カウネットが配送料無料基準を3,500円に変更、代表取締役社長をCLOに選任し物流課題に対応

コクヨグループのEコマース事業を展開する株式会社カウネット(本社:東京都港区、代表取締役社長:宮澤典友)は、法人向けの通販サービス「カウネット」「ウィズカウネット」ならびに個人向けの通販サービス「おうちカウネット」において、配送料を同社が負担する注文金額の基準を2026年6月1日(月)の受注分から改定すると発表しました。

同時に、同社では物流を経営における重要課題として明確に位置づけ、代表取締役社長である宮澤典友氏をCLO(最高物流責任者)として選任し、2026年5月中に登録する予定であることを明らかにしています。

配送料無料基準の改定とCLO選任の背景について

カウネットは、テクノロジーとクリエイティビティを活用して全ての働く人々に価値ある体験を創出することを目指し、事業規模に関わらず幅広い顧客から支持を得られるサービスの提供に力を入れています。

同社は2023年12月に、配送料を同社が負担する注文金額の基準を引き上げるとともに、配送料自体の引き下げを実施しました。これは物流業界における「2024年問題」を発端とする社会的な課題に対し、荷物の集約と配送の効率化を推進する取り組みの一環でした。

しかし、前回の改定実施後も、物流業界では人手不足が一層深刻化しているほか、エネルギーコストの上昇、原材料価格の高騰など、サービスを維持するための市場環境は厳しさを増している状況が続いています。

こうした状況を受けて同社は、持続可能なEコマース事業の継続と、顧客への安定したサービス提供、そして社会全体における物流負荷の低減を同時に実現するため、今回あらためて配送料を同社が負担する注文金額の基準を改定する決定を行いました。

なお、同社では通常価格の継続的な見直しに加えて、各種セールといった様々な施策を展開することで、多くの商品をお求めやすい価格で提供しています。消耗品や備品をまとめて購入することにより、改定後も配送料の負担なく買い物を楽しむことが可能です。一方で、配送料を同社が負担する注文金額に届かない場合であっても、配送料は220円(税込)と業界内でも低い水準に設定されています。急ぎの場合や少量の注文時にも、顧客の負担を抑えて利用できる仕組みとなっています。

CLO(最高物流責任者)選任の意義

同社は今回、代表取締役社長の宮澤典友氏をCLO(Chief Logistics Officer:最高物流責任者)に選任し、2026年5月中の登録を予定しています。CLOの選任は、物流を経営の最重要課題として位置づけ、トップマネジメント自身が物流戦略の立案と実行に責任を持つことを明確にする意味を持ちます。

同社は社会インフラの一翼を担う企業として、配送効率の向上、環境負荷の低減、ドライバーの労働環境改善といった物流業界が直面している課題の解決に、経営トップが先頭に立って取り組んでいく方針を示しています。

今回実施するサービス基準の変更は、こうした物流課題の解決に向けた具体的な施策の一つとして位置づけられています。同社は単なるコスト負担の適正化にとどまることなく、持続可能な物流システムの構築を通じて、Well-beingの向上とサステナブルな社会の実現に貢献していくとしています。

具体的な変更内容(2026年6月1日(月)受注分より適用)

「カウネット」「ウィズカウネット」「おうちカウネット」において配送料を同社が負担する注文金額について、これまでの「2,500円(税込)」以上から「3,500円(税込)」以上(※)へと変更されます。

(※)ウィズカウネットに関しては税抜金額での表示となります

変更対象となるサービス

①カウネット(中小規模企業向けオフィス用品通販サービス)

②ウィズカウネット(中堅企業向けオフィス用品一括購買システム)

③おうちカウネット(個人向け在宅ワークショッピングページ)

カウネットについて

カウネットでは、テクノロジーとクリエイティビティを駆使して、すべての働く人々に価値ある体験を生み出す取り組みを推進しています。超大企業から中小事業所まで、規模を問わず利用できるEコマースプラットフォームを提供しており、クラウド管理購買システムとして活用できる「べんりねっと」や、素早く簡単にネットで購入できる「カウネット」は、長年にわたり多くの顧客から支持を獲得しています。

出典元:株式会社カウネット

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