株式会社ObotAI(東京都港区、代表取締役社長:北見 好拡)は、多言語DXとして訪日外国人や越境EC事業者向けに、新しいサービスの提供を開始致します。インバウンド施設(宿泊施設や観光施設など)や越境ECサイト等に寄せられる、外国人からのお問い合わせに、多言語AIチャットボットや翻訳機能のついたライブチャットで顧客に対応します。また、ShopifyをはじめとしたECプラットフォームと連動してチャット上で決済ができる機能など、CV(コンバージョン)の向上を目的とした「多言語チャットコマース」を提供します。

  • 開発経緯

日本は2021年に、世界117の国と地域の観光競争力ランキングで1位を獲得しており、今後も、外国人観光客の日本需要はコロナ禍前と同様に高いと考えられています。

飲食店やホテルなどの観光業や、市場が拡大している越境ECにおいても、インバウンド需要を確実に取り込むためには「多言語対応」が出来ているかが鍵となります。

今回、提供を開始する「多言語チャットコマース」は、観光業や越境ECの運用における人材不足の課題の解消や、タイムラグのない多言語コミュニケーションサービスで売上アップを実現します。

  • サービスの特徴

多言語チャットコマースは、多言語のAIチャットボットである「ObotAI」、自動翻訳機能がついたのライブチャットツール「インバウンドチャット」、そして、Chat-GPTに代表される、OpenAIが開発した自然言語技術処理モデル「GPT-3」の3つをサービスを連携させ、CV(コンバージョン)を最大限にアップさせます。

ネイティブスタッフによる正確な多言語翻訳
豊富な7言語(日本語、英語、韓国語、中国(繁体・簡体)、タイ語、ベトナム語)に対応しており、それぞれの言語のネイティブスタッフが、正確な翻訳でシナリオやAI学習のモデルを構築します。

AIの標準実装
他社製品ではシナリオのみの設計が多い中、ObotAIは「AIとシナリオのハイブリット」を標準装備しています。

これにより、精度が高い様々な質問に回答することが可能です。

OpenAI社のAPIを実装
今話題のChat-GPTと同じAIのモデルを使っている、自然言語技術処理モデル「GPT-3」をオプションで実装する事が可能です。

この「GPT-3」に、ObotAIが持っている自治体・観光施設・越境ECから得たFAQデータを、ファインチューニングと呼ばれるAI学習でさらにブラッシュアップさせ、インバウンド事業者や越境EC事業者向けに特化したFAQテンプレートを提供する予定です。


自動翻訳付の有人チャット機能の実装
Web上に表示されたチャット画面やLINEでも利用ができる、ObotAIの提供する「インバウンドチャット」の翻訳機能で、海外からのお問い合わせなど、異なる言語のメッセージをそれぞれの母国語に自動翻訳し、タイムラグのないコミュニケーションをとることができます。

バーチャルストアとの連携
ObotAIの3Dバーチャルストア「VRSHOPii(VRショッピー)」との連携ができます。

これにより、越境ECにも対応することが可能となり、バーチャルストアから自動的にショッピングカートに商品を追加できることで、機会損失を防ぎます。

ObotAIの翻訳ソリューション
ObotAIの翻訳コンポーネントである「Obot-Translation」は、ObotAI独自の翻訳エンジンです。

GoogleやDeepLの翻訳エンジンをベースに、独自のテキスト処理、キャッシュ処理を追加しています。これにより、表示スピードや開発スピードを早める事が可能となります。

ObotAIの決済ソリューション
ObotAIのチャット上で決済まで誘導する「Obot Payment」は、Shopifyで購入完了までのプロセスをチャットで完結できるサービスです。

株式会社ObotAI
URL:https://obot-ai.com/

合わせて読みたい

コマースピックLINE公式アカウント

コマースピックメルマガ