Square AIが日本で提供開始、中小企業の19.2%が定期的にAI活用と調査で判明

中小事業者を対象としたカード決済端末やPOSシステム、オンライン決済サービスなどを展開し、キャッシュレス化および店舗運営のサポートを行っているSquare株式会社(本社:米国Block, Inc.、ブロック・ヘッド:ジャック・ドーシー)は、日本国内において「Square AI」のサービス提供を3月10日から開始したことを発表しました。Square AIは、Squareのプラットフォームに直接統合された無償提供の対話型AIアシスタントであり、決済および売上管理を通じて収集された業務データを瞬時に解析し、あらゆる規模の事業者がより速やかかつ適切な経営判断を実現できるよう支援するものです。

同社が実施した最新の調査によると、日本の中小企業においてAIに対する認知度が高まっていることが明らかになっています。調査結果では、35.2%がAIを活用していると回答した一方で、定期的に活用しているのは19.2%にとどまっていることが判明しました。このことから、日本企業における定期的なAI活用は依然として限定的な状況にあり、多くの企業においてAI導入はまだ初期段階にあることが示されています。加えて、この調査では中小企業の経営者が事業データの分析に週平均3.66時間を費やしている実態も明らかになりました。利益率の確保や迅速な経営判断が求められる環境下において、データに基づく意思決定の重要性はより一層高まっていると言えます。今回の調査回答者のうち69.6%が「データやインサイトによって判断が裏付けられるとより自信を持てる」と回答しており、経営の現場では人間の判断力に加えて客観的な根拠が必要とされているため、AIは既存の意思決定プロセスを補完する形で活用されることが最も効果的であることが明らかになりました。

なお、本調査はCensuswideにより、日本の企業経営者500名を対象に実施されたものです。

今回提供が開始されたSquare AIは、Squareの統合プラットフォーム上に構築された対話型の人工知能アシスタントであり、Squareを利用している全ての事業者に無償で提供されます。主な機能としては、自然言語による質問で売上や業績データへ即座にアクセスできる点、業績の傾向を自動で可視化できる点、季節要因や地域イベントなどの文脈情報と売上データを組み合わせた分析が可能である点が挙げられます。さらに、Squareの各機能の活用方法についても案内を受けることができます。これらの機能はSquare データ(Square データアプリまたはウェブ)から利用することができ、場所を問わず事業データに基づいた判断材料を確認することが可能となっています。追加のシステム導入や複雑な連携作業は不要であり、既存の業務の流れの中でそのまま活用できる設計となっています。

同社は、今後も日本の事業者が日々の業務で生み出すデータを最大限に活用し、より確かな経営判断を行える環境の実現に取り組んでいくとしています。Square AIの提供を通じて、規模を問わず全ての事業者がテクノロジーの恩恵を受けられる社会を目指し、日本市場におけるサービスの拡充と品質向上に努めていく方針です。

Square グローバル・プロダクト責任者のコメント

Squareのグローバル・プロダクト責任者であるWillem Avé氏は、次のようにコメントしています。世界各地において、Square AIを活用することで業績をより明確に把握し、より迅速な意思決定を行い、レポート作業に費やす時間を削減している企業が増えているとのことです。事業者は決済や商取引を通じて膨大なデータを日々生み出していますが、それを実行可能なインサイトへと変換するには、これまで専門的なリソースが必要でした。Square AIは、事業運営の流れの中に分析機能を組み込むことで、そのプロセスをより身近なものにするとしています。

Squareの統合プラットフォームは、決済、売上管理、日常業務管理を一つのシステムに集約しています。Square AIはこの統合基盤の上に構築されており、追加のシステムや複雑な連携を必要とせず、業務データの分析を可能にするとしています。

Square Japan責任者のコメント

Square Japanの責任者であるStephen Adams氏は、次のようにコメントしています。日本の企業は効率性と正確性を重視しており、事業者から聞いているのは、業務負担を軽減し、より迅速で確かな意思決定を支援する実用的なツールへのニーズであるとのことです。Square AIは既存の業務フローに自然に組み込まれ、複雑さを増すことなく明確な答えを提供するよう設計されているとしています。

Square AIでできること

Square AIで実現できる主な機能は以下の通りです。

  • レポート機能を確認することなく、自社データへの瞬時なアクセスを可能にします
  • 業績のトレンドを可視化し、新たなインサイトに繋げます
  • 季節要因や地域イベントなどの文脈情報と売上データを組み合わせます
  • より効率的にSquareを活用するために、Squareの機能の使い方について回答します
  • Square データ(Square データアプリまたはウェブ)を通じてどこからでもインサイトにアクセスします

Squareについて

Squareは、誰もが販売や決済を手軽に始められるように、商取引に必要なツールを取りそろえているサービスです。飲食業、小売業、専門サービス業などの各業種に特化したソフトウェア、カスタマイズできるeコマースツール、資金調達サービス、スタッフ管理ツールなどがその一例となります。これらが全て連携して機能することで、事業者の時間や労力を削減します。世界中の事業者が事業の運営や成長にSquareを活用しています。

出典元:Square株式会社

コマースピックLINE公式アカウント

コマースピックメルマガ