インパクトホールディングス株式会社の完全子会社で、マーケティングリサーチ事業を展開する株式会社RJCリサーチ (本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:村松 篤、以下 「RJCリサーチ」 ) は、お仕事紹介サイト 「MediF」 に登録しているスタッフ、全国のメディアクルー323人 (30歳~69歳女性) に対して 「お買い物に関する意識調査」 を実施いたしました。
 2023年の食品・飲料の値上げは7月時点で今後の予定を含めるとすでに2022年を上回り3万品目近くに上っています。値上げが加速する中、消費者のお買い物の仕方が1年前と比較して、どのように変化しているのか品目別に調査しました。

【調査結果サマリー】

食料品は調査対象の品目すべてで値上がりを実感。
・1年前と比べて、48%が 「お店・商品の選び方が変わった」 と回答。
・低価格商品・ブランドへの切り替えよりは、同じ商品・ブランドを安く購入できる場所・タイミングが工夫されている。 「卵」 「パン」 「菓子類」 「乾麺・カップ麺」 は購入を控える動きも目立つ。

  • 1年前と比較した品目別の値上げ実感

 円安や原材料価格の高騰が続くなか、鳥インフルエンザの流行が加わったことにより、価格が高止まりしている 「卵」 は 「かなり感じる」 割合が8割を超え、最も値上げを実感している品目となった。今回調査した品目の中では比較的、低いスコアの 「豆腐・納豆」 「米・雑穀」 でも半数以上が値上げを実感しており、食料品全般にわたって価格高騰を感じている様子がうかがえる。

  • 1年前と比べた消費行動の変化

 多くの品目で値上がりを実感する中、約半数が1年前と比較して消費行動 (購入場所・商品の選び方) が変わったと回答。2023年9月以降も多くの品目で値上げが予定されており、消費行動が変わる割合は増えていくと想定される。

 消費行動の具体的な変化をみると、多くの品目で 「より安く購入できるお店を探す」 「いつものお店で安いときだけ購入」 の割合が高い。一方で 「より安いメーカーの商品を購入」 の割合は低く、低価格商品へのスイッチよりは、購入場所・タイミングを工夫することで、価格を抑えて同じブランドの商品を購入している様子がうかがえる。

 値上がりによって 「購入を控える」 割合が高いのは 「卵」 「パン」 「レトルト食品」 「菓子類」 「乾麺・カップ麺」 「見切り品・値引き品を選ぶ」 割合が高いのは 「パン」 「生鮮食品類」 「肉・水産加工品」 となっており、品目によって異なる傾向もみられた。

  • 調査概要

調査手法 : インターネット調査
調査地域 : 全国47都道府県
調査対象 : お仕事紹介サイト 「MediF」 に登録している30歳~69歳女性
※年代構成比は2020年度実施国勢調査データをベースにウェイトバック集計しております。
調査期間 : 2023年8月4日(金)~7日(月)
有効回収数 : 323サンプル
※  図表の数字は、四捨五入による端数を調整していないため、内訳と計は必ずしも一致しません。
※  詳細な調査結果資料 (その他の質問 (普段の買い物頻度、購入場所) 、属性別クロス集計データ、自由回答データ) をご希望の方は当社ホームページのお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。

合わせて読みたい

コマースピックLINE公式アカウント

コマースピックメルマガ