Caccoの不正注文検知サービスがBack Marketに導入され、承認率が劇的に改善

国内導入実績No.1(※1)の不正注文検知サービスを提供かっこ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岩井裕之)は、同社が展開する不正注文検知サービス「O-PLUX(オープラックス)」の導入が、Back Market Japan株式会社(本社:東京都渋谷区)でクレジットカード不正利用対策として実施されたことを発表しました。この取り組みにより、世界最大級のリファービッシュ品(※2)に特化したマーケットプレイス「Back Market」において、クレジットカードのオーソリゼーション(※3)の承認率が著しく改善されたとされています。

この導入に関しての背景や対策の詳細、効果についての事例インタビューが公開されました。

※1:株式会社東京商工リサーチ「日本国内のECサイトにおける有償の不正検知サービス導入サイト件数調査」2024年3月末日時点

※2:リファービッシュ品:中古品として回収された電子機器を専門家が点検・修理・クリーニングし、全ての機能が正常であることが確認された製品

※3:オーソリゼーション(オーソリ): クレジットカードを使用する際に、不正利用がないか及び利用限度額を確認し、そのカードで決済ができるか判断するプロセス。

導入の背景

リファービッシュ市場は急速に成長を続けており、毎年約12億台(※4)の新品スマートフォンが販売される中、リファービッシュ品の販売台数は3.1億台に達し、市場全体の約4分の1を占めています。2027年にはその数が4.3億台(※5)に達する見込みで、今後のさらなる成長が期待されています。しかし、この成長に伴い不正転売リスクも増加しており、「Back Market」では従来から導入していた本人認証の「3Dセキュア」と組み合わせて、2024年4月に「O-PLUX」を併せて導入しました。

※4:IDC 「Worldwide Smartphone Market Forecast to Grow 6.2% in 2024, Fueled by Robust Growth for Android in Emerging Markets and China」2024年11月

※5:IDC 「Worldwide Market for Used Smartphones Is Forecast to Surpass 430 Million Units with a Market Value of $109.7 Billion in 2027」2024年11月

導入による効果

1. クレジットカード不正利用の大幅な削減

これまでの基本的な目視確認では、名前とフリガナの整合性やドメイン確認に限られていましたが、「O-PLUX」の導入により、日本に特有の不正傾向を考慮した包括的なチェックを実施できるようになり、作業時間が8割近く削減され、不正利用も大幅に減少しました。

2. 不正被害の減少がオーソリゼーション承認率を向上させた

「Back Market」では高額な電子機器が多く、数十万円を超える取引も珍しくなく、クレジットカードのオーソリゼーションが厳しいケースがしばしばありました。しかし、「O-PLUX」を活用した不正対策の強化により、承認率が大きく向上し、結果として売上も増加しています。

出典元: かっこ株式会社 プレスリリース

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