ナッジ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:沖田 貴史、以下「ナッジ」)は、次世代型クレジットカード「Nudge(ナッジ、以下「ナッジカード」)」の所有者を対象に、2025年のお年玉に関するアンケート調査を実施しました。この調査は、2025年1月1日から5日までの間にナッジカードアプリを通じて行われ、5,394名から意見が寄せられました。以下にその主な結果をお伝えします。
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受け取り状況:新成人は1〜3万円が最多、40代でも1割弱が受け取っている
新成人(18歳・20歳)の約6〜7割が2025年の正月にお年玉を受け取り、その金額は「1〜3万円」が多く見られました。さらに、期待通りまたはそれ以上の金額を受け取ったとの回答は、どちらの年代でも7割を超え、特に20歳の新成人の約半数が「期待以上」と応じています。
年齢が上がるにつれてお年玉を受け取る人の割合は減少する傾向にありますが、40代においても7.7%が「お年玉をもらった」と回答しており、一定数はお年玉を受け取っていることが確認されました。これには親や親族からだけでなく、職場やアルバイト先からの贈与も含まれると考えられます。




昨年の調査では、約8割がお年玉を受け取っており、10人に1人は5万円以上であることが示されています。新成人のお年玉事情の詳細も確認できます。
受取方法:現金が主流のまま
新成人(18歳、20歳)の約99%が「現金でお年玉を受け取った」と回答しました。一方で「キャッシュレスの方が便利だ」と考える人や「どちらでも構わない」との意見も約30%存在し、キャッシュレス決済の浸透が進む中での今後の変化が期待されます。さらに、キャッシュレスでお年玉を受け取る割合は年齢が高くなるにつれて増加しています。



使い道:若年層は貯金を重視、全年代でエンタメ支出が増加
10代、20代の若年層は「貯金」を最も多く選んでおり、堅実な傾向が見られました。しかし、全年代を総合すると「エンターテインメントや趣味」に使用する割合が高まってきていることが分かりました。

「お年玉をあげたい」と考える人が多い若年層
世代に関わらずお年玉に対する好意的な意識は多く見られますが、特に10代・20代の若年層では「お年玉をあげたい」と考える人が9割近くに達し、他の年代を上回る結果となりました。このことは、お年玉が日本の文化として、若い世代にしっかりと受け継がれていることを示しています。

【自由回答】
「お年玉をあげたい」理由
- お金の重要性を伝えたい(18歳)
- 受験勉強で帰省しなかったためお年玉をもらえなかったが、毎年楽しみにしている行事なので、自分も貰ったものを渡せたら嬉しい(18歳)
- アルバイトができるので、できない従兄弟たちに支援したい(19歳)
- 親や親族に感謝の意を示したいから(20歳)
- 子供の頃に受け取ったため、次の世代の子供たちにもお年玉を渡すことで「お返し」ができる(25歳)
- 年に一度の楽しみの一つだから(30歳)
- もらって嬉しいものであり、またお金の使い方の教育にもなる(42歳)
- 孫にお年玉を渡しています。キャッシュレスで渡すことができて便利になりました(53歳)
- 思いがけず娘からお年玉をもらい、その嬉しさを再確認できた(68歳)
「お年玉をあげたいと思わない」理由
- 収入が少ないため(22歳)
- 親戚との交流が減っているため(40歳)
- 親戚同士でお年玉を受け取ることを取り決めているため(55歳)
今回の調査により、現金でのお年玉文化がまだ根強く残っている一方で、キャッシュレス化の可能性や若年層の貯金に対する意識が浮き彫りになりました。
ナッジは、こうした生活者のトレンドやユーザーのニーズに即した金融サービスを提供し、より便利で楽しい体験を追求し続けます。
出典元:ナッジ株式会社