
国内シェアNo.1(※1)のAI真贋鑑定サービス「フェイクバスターズ」を運営するIVA株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:相原 嘉夫)が、高級ブランド香水の真贋鑑定サービスを開始したことが発表されました。AIを活用した香水の真贋鑑定は、世界初(※2)となる画期的な取り組みとのことです。シャネル、ディプティック、ル ラボをはじめとした、33のブランドが鑑定対象となっています。
この記事の目次
背景
近年、高級ブランド香水の市場は急速に拡大しており、Grand View Researchの調査によると、2023年の市場規模は226.5億ドル(約3.4兆円)に達し、2030年には343.9億ドル(約5.2兆円)へと成長すると予測されています。
しかし、これまで高級ブランド香水を鑑定できるサービスが存在しなかったため、消費者は偽物を購入するリスクに直面していました。日本国内においても偽造品を販売した業者が逮捕されるなど、偽造品の流通問題は深刻化の一途をたどっています。
このような偽造品流通の課題に対応するため、フェイクバスターズはこれまで培ってきた鑑定技術と専門知識を活かし、新たに高級ブランド香水の真贋鑑定サービスの提供を開始したとのことです。
IVA株式会社は今後もさまざまな商品カテゴリーの鑑定ブランドを拡充し、二次流通市場の健全な発展に貢献していく方針だと発表しています。
鑑定メニューについて
香水のボトル本体およびパッケージの箱に対し、画像による「クイック鑑定」または郵送による「コンプリート鑑定」の2種類のサービスを実施しているとのことです。
・クイック鑑定:¥1,100(¥1,000+tax)
お客様ご自身で撮影された商品画像をもとに鑑定を実施する、スピーディーかつリーズナブルな真贋鑑定サービスです。ご依頼から48時間以内に鑑定結果が提供されます。最先端AI技術と世界最高峰の鑑定チームが連携して鑑定を行うため、画像鑑定であっても品質への妥協はなく、高精度な判定が可能となっています。
・コンプリート鑑定:¥3,300(¥3,000+tax)
商品を郵送いただき、専門の鑑定チームがAI鑑定と各種専門機器を駆使して詳細な鑑定を実施します。正規品と鑑定された商品には、剥がすとシール側に跡が残る特殊なシールを梱包用のOPP袋に貼り、商品が正規品であることを証明します。
鑑定対象ブランド一覧/ABC順
ACQUA DI PARMA(アクアディパルマ)
Atelier Cologne(アトリエコロン)
BALENCIAGA(バレンシアガ)
Burberry(バーバリー)
BVLGARI(ブルガリ)
BYREDO(バイレード)
Calvin Klein(カルバン・クライン)
Cartier(カルティエ)
CHANEL(シャネル)
Chloé(クロエ)
CLARINS(クラランス)
CREED(クリード)
DIOR(ディオール)
Diptyque(ディプティック)
Dolce&Gabbana(ドルチェ&ガッバーナ)
Ferragamo(フェラガモ)
FREDERIC MALLE(フレデリック マル)
GIORGIO ARMANI(ジョルジオ アルマーニ)
GIVENCHY(ジバンシィ)
GUCCI(グッチ)
GUERLAIN(ゲラン)
HERMES(エルメス)
Huda Beauty(フーダビューティー)
Jo Malone(ジョー マローン)
LANCÔME(ランコム)
Le Labo(ル ラボ)
LOEWE(ロエベ)
MAC(マック)
MIU MIU(ミュウミュウ)
PRADA(プラダ)
TOM FORD(トム フォード)
VERSACE(ヴェルサーチェ)
ZEGNA(ゼニア)
「フェイクバスターズ」について
「フェイクバスターズ」は、偽造品が多く流通している約300ブランドを対象とした、累計鑑定数180万件を超える国内シェアNo.1(※1)のAI真贋鑑定サービスです。膨大なデータベースと豊富な鑑定ノウハウから開発されたAI鑑定に加え、多彩な経歴を持つ専門鑑定チームと最新鋭の専門機器を活用して、正確かつスピーディーな鑑定を提供しているとのことです。
同社は国内のマーケットプレイスやリユース企業を中心に数多くの企業と提携を拡大する一方で、2023年6月に台湾拠点、同年9月に中国法人を設立し、海外展開も積極的に推進しています。今後は日本市場だけでなく、アジア市場、北米市場、欧州市場への展開も進めていく予定だと発表されています。
(※1)IVA調べ、2022年12月調査、日本国内における「真贋鑑定サービス」として
(※2)IVA調べ、2025年8月調査、「AIを活用した香水を対象とする真贋鑑定サービス」として

対応ブランドについて
現在、スニーカーブランドをはじめ、アパレル、アクセサリー、ラグジュアリーブランド、トレーディングカード、時計、香水など約300のブランドを鑑定することができるとのことです。今後も対応ブランドを拡充していく予定とされています。

代表取締役CEO プロフィール

相原 嘉夫(Yoshio Aihara)
1995年生まれ。青山学院大学大学院国際マネジメント研究科を卒業し、MBAを取得。学生時代に自身一社目となるアパレル関連の事業を展開。そこで成長を続けるスニーカー市場と、市場の長年抱える「フェイク問題」というペインに着目し、2019年にAIと鑑定士を組み合わせることで高精度を実現した真贋鑑定サービス「FAKEBUSTERS」を立ち上げ、IVA株式会社を設立したとのことです。日本語・中国語のバイリンガルであり、「Forbes JAPAN 30 Under 30 2023」、「Forbes 30 Under 30 Asia 2024」に選出されています。
会社概要
IVA株式会社(フェイクバスターズ運営)
所在地:東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア 45F
代表取締役:相原 嘉夫
事業内容:スニーカー、ブランドバッグ、ファッションアパレル、トレーディングカード、高級時計、コレクタブルトイ、香水の真贋鑑定
出典元:IVA株式会社 プレスリリース