YouTube・TikTokの運用サービス『Mチーム』(運営:株式会社AtoOne/本社:東京都世田谷区北沢2−27−9、代表取締役:松下 勇介)は、企業のYouTubeチャンネルを1個以上チャンネル登録しており、週に3回以上視聴している20代〜40代111名を対象に、企業YouTubeチャンネルの視聴者に対する実態調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。
- 調査サマリー

- 調査概要
調査概要:企業YouTubeチャンネルの視聴者に対する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2023年4月3日〜同年4月3日
有効回答:企業のYouTubeチャンネルを1個以上チャンネル登録しており、週に3回以上視聴している20代〜40代111名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
出典元:「Mチーム」URL:https://mteam.jp/
- 視聴することの多い企業のYouTubeチャンネル、「商品やサービス関連のお役立ち情報」が56.8%で最多
「Q1.あなたは、企業のYouTubeチャンネルの中で、どのようなジャンルの動画を視聴することが多いですか。(複数回答)」(n=111)と質問したところ、「商品やサービス関連のお役立ち情報」が56.8%、「商品説明」が48.6%、「PR動画・CM」が44.1%という回答となりました。
Q1.あなたは、企業のYouTubeチャンネルの中で、どのようなジャンルの動画を視聴することが多いですか。(複数回答)
・商品やサービス関連のお役立ち情報:56.8%
・商品説明:48.6%
・PR動画・CM:44.1%
・YouTuberやタレントとのコラボ:39.6%
・会社や社員の紹介:33.3%
・アニメやドラマなどのオリジナル配信:29.7%
・ユーザーインタビュー:23.4%
・業界の情勢:18.0%
・その他:1.8%
ー46歳:ゲーム実況
ー31歳:投資
・わからない/答えられない:8.1%
- 登録している企業のYouTubeチャンネル、「11個以上」が25.2%、「7~8個」が24.3%
「Q2.あなたは、企業のYouTubeチャンネルをいくつチャンネル登録していますか。」(n=111)と質問したところ、「11個以上」が25.2%、「7~8個」が24.3%という回答となりました。
Q2.あなたは、企業のYouTubeチャンネルをいくつチャンネル登録していますか。
・11個以上:25.2%
・9~10個:13.5%
・7~8個:24.3%
・5~6個:16.2%
・3~4個:1.8%
・1~2個:9.0%
・わからない/答えられない:9.9%
- 企業のYouTubeチャンネル、週に「3時間以上視聴」が25.2%で最多
「Q3.あなたは、週に平均してどのくらいの時間、企業のYouTubeチャンネルを視聴していますか。」(n=111)と質問したところ、「3時間以上」が25.2%、「1時間~3時間未満」が26.1%という回答となりました。
Q3.あなたは、週に平均してどのくらいの時間、企業のYouTubeチャンネルを視聴していますか。
・3時間以上:25.2%
・1時間~3時間未満:26.1%
・30分~1時間未満:25.2%
・15分~30分未満:11.7%
・15分未満:9.0%
・わからない/答えられない:2.7%
- 企業のYouTubeチャンネルを知ったきっかけ、「商品・サービス名で検索」や「おすすめ、関連動画で表示された」など
「Q4.あなたは、どのようなきっかけで企業のYouTubeチャンネルを知る/視聴することが多いですか。(複数回答)」(n=111)と質問したところ、「商品・サービス名で検索」が55.0%、「おすすめ、関連動画で表示された」が52.3%、「企業名で検索」が36.9%という回答となりました。
Q4.あなたは、どのようなきっかけで企業のYouTubeチャンネルを知る/視聴することが多いですか。(複数回答)
・商品・サービス名で検索:55.0%
・おすすめ、関連動画で表示された:52.3%
・企業名で検索:36.9%
・人やキャラクターの名前で検索:34.2%
・「お役立ち」「困りごと」など具体的なワードで検索:27.0%
・知人やインフルエンサーがおすすめしていた:19.8%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:7.2%
- チャンネル登録したくなる企業のYouTubeチャンネルの特徴、「ユニークな企画」や「役立つ情報が得られる」など
「Q5.あなたがチャンネル登録したくなる、企業のYouTubeチャンネルの要素・特徴を教えてください。(複数回答)」(n=111)と質問したところ、「ユニークな企画を多くやっている」が58.6%、「役立つ情報が得られる」が51.4%、「そこでしか知れない情報が得られる」が41.4%という回答となりました。
Q5.あなたがチャンネル登録したくなる、企業のYouTubeチャンネルの要素・特徴を教えてください。(複数回答)
・ユニークな企画を多くやっている:58.6%
・役立つ情報が得られる:51.4%
・そこでしか知れない情報が得られる:41.4%
・出演者に愛着を感じる:34.2%
・シリーズもののコンテンツが見られる:28.8%
・好きな芸能人やインフルエンサーが出演している:16.2%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:7.2%
- 「サムネが目を引く」や「周りで人気がある」などの特徴も
Q5で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q6.Q5で回答した以外に、チャンネル登録したくなる企業のYouTubeチャンネルの要素・特徴があれば自由に教えてください。(自由回答)」(n=103)と質問したところ、「サムネが目を引く」や「周りで人気がある」など59の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・38歳:自分の好きなジャンル。
・34歳:サムネが目を引く。
・26歳:面白い。
・31歳:詳しく商品について説明している。
・29歳:金融系の知識が身につくチャンネル。
・22歳:周りで人気がある。
- 企業のYouTubeチャンネルの動画に、7割以上が「ポジティブな印象」
「Q7.あなたは、企業のYouTubeチャンネルの動画について、どのような印象を持っていますか。」(n=111)と質問したところ、「非常にポジティブな印象」が18.9%、「ややポジティブな印象」が55.0%という回答となりました。
Q7.あなたは、企業のYouTubeチャンネルの動画について、どのような印象を持っていますか。
・非常にポジティブな印象:18.9%
・ややポジティブな印象:55.0%
・ややネガティブな印象:9.9%
・非常にネガティブな印象:7.2%
・どちらともいえない:7.2%
・わからない/答えられない:1.8%
- ポジティブな印象を持っている理由、「役立つ情報が多いから」が57.3%、「わかりやすいから」が56.1%
Q7で「非常にポジティブな印象」「ややポジティブな印象」と回答した方に、「Q8.企業のYouTubeチャンネルについてポジティブな印象を持っている理由を教えてください。(複数回答)」(n=82)と質問したところ、「役立つ情報が多いから」が57.3%、「わかりやすいから」が56.1%、「信頼できるから」が39.0%という回答となりました。
Q8.企業のYouTubeチャンネルについてポジティブな印象を持っている理由を教えてください。(複数回答)
・役立つ情報が多いから:57.3%
・わかりやすいから:56.1%
・信頼できるから:39.0%
・クオリティが高いから:29.3%
・オリジナリティがあるから:23.2%
・面白いから:23.2%
・その企業、サービスをよく利用するから:22.0%
・チャンネルに出ている人のファンだから:11.0%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
- ネガティブな印象を持っている理由、「分かりにくいから」が47.4%、「堅いイメージがあるから」が42.1%
Q7で「非常にネガティブな印象」「ややネガティブな印象」と回答した方に、「Q9.企業のYouTubeチャンネルについてネガティブな印象を持っている理由を教えてください(複数回答)」(n=19)と質問したところ、「分かりにくいから」が47.4%、「堅いイメージがあるから」が42.1%、「飽きてしまうから」が42.1%という回答となりました。
Q9.企業のYouTubeチャンネルについてネガティブな印象を持っている理由を教えてください(複数回答)
・分かりにくいから:47.4%
・堅いイメージがあるから:42.1%
・飽きてしまうから:42.1%
・娯楽として見れないから:36.8%
・知りたい情報が少ないから:21.1%
・時間が長いから:21.1%
・知らない人しか出ていないから:15.8%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
- まとめ
今回は、企業のYouTubeチャンネルを1個以上チャンネル登録しており、週に3回以上視聴している20代〜40代111名を対象に、企業YouTubeチャンネルの視聴者に対する実態調査を実施しました。
まず、視聴することの多い企業のYouTubeチャンネルについて質問したところ、「商品やサービス関連のお役立ち情報」が56.8%で最多になった他、「商品説明」や「PR動画・CM」などが上位に挙がりました。また、商品・サービス名で検索したり、おすすめ、関連動画で表示されることにより、企業のYouTubeチャンネルに辿り着いていることが分かりました。登録したくなるチャンネルの特徴としては、58.6%で「ユニークな企画を多くやっている」や51.4%で「役立つ情報が得られる」、41.4%で「そこでしか知れない情報が得られる」などが挙がり、企画力や情報の希少性が求められていることが分かりました。企業のYouTubeチャンネルに対する印象は、7割以上がポジティブに受け止めており、役立つ情報を分かりやすく伝えていること、情報に信頼性が高いことが、その根拠になっていることが分かりました。一方で、ネガティブな印象を持った人の理由としては、「分かりにくいこと」、「堅いイメージがある」、「飽きてしまう」などが挙げられました。
今回の調査では、企業YouTubeチャンネルの視聴者は、分かりやすさを重視して動画を選んでおり、堅苦しくない、ユニークな企画を頻繁に配信しているチャンネルを好んでいることが分かりました。企業が開設しているYouTubeチャンネルに対しては、ポジティブな印象を受ける場合が多いため、チャンネルを開設することを前提に、継続的に関心を集められるチャンネルに育てることが、企業の認知度向上に一躍を担うと言えるのではないでしょうか。
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