
犬猫向けCBDウェルネスブランド「M&N's CBD」を展開する株式会社ウェルファーマ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:福田一生)が、ペットにCBDオイルを利用している飼い主129名を対象とした「CBDオイル利用実態調査」の結果を2025年11月25日(火)に公開しました。
この記事の目次
調査結果サマリー
今回の調査は、国内ではまだ少ない「実際の飼い主の体験に基づくデータ」として、獣医療関係者やメディアの間でも関心が高まっている内容となっています。
調査によると、効果を感じたと回答した飼い主が86%に達し、てんかんケア(51%)や、シニア犬のQOL向上を目的とした利用(40%以上)が特に顕著でした。日本国内でもペットの高齢化やてんかん治療における新たな選択肢が求められる中、CBDが日常的なケアとして普及しつつある実態が明らかになっています。
調査概要
- 調査名:犬猫向けCBDオイルの使用実態調査
- 実施主体:M&N's CBD(株式会社ウェルファーマ)
- 実施期間:2024年4月~2025年10月
- 調査方法:インターネット調査
- 回答者条件:犬または猫にCBDオイルを利用している飼い主
- 回答数:129名(犬オーナー122名、猫オーナー7名)
86%が「CBDの効果を実感」──特に高かったのは"てんかん"と"シニアケア"
「CBDオイルを与えて、期待していた効果はありましたか?」という質問に対して、「大いにあった」が36%(50名)、「ある程度あった」が43.9%(61名)と、合計で86%(111名)の飼い主が「効果を実感した」と回答しています。さらに、自由記述では効果を実感したと回答した飼い主から、以下のような声が多く寄せられています。
・てんかん発作の頻度・強度の軽減
・シニア犬の落ち着き・夜鳴き・歩行の安定
・雷・花火・お留守番といったストレス反応の緩和
一方で、調査対象の129名中「ほとんどなかった」と回答したのは1名のみという結果でした。

CBDを使う"主目的"は「てんかんケア」が51%で最多
「CBDを利用する目的」について尋ねた設問では、最も多かったのは「てんかんケア」で51%(66名)という結果になっています。次いで「シニアケア」17.1%(22名)、「ストレスケア」16.3%(21名)と続いています。
特にてんかん領域では、従来の抗てんかん薬だけでは症状が十分に安定しないケースが多く、CBDを補助療法として取り入れる飼い主が増加していることが今回の調査から明らかになっています。
CBDオイルを利用する"一番の目的"(単回答)は以下の通りです。
| 目的 | 回答数 |
| てんかんケア | 66名(51%) |
| シニアケア | 22名 |
| ストレスケア | 21名 |
| 痛みケア(関節痛ケア) | 8名 |
| 健康維持 | 2名 |
また、CBDオイルを利用する「一番の目的」(単回答)でも、てんかんケアが最多となっています。さらに、その使用者の49.2%が抗てんかん薬と併用していると回答しています。従来の抗てんかん薬だけでは症状が安定しにくいケースも多いことから、CBDを補助療法として取り入れる飼い主が増えている現状が明らかになりました。

"毎日与えている"が87.6%──CBDは「日々のケア習慣」として定着
「ペットにCBDオイルを与える頻度」については、87.6%(113名)が「毎日」と回答し、大多数が継続的にCBDを取り入れている実態が明らかになっています。そのほか、2〜3日に1度:3.1%(4名)、状況に応じて使用:9.3%(12名)という結果となっています。

また、「CBDオイルを飲んでいる目的・期待する効果」の自由記述では、以下の声が多く、CBDが「毎日の基礎ケア」として浸透しつつあることを示す結果となっています。
・てんかん
・シニア期の不安・興奮
・慢性的なストレス
・関節などの運動器の不調
約半数が"1週間以内"に変化を実感、1か月以内は77.8%
「効果を感じ始めた時期」を尋ねた設問(有効回答117名)では、"1週間以内に変化を感じた"飼い主が49.6%(58名)と約半数を占めました。さらに、1か月以内に実感した飼い主は合計で77.8%(90名)に上ります。
一般的にサプリメントは「3か月以上の継続で体感」とされるケースが多い中、CBDは比較的短期間で行動や症状に変化をもたらす可能性が示されています。
▼ 効果を感じ始めた時期
- 1週間以内:49.6%(58名)
※内訳:即日、翌日、2〜3日後、4日後、1週間後 - 1か月頃:28.2%(32名)
- それ以上:4.3%
- その他(覚えていないなど):17.9%

多くの飼い主が"複数の目的"でCBDを併用している
「主目的」以外に期待していること(複数回答)では、下記の目的が上位となっています。
・シニアケア:52名
・健康維持:46名
・ストレスケア:31名
・痛み緩和:28名
CBDが、てんかん、老齢期の不安、関節の痛み、ストレス行動など"複合的な症状"に対して用いられている点は、獣医療の現場でも注目されるポイントとなっています。

ペットの高齢化が進む中、CBDの"QOLケア"としての役割が拡大
「CBDオイルを飲んでいる目的・CBDに期待する効果」に関する自由記述では、「認知症による徘徊・夜鳴き」「不安行動の増加」「歩行の不安定さ」など、シニア期特有の悩みが多く挙げられていました。
CBDは、体内の炎症・興奮・不安システムなどを調整するとされるECS(エンドカンナビノイドシステム)に働きかけると考えられており、こうしたシニア期の悩みに対する"日常のQOLケア"として利用が広がっていることが分かります。
<自由記述の一部>
「認知症なのか、単なる歩きたい衝動なのか分からないほどバタバタ激しく動くため、それを落ち着かせたくて使いました。夜ぐっすり寝てほしいです。」
「昼夜逆転の改善、過度の興奮の軽減。通院時など外出時の不安や興奮を抑えたい。」
「高齢で足腰が弱くなり歩行が困難になっており、初めてCBDを使ってみました。」
今回の調査結果について
飼い主の"リアルな体験データ"は国内でも希少。獣医療における新たな選択肢へ
今回の調査の特徴は、メーカー主導の効果検証ではなく、利用者129名のリアルな体験を集めた点です。これは国内のペットCBD市場においても非常に貴重であり、「てんかん」「シニアケア」「ストレスケア」など、飼い主が何に悩み、どのようにCBDを活用しているかを明確に示す重要な統計となっています。
開発者コメント
M&N's CBD 商品開発担当・米山氏は次のようにコメントしています。
「今回の調査では、多くの飼い主さまが "てんかん" や "シニア期のケア" に関して課題を抱えている実態が浮き彫りになりました。
CBDは薬を置き換えるものではありませんが、ペットのQOLを高める"やさしい選択肢"として日常のケアに取り入れられていることが分かりました。
今後も安心して使えるCBD製品の開発と、適切な利用方法の普及に努めてまいります。」
株式会社ウェルファーマ 会社概要
所在地:東京都渋谷区
事業内容:信頼できる確かな情報と高品質な商品を通じて、人と動物が生涯健康で幸せに暮らすことを目指すウェルネスケアカンパニー。
出典元:株式会社ウェルファーマ プレスリリース












