
CX向上を目的とした生成AIソリューション「ZETA CXシリーズ」を提供するZETA株式会社(東京都世田谷区)は、同社が提供するレビュー・口コミ・Q&Aエンジン「ZETA VOICE」を導入しているサイトにおけるレビューとQ&Aの投稿総数が、2026年1月時点で累計1,550万件を超えたことを発表しました。
この記事の目次
生成AIとSNSの活用が進むEC市場の背景
EC市場の拡大が続く中、ECサイトで扱われる商品数や提供される情報量が増え続けています。こうした環境下で、「ショッピング体験そのものを楽しみたい」「購入後に後悔したくない」といった消費者の心理がますます強まっている状況です。
このような背景から、消費者は生成AIやSNSを積極的に活用し、信頼できる情報源として他の購入者の意見を重視する傾向が顕著になっています。クチコミやQ&AといったUGC(User Generated Content=ユーザー生成コンテンツ)は、購買決定に大きな影響を及ぼす重要な資産として位置づけられています。
短期間での急速な投稿数増加
アパレル業界をはじめとする国内主要ECサイトに導入されている「ZETA VOICE」は、2025年11月に累計投稿数1,500万件を達成しました。その後わずか数ヶ月の間に50万件を超える新規投稿が追加され、今回1,550万件の大台を突破したことになります。
この急速な増加傾向は、消費者によるアウトプット活動が活発化していることに加え、EC事業者がUGCをマーケティング戦略の中心的要素として位置づけ、顧客とのエンゲージメント強化に注力している証左であると考えられます。
生成AI時代における高精度データとしてのUGC活用
ZETAでは、蓄積された膨大なUGCデータを活用し、EC向けAIチャット「ZETA TALK」を通じて革新的な購買体験を提供しています。「ZETA TALK」は、EC商品検索・サイト内検索エンジン「ZETA SEARCH」を基盤技術として、「ZETA VOICE」や「ZETA HASHTAG」などの各種サービスと連携しています。
このシステムでは、LLM(大規模言語モデル)にRAG(検索拡張生成)技術を組み合わせることで、サイト内の商品データだけでなく、実際の「消費者の声」を回答の根拠として参照する仕組みを実現しています。
これにより、従来のAIチャットで見られた汎用的な回答に留まることなく、個別商品の具体的な使用感やサイズ感に基づいた、より精度の高い接客体験を提供することが可能となっています。生成AIとECの融合が加速している現在、データの質と量は生成AIの回答精度に直結する重要な要素です。そのため、ZETAが保有する大規模なUGCは、エージェンティックコマース時代における強力な競争優位性となると考えられます。
AIを活用したデータ解析の強みを活かした今後の展開
ZETAは、AIを活用したデータ解析技術の強みを活かし、今後もユーザーおよびECサイト運営企業に対して有益なサービスを提供していく方針を示しています。
ZETA CXシリーズについて
ZETAが提供する「ZETA CXシリーズ」には、以下のような多様なソリューションがラインナップされています。
- EC商品検索・サイト内検索エンジン「ZETA SEARCH」
- リテールメディア広告エンジン「ZETA AD」
- 生成AI検索最適化サービス「ZETA GEO」
- ハッシュタグ活用エンジン「ZETA HASHTAG」
- レビュー・口コミ・Q&Aエンジン「ZETA VOICE」
- ロイヤルティ向上エンジン「ZETA ENGAGEMENT」
- ECキュレーションエンジン「ZETA BASKET」
- OMO・DXソリューション「ZETA CLICK」
- レコメンドエンジン「ZETA RECOMMEND」
- EC向けAIチャット「ZETA TALK」
- 予測・パーソナライズソリューション「ZETA DMP」
ZETA株式会社について
ZETA株式会社は、東京都世田谷区三軒茶屋に本社を置き、2005年8月に設立されました。資本金は96百万円(2024年10月1日時点)で、代表者は山崎徳之氏が務めています。CX向上生成AIソリューションの開発・販売を主要事業として展開しています。
出典元:ZETA株式会社プレスリリース(PR TIMES)













