【ECPRO】楽天RMS広告の自動最適化ツールが機能拡張、過去2年分のデータ取得が可能に

2025年9月2日 2025年9月2日

コマースピック編集部　プレス配信チーム

株式会社Proteinum（プロテーナム）が提供する楽天市場向け広告最適化ツール「ECPRO」において、過去2年分のデータ取得機能が追加されました。これまで楽天RMSでは1-3か月分しか確認できなかったデータを、まとめて確認できるようになります。この新機能は3万円で利用可能となっています。また、ECPROは2週間の無料トライアルを実施しており、導入検討の際にサービスを体験することができます。

ECPROは楽天市場での広告運用を効率化するツールとして、運営代行のノウハウをAIによって実現した支援ツールです。自動最適化機能や詳細なデータ分析など、多彩な機能を備えています。

ECPROの主要機能

株式会社Proteinumは楽天運営代行業務を通じて蓄積してきたプロフェッショナルな運用ノウハウをAI技術によって実装しています。ECPROの主な機能は以下の通りです。

AIによる広告の自動最適化
自社で設定した目標ROASに向けて、AIが自動的にCPC（クリック単価）を調整します。これにより効率的な広告運用が可能になります。
RPP広告の掲載順位に応じたCPC自動調整
希望する掲載順位を設定すると、その位置に表示されるようCPCを自動調整します。高い精度で目標の掲載位置を維持できるようになります。
商品・キーワードの自動追加機能
一定の条件に基づいて商品CPCの登録を自動化できます。キーワードについては、商品名や楽天市場での実績、Googleでの検索ボリュームなど多角的な視点から最適なキーワードを自動で登録することが可能です。これにより、手動でキーワードを選定・登録する作業が不要になります。自動削除機能と組み合わせることで、常に最適なキーワード設定を維持できます。
わかりやすいデータレポート機能
通常であれば毎回ダウンロードして確認する必要がある商品・キーワード別の実績データを、ECPROでは即座に確認できます。データの可視化により、効率的な分析が可能になります。
長期的な効果測定データの蓄積と参照
通常は1か月ごとに出力する必要があるパフォーマンスレポートを、ECPRO導入後から複数月にわたって推移を確認できます。新たに追加された2年分のデータ取得機能により、より長期的な視点での分析が可能になりました。
条件設定による自動除外機能
特定の条件を設定し、その条件に合致する商品やキーワードを自動的に除外することができます。これにより、効率の良くない広告出稿を防止できます。
広告設定の更新予約機能
セールやイベントの開始タイミングに合わせて、CPCや基準値の変更を事前に予約できます。この機能により、業務時間外にRPP広告の設定を更新するために作業する必要がなくなります。
商品・キーワードの追加・削除予約
商品やキーワードの追加・削除を事前に予約することができます。例えば、イベント直前に特定商品を広告に追加し、イベント終了後に自動で削除するといった運用が可能になります。
日次予算管理機能
1日あたりの上限予算を設定することができます。設定した予算を超過した場合、ECPROが自動的にRPP広告の配信を停止するため、予算管理が容易になります。
広告グループ作成・管理機能
広告をグループ化することで、グループごとの実績確認や、設定した条件に基づくCPC自動調整が可能になります。また、グループに1商品のみ登録することで、商品単位での詳細な実績推移も把握できます。