ピーディーシー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中 真吾、以下「ピーディーシー」)は、デジタルサイネージを中心としたデジタルメディアの運用を実現するコンテンツ管理プラットフォーム「OneGATE(ワンゲート)」と株式会社バニッシュ・スタンダード(本社:東京都渋谷区、代表取締役:小野里 寧晃)が運営するリアル店舗のスタッフをオムニチャネル化するスタッフDXのアプリケーションサービス「STAFF START(スタッフスタート)」とデータ連携を行い、店舗スタッフによるコーディネート投稿やレビュー投稿をリアル店舗内に設置されたデジタルサイネージで活用する新たなOMO(Online Merges with Offline)施策の取り組みを開始いたします。

各ブランドの店舗スタッフが投稿したコーディネートやレビューの情報と自動連携をすることで、デジタルサイネージのコンテンツの価値向上を実現し、商業施設や専門店などのリアルな場での顧客の購買行動に大きく寄与いたします。

■本連携のポイント

・デジタルサイネージにスタッフコーディネート投稿を放映

システム連携を行うことで、STAFF STARTによる人気の店舗スタッフのコーディネート投稿やおすすめポイントなどのテキストをデジタルサイネージやタッチパネルディスプレイへ自動で反映することができます。

また、店舗設備や什器、試着室などの用途に合わせてデジタルサイネージのモニターサイズやコンテンツを最適化することで、顧客に効果的な情報訴求を行うと共にスタッフの接客ツールとしてEXの向上を実現いたします。

・OMO施策に貢献

店舗のデジタルサイネージのQRコードから、スマホでSTAFF STARTのコーディネートページや店舗スタッフのSNS、ECサイトの商品URLに誘導することができます。リアル店舗(オフライン)とオンラインをシームレスにつなぐことで、新たな顧客接点や購買体験を創出し、ブランドのOMO施策をサポートします。

・本部の運営担当の負荷を削減

店舗スタッフは従来通りSTAFF STARTにコーディネートを投稿すると自動でデジタルサイネージにコーディネートが放映。

本部運営担当はポスターやPOPなどの販促物を手配する負荷を削減しながら、トレンドにあった商品をレコメンドすることができます。

■連携ソリューション 導入事例

両社のシステム連携の取り組みは既に複数ブランド様に導入いただいており、2022年4月には株式会社アルペン様が新たに開業したフラッグシップ店舗「Alpen TOKYO」に導入いただいております。

店内に約140台のデジタルサイネージを設置し、その内60台へSTAFF STARTを通じアルペン様のECに投稿された店舗スタッフのコーディネートや商品レビュー情報などのオンラインデータと連携したコンテンツを表示し、OMOの取り組みを実装しております。

2022年4月1日グランドオープン Alpen TOKYO 東京都新宿区新宿3丁目23-7 ユニカビル

-スタッフコーディネート-

-商品レビュー-

■株式会社アルペン

執行役員 デジタル本部長 兼 情報システム部長 蒲山 雅文様 コメント

当社では年々成長を続けているECの強化施策の一環で、全国にリアル店舗を持つアルペンの強みを活かしたいという発想からSTAFF STARTの導入を決定しました。その後、全国の店舗で働く様々なスポーツに精通したスタッフの投稿が蓄積されていくのを見て、逆に今度はこのノウハウをECに留まらずリアル店舗にフィードバックさせられないかという着想を経て今回の取り組みに至りました。

これまではECサイトで注文した商品を店舗でお受取り可能にするEC→店舗への送客を中心にサービス開発を進めて来ましたが、今回のAlpen TOKYOでの取り組みをきっかけに、店舗に来たお客様がデジタルサイネージのQRコードからECサイトを訪れて情報収集やお買い物を楽しんでいただく店舗→ECの送客という強い導線を創ることができました。お客様のニーズの変化が非常に速いビジネス環境にあって、今後もリアル店舗とECをうまく共存させるOMOの取り組みを通じ、スポーツをもっと身近に感じてもらえるような購買体験を提供していきたいと思います。

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