
CATS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:松本 勇)が提供する「L-ad」が、LINEアプリ内ブラウザでのCV計測機能を新たに実装いたしました。
この新機能によって、ユーザーをLINEのトークからアプリ内ブラウザに遷移させた後のコンバージョン成果を計測することができるようになります。
従来LINEアプリからユーザーが離れたあとのCVデータは計測出来ませんでしたが、
本アップデートによって、今までブラックボックスになっていた広告施策とコンバージョンの相関関係を分析し、広告運用者様にさらなる活用価値を提供いたします。
LINE友だち追加計測ツール「L-ad」:https://markecats.co.jp/ladlp_marketing/
この記事の目次
LINEアプリ内ブラウザのCV計測機能について
LINE公式アカウント施策の課題
LINE友だち追加広告施策の一般的な課題として、施策効果の良し悪しを判断が難しいことが挙げられます。
LINE公式アカウントを使ったマーケティング施策が有用である一方で、
現状LINEは企業が使用している基幹システム(MAやSFAなど)との連動が難しく、LINE内で完結した購入や予約は管理が難しいという問題がありました。
この問題を抱える企業様の多くは、LINE友だち登録後、トーク内でWEBサイトに再度誘導し、基幹システムと連携しているWEBサイト上でコンバージョンさせるという1ステップを挟むことで、基幹システムでの一元管理を可能にしています。

一方で、この解消方法は、WEB広告で集客から最終コンバージョン(購入や予約)させるまでの一連の動線を遮断する形でLINE公式アカウントを導入することになります。

つまり、LINE友だち追加をCV地点としたWEB広告のデータと、WEBサイトで獲得する最終的なコンバージョンとの間にLINEアプリが挟まるため、両者の連動性を担保することができなかったのです。
機能開発について
LINE内ブラウザのCV計測機能は、L-adを提案したお客様からご要望としていただくことが多く、実現性について調査を続けていました。
そのような中で開発実装の糸口になったのが、親会社である株式会社ジーニーが提供しているマーケティングオートメーションツールGENIEE MAです。
GENIEE MAのプロダクト開発メンバーからLINE機能の仕組みについてヒアリングを行うことで開発実装の方法を立案。今回のアップデートが可能になりました。
LINEアプリ内ブラウザのCV計測が可能にすること
従来アプリ内ブラウザのCV計測ができなかったことで、”「LINE公式アカウント」へ誘導をすることによって広告成果がどう変化したのか”を判別することができます。
WEBサイト内に集客・WEBサイト内でCVさせる【WEBサイト完結型】施策と比較して、LINE公式アカウント施策がどのように価値を発揮しているのかを比較することが可能になります。
営業担当者コメント

CATSの川又です。
3月11日と少し先のスケジュールになりますが、本機能をリリース出来て嬉しい限りです。
この機能はぜひ、これからLINE施策を検討しているお客様にこそ使っていただきたいサービスです。
「LINEマーケティングをやってみたいけど、最終CPAがどうなるかの可視化がしにくいから躊躇している。」というお悩みを、L-adを導入することで解決できます。
L-adは従来、「LINE友だち追加計測が正確にできないこと」を解決するソリューションとして価値提供を行っていました。
そのスタート地点からL-adで実現できることはどんどん新機能として実装され、先般LINEアプリトーク内のCV計測機能もリリースされたばかりです。
▶︎キャッシュポイントにより近いCV地点で広告効果の計測が可能に!「LINEのトーク内容」をCVとして計測&広告媒体に通知できる新機能をリリース。
しかし、ご担当者さまとの会話の中で、トーク内のCV計測機能は真のニーズとはまだ遠いことに気づき、今回の開発実装の依頼に至ります。
これからも、LINE施策を行うお客様の悩みを解決できるプロダクトにするべく、情報のキャッチアップを行ってまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。

GENIEE MAについて
「GENIEE MA」は、データ統合とパーソナライズドコミュニケーションを核とした、ジーニー独自のマーケティングオートメーションツール。マーケティングとセールスプロセスを自動化し、見込客の獲得から成約までの効率化、売上最大化を実現します。
今後の展望
CATS株式会社は「誰もがマーケティングで成功できる世界を創る」というビジョンを掲げています。
「L-ad」も、LINEマーケティングを実施しているすべてのマーケターの成功を願い、自社開発したものでした。
今後も、広告運用の成果をさらに伸ばすために必要な機能を開発し、実装することで、より「L-ad」で実現できることを増やしていきます。
多くのLINEマーケターにとって「なくてはならないツール」にしていくために、「こういう機能があればな」というご意見があれば是非お問い合わせをいただけますと幸いです。