REVISIO株式会社が発表したコネクテッドTV白書2025の研究結果

REVISIO株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 郡谷 康士、以下REVISIO)が、注視度を計測する人体認識技術を搭載した機器を家庭に設置して、コネクテッドTV(以下、CTV)の視聴傾向に関する研究結果を掲載した「コネクテッドTV白書2025」を公開しました。

この白書では、全国を対象とした大規模なアンケートとREVISIOの実測データを活用し、視聴者が誰で、どのようなコンテンツを、どのように視聴しているのかを明らかにしています。近年、同社はこのレポートを発表しており、広告主、広告会社、プラットフォーム、報道関係者など多くの方々にご覧いただいています。この場をお借りして、データ引用に関する感謝を申し上げます。本年も引き続きレポートを発行し、皆さまのマーケティング活動を支援したいと考えています。

■研究の背景と目的

最近のCTV視聴の増加に伴い、CTV広告市場も拡大しています。広告主のCTVへの関心が高まる中で、CTVの評価や分析に活用可能な意識データや視聴データは依然として不足している状況です。本研究では、意識データと視聴データを組み合わせて視聴者のCTV視聴実態を深く分析しています。各動画サービスにおける視聴データや共視聴(複数人の視聴)の傾向を多方面からまとめ、今後のCTVの展望を考えるための手がかりとなることを目指します。

この研究では、REVISIOが保持する関東エリアの2,000世帯から得たCTV視聴データと、独自に実施した35,000名を対象とするスクリーニング調査、さらに本調査から得られた3,000名のアンケートデータを用いています。加えて、REVISIOのデータは2024年から関東の全パネル世帯を網羅したものであり、視聴実態をさらに明確にするため、主要データを通年データに改訂しました。

■研究結果の概要

CTVでの動画サービス視聴が定着。YouTubeが平均視聴時間1位、Amazon Prime Videoは民放キー局に迫る

CTV視聴世帯における動画サービスの平均視聴時間は、YouTubeが60.1分/日で1位を獲得しています。

一方で、Amazon Prime Videoは17.0分/日となり、テレビ東京の14.9分/日を上回っており、CTV視聴の定着度が伺えます。

テレビデバイスで1日あたり何分利用されているかのグラフ画像

注視度の分析、CTVが地上波よりも高い傾向が続く。局ごとの動画サービスではDisney+が首位

視聴者を大きく引きつけた独占配信の注目タイトル、「地面師たち」や「SHOGUN 将軍」が、注視度の向上に寄与している可能性があります。

テレビ前にいる時の注目度を示すグラフ画像

【REVISIO株式会社について】

REVISIO株式会社は、人体認識技術を用いた視聴態勢データを収集し、BtoB向けの視聴分析サービスを提供しています。家庭のテレビに独自に開発した人体認識技術を搭載した機器を設置し、調査参加者の視聴態勢を自動で毎秒記録し、「誰がテレビの前にいて、注意を向けているか」という独自の注視データを国内の200社以上の広告主、広告会社、放送局に提供しています。現在、関東エリアの2,000世帯と関西エリア600世帯から、地上波全番組の視聴データやコネクテッドTVの注視データを収集しています。

出典元: REVISIO株式会社

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