
埼玉県朝霞市に本社を置くBest Beer Japan株式会社(代表取締役:Peter Rothenberg氏)は、業務用オンライン卸サイト「クラフトビール・プラットフォーム」において、飲食店向けの新サービス「樽回収サービス」の提供を開始しました。同サービスにより、飲食店にとって大きな負担となっていた空樽の返送作業が大幅に効率化され、返送にかかるコストを最大70%まで削減することが可能になるということです。
従来は複数本をまとめて返送する必要がありましたが、今回のサービスでは1本単位でのスムーズな返送が実現されました。さらに、東京都中央区に本社を置くヤマト運輸株式会社(代表取締役社長:阿波 誠一氏)との協業により、送り状の準備や樽の結束作業が不要となり、1樽からの返送が可能になりました。これにより、飲食店の日常業務における負担が軽減され、店舗運営の効率化が促進されるとしています。
サービス開始に至った経緯
クラフトビール市場の拡大に伴い、飲食店が取り扱う樽の本数が増加傾向にあります。しかし、店舗から醸造所へ空樽を返送する際には、様々な課題が存在していました。
一般的な宅配サービスを利用すると、1配送あたり1,500円から2,500円程度のコストが発生していました。また、返送先醸造所の住所を調べたり、送り状を記入したり、樽を結束したりといった作業の負担も大きく、スタッフの工数を圧迫していました。
さらに、こうした作業の手間や返送コストを考慮して、空樽を店舗に保管し続けた結果、バックヤードのスペースが圧迫されるという問題も発生していました。店舗から醸造所への空樽返送が遅れることで、醸造所側では樽不足に陥り、醸造作業に支障をきたすケースもあったということです。
Best Beer Japan株式会社は、こうした業界全体が抱える課題に対して、物流の標準化と低コスト化に取り組み、樽の回転率向上を実現しています。
サービスの主な特徴

返送料が1樽693円から(従来比で最大70%削減)
1樽あたり693円(税込)から返送することができ、原価負担を大幅に抑えることが可能です。従来のサービスと比較して、最大70%ものコスト削減を実現しています。

送り状の準備が不要で簡単に集荷依頼が完了
返送先の醸造所と樽の本数を選択するだけで依頼が完了します。醸造所の住所などを調べる必要がないため、集荷依頼にかかる時間を大幅に短縮でき、スタッフの工数を削減することができます。

1樽から返送可能で店舗スペースを圧迫しない
コストを抑えるために複数本をまとめて返送する必要がなく、樽を結束する作業も不要です。1樽から返送できるため、店舗のバックヤードスペースを圧迫することがありません。

全国300以上の醸造所に返送可能
「クラフトビール・プラットフォーム」で販売している全国の醸造所に対応しています。対応している醸造所であれば、「クラフトビール・プラットフォーム」以外で購入した樽についても返送することが可能です。
利用方法の詳細

ステップ1:樽回収サービスページにアクセス
「クラフトビール・プラットフォーム」のメニューや購入履歴から「樽回収サービス」にアクセスします。樽回収に必要なチケットは、プラットフォーム上で1樽を購入するごとに1枚付与される仕組みとなっています。

ステップ2:集荷希望日時を選択
集荷を希望する日時を選択します。最短で当日の集荷依頼が可能となっています。集荷先である飲食店の情報は自動的に登録されているため、入力作業は不要です。

ステップ3:醸造所と樽数を申し込み
返送先の醸造所と樽の本数を選択すれば、集荷依頼は完了します。送り状はヤマト運輸株式会社の担当者が樽の集荷時に持参するため、飲食店側での準備は不要です。樽を結束せずに集荷を待つだけで問題ありません。

ステップ4:ヤマト運輸の担当者に樽を渡す
指定した集荷希望日時に、ヤマト運輸株式会社の担当者が送り状を持参し、樽の集荷に訪問します。返送する樽が2樽以上ある場合は、それぞれの返送先醸造所名を担当者に伝える必要があります。醸造所名を紙に記載して樽の上に置いておくだけでも対応可能です。
利用店舗からの声

ヌードルハウスランドリー マネージャー 星茂氏(PRODUCT OF TIME)
トライアル導入店舗であるヌードルハウスランドリーのマネージャー星茂氏は、「とにかく驚くほど簡単で、とても楽に使えると感じました。アルバイトスタッフにもすぐに教えられるくらい使いやすく、このサービスがあれば樽の返送がとてもスムーズになると思います」とコメントしています。
さらに「これまで樽の返送は、業務上の負担が大きい作業でした。それがこの新しいサービスによって簡単にできるようになるのは、とても嬉しいです」と評価しています。
代表からのコメント

Best Beer Japan株式会社 代表取締役 Peter Rothenberg氏
Peter Rothenberg氏は、「今回の『樽回収サービス』は、飲食店と醸造所の双方の負担を軽減し、樽の回転をよりスムーズにするための仕組みです。樽が早く戻ることで醸造所は生産に集中でき、飲食店はスペースや時間の無駄を減らすことができます。業界全体の流通効率を高め、日本のクラフトビール市場の成長を支えていきます」とコメントしています。
今後の展開について
Best Beer Japan株式会社は今後もクラフトビール流通の効率化を推進していく方針です。さらなる物流コストの削減や、クラフトジンなどの他酒類カテゴリーへの展開など、業界におけるインフラ構築を進めていくとしています。
出典元:Best Beer Japan株式会社












