「ITでビジネスをより簡単に」をミッションに掲げる、株式会社コマースロボティクス(東京都港区、代表者 伊藤彰弘)のクラウドWMS「Air Logi(エアロジ)」の2023年度 年間出荷件数が3,000万件を突破しました。
より多くのお客様にサービス認知を広めるため、2023年12月15日にサービスサイトの完全リニューアルを実施しました。
低コストでありながら高機能なクラウド型WMS「Air Logi(エアロジ)」は、主に3PLを展開する倉庫事業者や、EC事業者の間で、急速に普及が進んでいます。物流現場改善士や物流技術管理士といった物流のプロが新規案件・導入に対するご相談に対応していること / 実際の物流現場運用の経験から生まれた「痒い所に手が届く」機能を多く兼ね備えていることが特に評価されています。
取り扱い出荷件数は右肩上がりで増加し、2023年度には3,000万件を突破しました。今後さらに多くのお客様に本サービスをご利用いただくため、2023年12月15日、サービスページの完全リニューアルを実施しました。機能や実績、導入事例、ホワイトペーパーなど、EC物流全般に関する有益な情報も多数掲載しました。
▼リリースされたAir Logiの新サービスページ
- Air Logiの特徴
物流現場の業務効率化に徹底的にこだわったシステムです。
Air Logiは、物流倉庫やEC企業、メーカー、小売業など、幅広い業態のお客様に利用されているクラウド型WMSです。倉庫・バックヤードの実在庫をフリーロケーションで管理可能です。物流現場で発生するリアルな課題・ご要望を取り入れつつ、機能が継続的に追加されています。特に、ピッキング作業の生産性向上に寄与するバッチグルーピング機能については、2件のシステム特許を取得しています。お客様の要件に応じて、多彩なオプションも選択でき、柔軟にご利用いただけます。
(特徴1)圧倒的な導入実績でどんなお客様でも安心利用!
(特徴2)ロボット、マテハン、OMS連携実績多数!
(特徴3)お客様の要件に応じて柔軟にカスタマイズが可能!
(特徴4)導入した3PL倉庫が事業急拡大中!

- 特許技術(バッチグルーピング機能)
物流現場のピッキング作業効率を飛躍的に向上させる特許技術です。
同じ購入パターンの注文をグルーピングしたり、配送方法/支払方法といった任意の条件を設けて注文を分割したりなど、各物流現場のニーズに応じてバッチルールを柔軟に設定することができます。
例えば、全ての注文をシングル注文、同一商品注文、マルチ注文の3グループに分類して、各グループに対してピッキングのアプローチを変更する、といった対応も可能になります。
後工程のロボットやアソートシステムなどとのデータ連携も容易に行えます。
この機能は物流現場で非常に人気があり、プロ向けのニーズにも応えています。

- 帳票印刷技術
通常のWMSの場合、送り状やコンビニ後払い票の印刷を行う際は、各宅配会社・後払い会社が用意する印字ソフトを利用することが一般的です。これに伴ってCSV連携が必要となり、場合によってはそのデータを加工することも求められます。各印字ソフトの仕様を理解する必要があり、これが属人的な業務となっています。Air Logiの特徴の一つとして、WMSから直接送り状やコンビニ後払い票を印字することが可能です。また、海外出荷を行うケースでは、EMSラベルの直印字も可能です。この技術により、帳票類の発行に伴う無駄な作業や属人的な業務を排除できます。

- 帳票印刷自動化への挑戦
物流現場において、納品書・送り状・コンビニ後払い票の印刷と帳合業務が出荷工程の第1段階となっていますが、これらの業務には大きな無駄と属人性を含んでいます。
コマースロボティクスは、上記の無駄・属人性を排除するため、物流現場の帳票発行作業を完全自動化するシステム「Autoship(オートシップ)」を開発しました。
Autoshipを利用すると、ハンディ端末での出荷検品と同時に、該当注文で必要な帳票を後出し印刷することができます。これにより、帳合作業により発生する手間や、帳合ミスにより発生する誤出荷のリスクを極小化することが可能になります。

- 小規模荷主の物流業務を効率化
倉庫事業者の経営課題の一つとして、生産効率の悪い小規模荷主への対応が挙げられます。コマースロボティクスはこの問題に対処するため、小規模荷主を仮想的に一つの荷主として取り扱う技術を開発しました。
これにより、小規模荷主の物流業務(帳票発行/入出荷/在庫管理など)を、中規模/大規模荷主と同レベルの生産性で処理することが可能となります。

- 物流委託費の請求業務自動化
倉庫事業者において悩みの種となっている業務の一つに、毎月の物流委託費の請求業務が挙げられます。
コマースロボティクスでは、上記の請求業務自動化のためのソリューションとして、「Billing」を提供しています。Billingは、各物流現場において日常的に行われている入出荷・返品の件数をカウントし、荷主ごとの請求金額を毎日/自動で計算することのできるシステムです。
また、同じくコマースロボティクスが開発した電子請求書送信サービス「Salesgram」をセットで利用することで、請求書作成から請求書送信までの作業を一気通貫で完了させることが可能になります。

- 大規模カスタマイズにも対応
インドには、Air Logi専用の開発ラボがあります。10数名の開発チームと日本国内のブリッジSEが連携し、業務に携わっています。オフショア活用により、競合他社の約半分のコストでカスタマイズ開発が可能となっています。

- 利用荷主社数の推移
2021年~2023年にかけて、利用荷主社数が400件以上増加しました。

- 年間出荷件数・利用倉庫社数の推移
2021年~2023年にかけて、年間出荷件数が400万件増加しました。
利用倉庫社数についても、2023年には110社にまで到達しました。
