パフォーマンステクノロジーネットワーク「afb(アフィビー)」< https://www.afi-b.com/ >の開発運用をおこなう株式会社フォーイットは、全国の10代~60代までの男女500人を対象に商品購入後の行動に関するアンケートを実施し、年代別・男女別等の特徴についてまとめました。

【調査概要】
対象者:対象者:全国の18歳~69歳の男女
サンプル数:500人
居住地:全国
調査方法:ネットリサーチ
アンケート実施日:2023年9月4日~2023年9月15日
出典元:https://www.afi-b.com/beginner/archives/tsushin/14091/
【質問:購入した後に、その商品の口コミを検索しますか?】
質問に対しての回答選択肢は以下
1.購入した商品が良かった場合に検索する
2.購入した商品が良くなかった場合に検索する
3.購入した商品が良い商品か確認するために検索する
4.購入した後は検索しない
- 全体

全国の10代~60代の男女を対象に、「購入した後に、その商品の口コミを検索しますか?」というアンケートを実施したところ、58.75%の方が検索すると回答しました。その内訳は、「購入した商品が良い商品か確認するために検索する」が27.16%、「購入した商品が良くなかった場合に検索する」が19.52%、「購入した商品が良かった場合に検索する」が12.07%となっています。また、「購入した後は検索しない」と回答した方は41.25%でした。
- 男女別

男女別に見ると、全体的には男女で大きな差はありませんでしたが、「購入した商品が良かった場合に検索する」では男性の回答率が約4%上回っており、一定の差がつく結果となりました。男性は、購入した商品が良くなかった時や良いものかを確認する時だけでなく、実際に良かった場合でも他の人の評価を検索する傾向にあるようです。
- 年代別

年代別に見ると、購入後に商品の口コミを検索している方は20代で約8割、30代で約7割にのぼりました。その一方で、10代では約5割にとどまっており、数字としては20代~30代よりも40代~50代に近く、必ずしも若年層が口コミを検索する傾向にあるとは言えないようです。10代では、自分のお金で商品購入やサービス契約をするという経験が他の年代と比較して少なく、お金を払うものに対して口コミを検索するという習慣がまだ根付いていないということなのかもしれません。また、検索の理由については、概ね各年代で「購入した商品が良い商品か確認するために検索する」と回答した方が多く、良い口コミを見ることで「自分の購入した商品は良いものだった」と納得したいという心理が働いている可能性が伺えました。
- 世帯年収別

世帯年収別に見ると、収入が多くなるにつれて購入後に商品の口コミを検索している方の割合も増えていることが分かります。世帯年収が~500万円の層では、検索すると回答した方の合計は約5割にとどまりましたが、1,001万円~の層では約8割にのぼりました。また、検索の理由に注目すると、1,001万円~では「購入した商品が良かった場合に検索する」と回答した方の割合が高くなりました。世帯年収が上がると、購入する商品の価格帯も上昇することが考えられますが、他の人の良い意見を見ることで、金額に見合った商品であることを確認し、更に満足度を高めているということなのかもしれません。
インターネットショッピングの普及により、現在ではネット上で購入できないものはほとんどないと言っても過言ではありません。今回の調査では、商品購入後でもレビューを検索する方は約60%に上るという結果になりました。
バイラルマーケティングという用語もあるように、第三者視点の率直な感想やコメントで商品の魅力を伝えるために欠かせない存在となっているようです。