
BEENOS株式会社(東証プライム:3328)の連結子会社で、海外向け購入支援サービス「Buyee( https://buyee.jp/ )」を提供しているtenso株式会社(以下「tenso」)は、エレコム株式会社(以下「エレコム」)が運営するECサイト「エレコムダイレクトショップ」において、海外販売支援を開始しました。
エレコムダイレクトショップは、約20,000点のIT関連機器などを取り扱うエレコムの公式通販サイトです。1986年に設立されたエレコムは、IT周辺機器の開発・製造・販売を行い、現在はパソコンやスマートフォンの他、ヘルスケア、ゲーミング、調理家電、理美容、アウトドア、ペット家電、ソリューション提案など多様な分野に展開しています。毎月約300点の新商品を発表し、年間では約2,300点、1日あたりの販売数は約140,000個に達します(※1)。
エレコムは、日本発のグローバルブランドの確立を目指しており、2025年3月期の成長戦略として米国市場への進出を進めています。製品ラインナップの拡充とデジタルマーケティングの強化を通じて、米国市場でのエレコムブランドの浸透を図ると同時に、アジアや欧州市場への展開も視野に入れています。
エレコムダイレクトショップでは、海外のお客様が日本のECサイトにアクセスする際の購入支援サービス「Buyee Connect」との連携により、国内の在庫を活用しつつ約120の国や地域への製品販売が可能です(※2)。Buyeeが決済、国際配送、多言語カスタマーサポートを担当することで、ビジネスの初期段階から越境ECを容易にスタートできる環境を整えています。
BEENOSグループは今後も、日本企業が煩雑な手続きを行わずに海外への販路を拡げる手助けを行い、海外での日本ブランドの認知拡大を支援していく方針です。
(※1)出典はエレコム公式サイト( https://www.elecom.co.jp/ )2025年1月時点
(※2)配送可能国は、時期や国際情勢により変動する可能性があります。
■エレコムのコメント
このサービス導入後、すぐにフィリピンやアメリカからの注文を受け付け、当社の製品を円滑にグローバル市場に卸すことができました。ユーザー情報や購買国、選択言語が確認できるため、今後の海外ビジネスの展開や製品フィードバックのための基盤を構築できると感じています。また、私たちは実店舗も運営しており、来店されたお客様にサービス内容を案内することで、インバウンドのお客様への効果的なアプローチを行い、リピート購入や顧客体験の向上につなげたいと考えています。
■Buyee Connectについて
「Buyee Connect」は、日本のECサイトに訪れる海外ユーザー向けの購入支援サービスです。自社ECサイトはそのままに、約120の国と地域へ製品を販売できる仕組みです。すべてのECサイトがグローバル化される世界を目指し、初期費用や月額費用は無償で提供されます。海外のお客様は、購入時の表示言語を18言語から選ぶことができ、主要な決済方法も利用可能です。さらに、Buyeeが購入手続きや国際配送、多言語カスタマーサポートを担うため、海外の顧客は日本のECサイトからスムーズに商品を購入できます。また、日本のECサイト運営者も、低コストで海外対応が実現できます。
Buyee Connectによる海外販売サポート内容
◆多様な決済手段への対応…Paypal、Alipay、AFTEE(台湾向け)、銀聯クレジットカードなど各種クレジットカード
◆豊富な配送手段への対応…DHL・EMS・SAL便・FedEx・国際小包・船便など
◆独自の保険サービス…Buyee独自の検品・配送保険を提供
◆不正決済防止…ECサイト運営者に不正決済のリスクがないBuyeeによる購入支援
◆購入時の表示言語…18言語対応
日本語・英語・中国語(繁体字・簡体字)・インドネシア語・タイ語・韓国語・スペイン語・ドイツ語・ロシア語・フランス語・イタリア語・ポルトガル語・トルコ語・マレー語・ポーランド語・ベトナム語・ミャンマー語から選択可能。
出典元:エレコム株式会社プレスリリース