インパクトフィールド、2026年買い物実態調査を実施「タイパ」と「感情価値」重視にシフト

インパクトホールディングス株式会社の子会社であるインパクトフィールド株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:寒河江 清人)が、同社が運営するお仕事紹介サイト「MediF」に登録するスタッフ554名を対象に、「2026年 買い物に関する実態調査」を実施しました。

物価高騰が継続する中、消費者による店舗選択の傾向が「安さ」一辺倒の時代から変化しており、時間効率を示す「タイパ(タイムパフォーマンス)」と、快適な購買体験を求める「感情価値」を重視する方向へと移行していることが明らかになりました。この調査結果は、小売業界やメーカー各社における今後のマーケティング戦略において、重要な示唆を提供するものとなっています。

調査結果の主要ポイント

  • Point1:買い物は「週3~4回」の生活習慣。日々の接点であるからこそ、ロイヤルティ形成が重要に。
  • Point2:店舗選択基準が「近さ」から「タイパ」へ変化。一度で完結する「まとめ買い」ニーズによりスーパーが支持される。
  • Point3:「購入」から「滞在」へ。レジのスピード感、接客品質が「再訪したい」を生む「感情価値」の時代へ。

不変の「週3~4回」買い物ルーティン。日常的な接点だからこそ、ロイヤルティ形成が重要

買い物の頻度に関する調査では、「週3~4回」という回答が37.0%で最多となり、多数の消費者において買い物が日常生活における重要な習慣として定着していることが改めて確認されました。

とりわけ継続購入が必要な食品や日用品においては、特売品の利用や新鮮度の高い商品購入といったニーズから、定期的な来店習慣が形成されています。これは流通小売事業者にとって消費者との安定的な接点であり、こうした日常的な来店客をいかに自店舗のファン(ロイヤルカスタマー)として育成するかが、持続的成長の鍵となることを示しています。

店舗選択基準が「近さ」から「タイパ」へシフト。一度で完結する「まとめ買い」ニーズがスーパーを後押し

メインで利用する業態については「スーパー」が82.7%と圧倒的な支持を獲得しました。その最大の理由は、単純な立地の近さだけでなく、「本日の夕食材料と、翌日の朝食用パンと、ついでに日用品も」といった複数の購買目的を一度で達成できる「タイパ」の優位性にあります。「豊富な品揃え(55.4%)」が「低価格(65.7%)」に続いて重視されていることからも、消費者が時間や手間の最小化を強く望んでいることが読み取れます。共働き世帯の増加などを背景として、この「ワンストップ型消費」の需要は今後さらに拡大していくと考えられます。

調査結果グラフ

実際に店舗選択で重視される点として「低価格(65.7%)」「豊富な品揃え(55.4%)」が上位にランクインしており、消費者が時間や手間を節約しつつ賢明な家計管理を目指している様子が明確になりました。共働き世帯の増加等、ライフスタイルの変容を背景として、「時短」や「効率性」は今後ますます重要な選択基準となっていくとされています。

調査結果グラフ

「購入」から「心を満たす」場所へと変化。感情価値がリピート来店の決定要因に

店舗体験の側面においては、「レジスピード(54.5%)」「丁寧な接客(50.2%)」といった、購入行為以外の「体験価値」が重視されていることが明らかとなりました。

これは消費者が単に商品を入手するだけでなく、「ストレスなく、快適に買い物をしたい」という「感情価値」を求めていることの表れです。特にコモディティ化した商品においては価格差による差別化が困難になる中、こうした快適な購買体験の提供が他店舗との決定的な差別化要因となり得ます。レジ待ち時間という「負の体験」の解消や、スタッフとの心地よいコミュニケーションといった「正の体験」の提供こそが、顧客の再来店を促進する強力な動機となります。

調査結果グラフ

まとめ:厳しい時代を勝ち抜く小売業の条件は「3つのP」の最大化

今回の調査結果から、現代の消費者は「価格(Price)」の安さはもちろん、「効率性・利便性(Performance)」と、心地よさなどの「体験価値(Pleasure)」を総合的に判断して利用店舗を選択していることが明らかになりました。価格競争が激化する一方で、流通小売業界にはこれら3つの「P」を満たす総合的な価値提供が求められています。

インパクトフィールドでは、全国約30万人の人材ネットワークとフィールドマーケティングノウハウを活用し、このような市場変化に対応するソリューションを提供しています。

効率性(Performance)の向上

ラウンダーによる巡回指導により、欠品を防止し、商品が見つけやすい魅力的な売場を構築します。顧客の「まとめ買い」をスムーズにし、タイパ向上に貢献します。

体験価値(Pleasure)の創出

推奨販売やデモンストレーション販売に優れた同社スタッフが商品の魅力を直接伝え、顧客に「発見の喜び」や「選ぶ楽しさ」を積極的に提供します。さらに覆面調査(ミステリーショッパー)により顧客目線での店舗オペレーションや接客の課題を可視化し、サービスレベルの向上を支援します。顧客にとって常に心地よい買い物体験を創出し、店舗のファン作りを多角的にサポートします。

インパクトフィールドは今後も現場起点のリアルなデータとインサイトに基づき、消費財メーカーや流通小売業の売上最大化と課題解決に貢献していくとしています。

調査概要

調査手法:インターネット調査
調査地域:全国47都道府県
調査対象:お仕事紹介サイト「MediF」に登録している20歳~79歳男女
調査期間:2026年4月14日(火)~4月16日(木)
有効回収数:554サンプル

※図表の数字は四捨五入による端数を調整していないため、内訳と計は必ずしも一致しません。

出典元:インパクトフィールド株式会社

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