Natural Farmingが郵便ポストに返却可能なごみゼロ梱包「シェアバッグ」導入でCO2排出量を85%以上削減

株式会社comvey(コンベイ、本社:東京都中央区、代表取締役:梶田 伸吾)が、株式会社Replow(リプラウ、本社:東京都港区、代表取締役:⼩野寺 理騎)が運営する「自然栽培米・有機栽培米専門店 Natural Farming(ナチュラルファーミング)」の公式ECサイトにおいて、郵便ポストに返却できるごみゼロ梱包「シェアバッグ®︎」およびオペレーションシステムを導入したことが発表されました。このサービス導入により、利用者の梱包ストレスを解消するだけでなく、配送時に発生する梱包ゴミを最小限に抑え、ダンボール回収やゴミ焼却時に発生するCO2排出量を85%以上削減し、脱炭素化を推進することが可能になります。

Natural Farming公式ECサイトでシェアバッグを選択可能に

Natural Farmingの商品ページでは「梱包方法」からシェアバッグを選択することで、商品がシェアバッグで配送されます。シェアバッグを選択した消費者は、ゴミやCO2排出量の削減に貢献できるだけでなく、梱包ストレス(梱包が過剰すぎる、かさ張る、解体やゴミ出しが面倒、環境への罪悪感を感じるなど、EC購入後に消費者が感じる梱包に対するストレス)を軽減したり、クーポンなどの特典を獲得したりすることができます。

12月8日「有機農業の日(オーガニックデイ)」について

2016年に一般社団法人 次代の農と食をつくる会により、「有機農業の推進に関する法律」(通称:有機農業推進法)が成立してから10周年を記念して、12月8日が「有機農業の日」として制定されました。有機農業とは、化学肥料や化学農薬を原則使わず、可能な限り環境に配慮した栽培方法で、土壌環境や生物の多様性など農業生態系を保護することにつながる取り組みです。

ご導入ブランドのご紹介

自然栽培米・有機栽培米専門店 Natural Farmingについて

「わたしによくて、未来にいい」米づくりを応援する米屋 Natural Farmingは、独自基準に基づき、化学農薬・化学肥料・家畜由来の堆肥を使用しない、ナチュラルなお米だけを厳選して取り扱う専門店です。

代表の小野寺理騎氏は、五ッ星お米マイスター / 米・食味鑑定士の資格を持つお米の専門家として活動されています。全国各地の美味しいお米を作る生産者を発掘するため、年間100軒以上の農家さんを訪問し、北海道から鹿児島まで年間200種類を超える食味鑑定を実施されているとのことです。生産者ごとの食味の違いを把握し、個々のお客様や食関連企業に最適なお米を提案されています。

産地を巡る日々の中で多くの生産者と出会い、彼らの「こだわり」や「想い」、そして地域の未来について語り合ってこられました。高齢化や担い手不足、肥料価格の高騰など、農業界が抱える課題と向き合いながらも、自然環境を守り、安全な食を追求し続ける生産者たちの姿に触れ、米屋として何ができるのかを考え続けてこられたとのことです。そこでたどり着いた答えのひとつが、「人だけが美味しい世界は永遠には続かない」ということでした。

地球にとっても美味しいお米とは、より自然に近いお米だと考え、農薬・化学肥料・家畜堆肥を一切使用しない生産者を応援したいという想いから、Natural Farmingを展開されているそうです。

導入の背景

株式会社Replowコメント
代表取締役 小野寺 理騎 氏

「私たちは、地球にやさしいお米をつくる生産者を応援する一方、ネット通販を通じて商品を届ける以上、輸送によるフードマイレージや梱包ごみなど、CO2排出に関わる課題を抱えています。Natural Farmingでは、ゼロウェイストの考え方に基づき、パンフレット類を極力同梱せず資源削減に努めてきましたが、お米の鮮度維持にはプラスチック袋が不可欠であり、出荷時の段ボール使用を完全に避けることはできません。こうした矛盾を「仕方がない」で終わらせず、改善し続けることが事業者の責務だと考えています。今回、comvey社の「シェアバッグ®︎」を導入することで、ごみ削減とCO2排出削減の双方に寄与でき、私たちの描く持続可能な未来に一歩近づくと感じています。自社だけでは解決が難しい領域を補完いただける点も、導入を決めた大きな理由です。」

「シェアバッグ®︎」サービス概要

バッグを折り畳んで、ポストに返却

comveyのシステムが導入されたECカートでは、消費者は梱包方法をダンボール等の通常の方法にするかシェアバッグにするかを選択することができます。届いたシェアバッグはポストに投函するだけで返却が可能で、返却確認ができたら消費者はクーポンを獲得できるシステムとなっています。comveyへ返却されたバッグはクリーニング・修繕が施されたのち、再びEC事業者へと提供されます。

シェアバッグのCO2削減効果

comveyのシェアバッグは、従来のダンボール梱包と比較して、10回の配送で85%以上のCO2排出量を削減することが可能です。50回〜100回程度リユースすることができ、使用限度に達した場合はパートナー企業と共にバッグ素材の95%以上を水平リサイクルし、再びシェアバッグの材料として活用される循環型のシステムとなっています。

comveyが目指すもの

comveyでは、未来の地球や人間の暮らしのために今できることとして、社会に必要とされる文化を少しずつ、着実に創っていくことが重要だと考えられています。「美しい物流をつくる」というミッションのもと、従来の物流の概念を再定義し、様々なステークホルダーと協力しながら、「これからのEC社会にフィットした新しい物流の仕組み」の創造に取り組まれています。

株式会社Replow 概要

会社名:株式会社Replow
所在地:東京都港区南青山二丁目2番15号 ウィン青山942
代表取締役: ⼩野寺 理騎

株式会社comvey 概要

会社名:株式会社comvey
所在地:東京都中央区日本橋2丁目1−3 アーバンネット日本橋二丁目ビル10階
代表取締役:梶田 伸吾

出典元: 株式会社comvey プレスリリース

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