
株式会社ビズヒッツ(本社:三重県鈴鹿市、代表取締役:伊藤 陽介)が、全国の女性500人を対象に「彼氏や夫にもらって嬉しかった誕生日プレゼントに関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化したことが発表されました。
パートナーの誕生日にプレゼントを贈る際には、相手が喜んでくれるものを選びたいものです。しかし、選択肢が多く、予算の関係もあり、何を贈ったらよいか悩む男性も多いのではないでしょうか。女性たちは実際にどのようなプレゼントを嬉しいと感じているのでしょうか。
この疑問に答えるため、株式会社ビズヒッツが運営するBiz Hits取材代行サービスは、全国の女性500人に「彼氏や夫にもらって嬉しかった誕生日プレゼント」についてアンケート調査を実施しました。その結果をランキング形式でご紹介します。また、調査結果については恋愛心理研究所所長の安藤房子氏による考察も掲載されています。
【調査概要】
調査対象:全国の女性
調査期間:2025年8月21日~23日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:500人
【調査結果サマリー】
・彼氏や夫にもらって嬉しかった誕生日プレゼント1位は「アクセサリー」
・彼氏や夫にもらった誕生日プレゼントの値段を確認する人は37.8%
この記事の目次
彼氏や夫にもらって嬉しかった誕生日プレゼント1位は「アクセサリー」
全国の女性500人に「彼氏や夫にもらって嬉しかった誕生日プレゼント」を質問したところ、「アクセサリー(25.6%)」が1位となりました。2位「財布(10.2%)」、3位「花(5.8%)」、4位「時計(5.6%)」と続いています。
1位のアクセサリーをはじめ、「時計」「財布」「バッグ」といった上位のアイテムは、比較的高価で特別感のあるものが多くなっています。アクセサリーや時計はカップルでペアにするのにも適したアイテムといえるでしょう。
また、アイテムの種類を問わず「自分では買わないような高価なもの」「自分がちょうど欲しかったものや好みに合うもの」をもらって嬉しかったという声も多く見られました。相手の想いの大きさや自分への理解を感じられるプレゼントが特に喜ばれる傾向にあることがわかります。
1位 アクセサリー
・自分の好みにとても合っていた。つけるたびに彼のことを思い出せた(22歳)
・一粒ダイヤのネックレスを欲しいと思っていたタイミングでした。シンプルかつ少しお値段がするので、自分ではなかなか買わないので嬉しかったです(25歳)
・1万ちょっとのプチプラではあるが、使い勝手がいい。自分でアクセサリーを買おうという気持ちにもならず、誰かが自分のために購入してくれたという気持ちが嬉しい(35歳)
アクセサリーが喜ばれる主な理由としては、「高価であること」や「身につけるたびに相手を思い出せる」といった特別感が挙げられています。また、男性が女性用のアクセサリーを選んでくれたという気持ちそのものが嬉しいという声も見られました。
ペアアクセサリーや手作りアクセサリーが嬉しかったという意見もあり、アクセサリーに込められた意味や想いも重要だということがわかります。さらに、自分の好みに合っていたり日常使いしやすいデザインだったりすると、使用頻度が高まり、その度に贈り主を思い出すことができる点も魅力とされています。
2位 財布
・付き合って初めての誕生日プレゼントで、まさかそんな高価なものを買うと思ってなかった。付き合う前に「お財布欲しい」とは言っていたけど覚えているとも思っていなくて、憧れのハイブランドのお財布をもらってサプライズ過ぎて泣きました(23歳)
・ちょうど財布が古くなって買い替えを考えていた時期で、自分では少し高くて手が出せずにいたブランドのものだったからです。普段の会話を覚えていてくれたことに感動し、気持ちが伝わる特別なプレゼントでした(33歳)
・新婚旅行先の軽井沢でハンドメイドの財布を購入して、とても気に入っていました。10年ほど使っていて少しダメージがあったので、同じ人が作った財布をくれました(40歳)
財布は毎日使う実用的なアイテムです。特にブランド物の財布は価格帯が高めになりがちで、「今使っている財布がまだ使えるから」と自分での購入を後回しにしてしまう人も多いようです。そのため「古くなってきたタイミングで新調してくれた」などパートナーの気配りが感じられると、さらに喜びが増すことがわかります。
また「好きなブランドや形を覚えていてくれた」など、自分好みの財布をプレゼントされることを喜ぶ女性も多く見られました。財布そのものの価値に加え、プレゼントに込められた相手の思いやりやストーリーが特別感を演出している点も見逃せません。
3位 花
・特別感があるし、花は好きだが普段買わないから余計に嬉しかった(25歳)
・普段は気の利くような彼ではなかったのですが、交際7年目の誕生日に用意してくれました。お花屋さんに相談する彼を想像すると、なんだか私まで照れくさくなりました(27歳)
・年齢分の花だったからロマンチックで嬉しかった(30歳)
花は非日常的な雰囲気を演出する代表的なプレゼントといえます。特にお花が趣味でない限り、普段から自分で購入する機会は少ないため、特別感を感じやすいのでしょう。
また「男性が女性のために花を選ぶ」という行為自体にときめきを感じる女性も多いようです。花の種類や本数に意味を込めることができるため、気持ちを表現しやすいプレゼントでもあります。
4位 時計
・いつかは欲しいと思っていたが、高くて自分では買えないものだったから(25歳)
・ペアの腕時計。普段ペアルックなどに抵抗がある人なのに、お揃いの時計をプレゼントしてくれたのが嬉しかった(27歳)
・実用的なので。自身で持っている時計は長く使っていたから、新しい時計は嬉しかった(36歳)
時計のプレゼントには「時間を共に刻む」「あなたの時間が欲しい」といったカップルにぴったりの意味合いがあります。また高価になりやすく実用性も高いことから、喜ばれるプレゼントの一つとなっています。
高級ブランドの時計など自分ではなかなか手が出ないものをプレゼントされると「自分を大切に思ってくれている」という気持ちになれるようです。さらにペアウォッチとして贈られると、日常的にお揃いを意識でき、二人のつながりを感じやすくなるというメリットもあります。
5位 旅行
・思い出に残るプレゼントだから。なかなか頻繁に行けないから(20歳)
・滞在中の計画など何から何までひとりでプランを考えてくれ、ずっと行ってみたい石垣島のホテルを予約してくれたうえ、プロポーズしてくれたから(25歳)
・もともとあまり物欲がなく、「何が欲しい?」と聞かれても、すぐに答えが出ず困っていました。大好きな旅行に連れて行ってくれて、嬉しかったです(30歳)
旅行をプレゼントすることで、二人で思い出を共有することができます。特に物欲があまりない人にとっても嬉しいプレゼントになるようです。また「恋人や妻が喜びそうな行き先やプランを選ぶ」など、相手のために時間と手間をかけること自体が愛情表現として受け止められています。
「自分ではなかなか予約しない高級ホテル・旅館」に泊まれることを嬉しく感じる声も多くありました。普段行けない場所での二人だけの非日常体験が、関係をより深めるきっかけになるプレゼントといえるでしょう。
6位 バッグ
・自分のためにお高いバッグを購入してくれた気持ちが嬉しかった(19歳)
・高いものではないけど、前々から「欲しい」と匂わせていたため(32歳)
・ファスナーが壊れたままのバッグを使用していて、新しいのを買うか迷っていました。せっかく買うならブランド物にしようと思っていましたが、なかなか選べず。そのタイミングでブランド物の斜めがけバッグをくれたのですごく嬉しかったです。普段夫はブランド物に興味がなく、すべて安物で済まそうとするタイプだったので、余計嬉しかったです(32歳)
バッグは日常的に使う実用的なアイテムであり、価格帯によっては特別感も演出できます。買おうか迷っていたバッグや好みのバッグをプレゼントしてもらえると「自分のことをよく見てくれている」と感じられ、贈り主の気遣いや思いやりに感動できるようです。
比較的リーズナブルなバッグでも「使いやすくて嬉しい」「自分の状況に合わせて選んでくれたのが嬉しい」という意見もありました。価格だけでなく、相手の気持ちや選ぶ際の配慮が喜びにつながっていることがわかります。
7位 美容家電
・高級ドライヤー。ちょうど買い換えようと思っていたから。自分ではなかなか高級なものを選ばないので、嬉しかった(22歳)
・人気メーカーのストレートアイロン。毎日使うもので、「欲しいけれど自分で買うには値段がするな」と思っていたから。もらって数年経つが、今も使い勝手が良く多用している(25歳)
・自分で買うのは躊躇する値段だったから(31歳)
美容家電は、美容に気を使う女性にとって非常に実用的なアイテムです。高級ドライヤーや人気ブランドのヘアアイロンなどは毎日使うことで品質の良さを実感でき、長期的な満足感につながります。
また自分では購入をためらうような、価格的に少し背伸びが必要なアイテムを贈られることで「大切に思われている」という気持ちになるようです。
ただし、美容家電は消耗品ではないため「すでに持っているものと被らないか」「買い替えのタイミングが来ているなど、今本当に必要としているものか」という点には注意が必要だと言えます。
彼氏や夫にもらった誕生日プレゼントの値段を調べる人は37.8%

彼氏や夫に誕生日プレゼントをもらったとき、その値段を調べる女性は「いつも(11.6%)」「たまに(26.2%)」を合わせて37.8%という結果になりました。
値段を調べる理由としては「自分も同じくらいの価格帯のプレゼントを返したい」「金額に気持ちの大きさが現れるから」といったことが考えられます。
しかし全体としては、彼氏や夫からもらったプレゼントの値段をチェックする女性は少数派であり、値段よりもプレゼントに込められた気持ちを重視する傾向があることがわかりました。
嬉しかったプレゼントのエピソードにもあるように、女性が喜ぶプレゼントには「相手が想いを込めてくれた」「自分のことを考えてくれた」といったストーリー性が重要です。値段よりも心遣いや相手への理解を示すプレゼントが評価されやすいことが読み取れます。
まとめ
今回のアンケート調査からわかったのは、女性はプレゼントの高価さだけでなく「日常で使える実用性」や「思い出に残る特別感」も重視する傾向があるということです。
高価なプレゼントは確かに相手の想いの大きさを表現する一つの方法として喜ばれますが、好みやニーズに合っていないと使いづらく、喜びが半減してしまう可能性があります。
一方、比較的リーズナブルなプレゼントでも「使いやすくて嬉しかった」「安いものだと言われたけれど、一生懸命選んでくれたことが嬉しくて特別なプレゼントになった」という声もありました。
予算に限りがあって悩んでいる男性でも、工夫次第で女性に喜んでもらえるプレゼントは十分可能だということです。誕生日を迎えるパートナーへのプレゼント選びに悩んでいる方は、今回の調査結果を参考にされてはいかがでしょうか。
▽安藤房子氏の考察
アンケート結果から推察するに、回答者のみなさまは、もらったモノにとても満足している印象ですね。アクセサリーもお財布もバッグも、好みや使い勝手がそれぞれ。普段からご自身の好みをうまく伝えていたから満足したのかもしれません。ご自身がプレゼントするときにも、ぜひお相手の好みを上手にリサーチしてください。
ちなみにプレゼントには【補償の役割】があると言われており、深く長くつきあいたいお相手との関係向上に役立ちます。ふたりの距離感に応じたプレゼントをあげるのが効果的。まだ関係が浅い場合にはシャンパンやスイーツなど「消えるもの」。親密な関係の場合にはモノもOK。どんなお相手でも、記念日以外のサプライズプレゼントは大変喜ばれます。
年間のプレゼント予算が決まっている場合には、高価なモノを1回あげるより、リーズナブルなモノを何回かにわけてあげるほうが、親密度が高まると言われています。
▽監修者紹介

安藤房子(あんどう・ふさこ)
恋愛心理研究所所長。日本初の恋愛カウンセラー。作家。自己肯定感アップ術や色彩心理学をはじめ、姿勢改善・呼吸法・ストレッチ・ダイエット術などをとりいれた独自のカウンセリングで婚活・恋活女子を応援。食の資格を活かして「恋に効くモテボディ・レシピ」も考案。著書「愛されて結婚する77のルール」は中国、「ママ、だいじょうぶ。我慢しなくていいんだよ。」は韓国で翻訳出版。心理テスト制作、テレビMC、講演・セミナーなど"恋に効く魔法をお届けします"をテーマに多方面で活動。調布FMラジオ「安藤房子のハッピー・パラダイス」(毎週㈯19時~)。
出典元:株式会社ビズヒッツ












