実感しています。蒸し暑さや突然の豪雨、気温差など複数の要因が組み合わさることで、ファッションに関する課題が複雑化している状況です。
  • 梅雨時期の不快感は「濡れ」よりも「蒸れ」が主要因になっています。蒸し暑さが最も多く挙げられ、ベタつきや乾きにくさといった不満も上位に入り、快適性を重視するニーズが高まっています。
  • 気候の変化によって64%の人が服の選び方に変化が生じており、特に20代では80%と顕著な結果となっています。速乾性や通気性といった機能性重視の傾向が進み、汗や湿気対策への需要が拡大しています。
  • レインウェアに対する不満の第1位は防水性の不足ではなく「蒸れる」ことでした。通気性の悪さが課題として明確になっており、「防水+快適」を両立する新しい商品価値が求められています。
  • 機能性とデザイン性を両立すれば、9割以上の人が価格が上昇しても購入を検討することが明らかになりました。

今年の梅雨は短期集中型の大雨予測 54%が「困りごとや不満が増えた」と実感

「数年前と比較して梅雨時期のファッションに関する困りごとや不満は増えましたか?」という質問に対して、「非常に増えた(14%)」「やや増えた(40%)」を合計すると54%が困りごとや不満の増加を感じていると答えています。

また、今年の梅雨は短期集中型の激しい雨量が予想されている中で、「近年の梅雨について、以前より強く感じることはありますか?」という質問に対しては、「蒸し暑さが増した(54%)」「急な豪雨が増えた(53%)」「気温差が大きくなった(47%)」が上位に並んでいます。これらのことから、梅雨のファッションに関する課題が複合化していることが分かりました。

梅雨時期のファッション「濡れない」より「蒸れない」時代へ 不快感の主因は蒸し暑さが53%

「梅雨時期の不快感は、主に"気温・湿度による蒸し暑さ"と、"大雨による濡れ"のどちらから強く感じますか?」という質問では、「気温・湿度による蒸し暑さ(53%)」が「大雨による濡れ(27%)」を大幅に上回っており、多くの人にとって「濡れ」よりも「蒸れ」が梅雨シーズンの不快感の主要因となっていることが明らかになりました。

「梅雨時期のファッションに関して、困った経験を具体的に教えてください。」という質問では、「蒸れて暑かった、ベタついた(58%)」が1位となり、「服が乾きにくかった(57%)」「靴や足元が濡れて不快だった(56%)」「服が濡れて不快だった(52%)」を上回る結果となりました。「濡れ対策」から「蒸れ対策」へとニーズがシフトしていることが鮮明になっています。

汗・湿気ストレス対応が新たなファッション需要に 選び方に変化は64%、20代では8割に

「近年の梅雨時期の気候変化により、ファッションの考え方や選び方に変化はありましたか?」という質問では、「はい、やや変化した(45%)」「はい、大きく変化した(19%)」を合わせた64%が変化を経験していることが明らかになりました。特に20代では80%が変化ありと回答しており、若年層ほど気候変化への感度が高い傾向が見られました。

また、変化したと回答した411名に対して、「数年前と比較して、梅雨時期に"これがあったら良い"と思う機能性ファッションアイテムはどのようなものですか?」という質問をしたところ、「速乾機能のある衣類(57%)」「通気性の良い衣類(49%)」が高い割合を示し、蒸れや汗による不快感を解消するための機能性志向への転換が進んでいることが明らかになりました。

レインウェアの不満1位は防水不足ではなく蒸れること

梅雨時期のレインアイテム(レインコート、傘、レインシューズなど)への不満を聞いた質問では、「蒸れる・通気性が悪い(52%)」が1位となり、「重い・かさばる(43%)」「価格が高い(33%)」「デザインが単調でファッション性が低い(25%)」を上回りました。

一般的には「防水性の不足」がレインウェアの課題と考えられがちですが、今回の調査でも最大の不満は「蒸れ」にあることが明らかになりました。雨に濡れないことは一定のレベルが達成されている一方で、着用中の蒸れや不快感への不満が顕在化しており、「防水+通気性」を両立したアイテムへのニーズが高まっていることが読み取れます。

機能とデザインを両立した商品は59%が高価であっても購入検討 特に男性で顕著

「梅雨時期のファッションアイテムに機能性だけでなくデザイン性も兼ね備えている場合、通常より多少価格が高くても購入を検討しますか?」という質問では、「はい、積極的に検討する(34%)」と「内容によるが、検討する(59%)」を合わせると93%が購入を前向きに検討すると回答しました。

性別で見ると、男性が「積極的に検討する」と答えた割合は42%で、女性の21%を大幅に上回りました。男性は条件が整えば即決寄りの意思決定傾向があります。一方、女性は「内容による」が多く、より吟味する傾向が見られました。

以上の調査結果から、梅雨時期の気候変化が生活者のファッション意識に大きな影響を与えており、「濡れない」から「蒸れない・快適に過ごせる」へとニーズが変化していることが明らかになりました。同社では、今回得られた生活者のリアルな声を商品やサービス開発に活かし、引き続き顧客に寄り添うファッション提案を行っていくとしています。

調査概要

調査主体:オンワードホールディングス コーポレートコミュニケーション室

調査方法:インターネットアンケート

調査システム:knowns

調査対象:全国の20代から70代の男女641名

調査期間:2026年5月25日(月)

株式会社オンワードホールディングス 概要

1927年に「樫山商店」として創業し、ファッション、ウェルネス、コーポレートデザインの3領域において国内外で事業を推進し、各事業会社の専門性を活かしながら、生活者の多様な価値創造に取り組んでいます。

ミッションステートメントである「ヒトと地球(ホシ)に潤いと彩りを」のもと、「社員の多様な個性をいかしたお客さま中心の経営」により、地球と共生する「潤いと彩り」のある生活づくりに貢献する「生活文化創造企業」として前に進み続けます。

代表者:代表取締役社長 保元 道宣

本社:〒103-8239東京都中央区日本橋3丁目10番5号オンワードパークビルディング

出典元:株式会社オンワードホールディングス

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