株式会社Reaplus(本社:東京都渋谷区、代表取締役:松元詞音)が運営する若年層リサーチサービス「Youth Now!」が、トレンドに敏感な若年層女性を対象とした「2026年のベストバイ」に関する定性調査を実施したことを発表しました。

本調査では、「今年買ってよかったもの」をテーマに、購買理由や最終的な購入の決め手、リピート購入の意向、口コミ・推薦行動、SNSへの投稿行動、さらにはブランド離れに至るプロセスまで詳細にヒアリングが行われたとのことです。

調査の結果、参加者が「買ってよかった」と評価する条件は、単に「かわいい」「便利」といった一面的な要素ではなく、実用性と審美性の両方を備え、実際に生活の質が向上したと実感できることが重要であることが明らかになったということです。

さらに注目すべき点として、商品への満足と「ブランドのファンになること」、そしてブランドのファンになることと「SNSで口コミやUGCを発信すること」は、それぞれ異なる構造を持つことが判明しました。特に今回の調査では、初回の商品体験で失敗した場合、その商品のみならず「このブランドは自分に合わない」とブランド全体から離脱する行動パターンも確認されています。

調査概要

調査名:【Youth Now! トレンド調査】Z世代の「今年買ってよかったもの」に関するトレンドインサイト

実施主体:株式会社Reaplus

調査手法:グループディスカッション(定性調査)

参加者:トレンド感度の高い若年層女性

調査日:2026年8月19日

調査内容:

  • 今年買ってよかったものとその購買理由
  • 購買の最終決定打と情報収集のプロセス
  • 口コミ・推薦行動とその形式の選び方
  • SNSへの投稿基準とUGCが生まれる条件
  • ブランド離れが起きるきっかけとその構造

なお、本調査は統計的な定量データではなく、若年層の行動原理や購買基準を構造的に抽出するための探索型・定性調査として実施されたとのことです。

調査結果のサマリー

「かわいい」だけでも「便利」だけでも、ベストバイにはならない

参加者が選んだ「2026年に買ってよかったもの」を分析した結果、実用性または審美性のいずれか一方だけでは不十分で、両方を満たしたうえで「生活が良くなった」という実感が得られることが、ベストバイ評価につながっていることが分かったということです。

ファン化を生むのは、商品満足だけでなく「ストーリー」と「リアル体験」

ジュエリーやスキンケアブランドにおいては、商品の機能や品質だけでなく、創業者の背景やこだわり、ブランドの世界観への共感や、店舗・ポップアップでの体験がブランドへの愛着を深める重要なきっかけとなっていることが確認されました。

創業者のストーリーとリアルな体験がブランドへの愛着を生んでいる

ファンになっても、口コミ・UGCが自然に生まれるとは限らない

参加者は、LINEなどで直接商品を勧める行為を「押しつけがましい」と感じる一方で、SNS投稿は相手が見る・見ないを選択できるため、推薦しやすいと捉えていることが明らかになりました。

また、高額商品や好みが分かれやすい商品については「フォロワーに共感してもらいにくい」という意識が働き、満足していても投稿しない行動が見られました。このことから、情報を作成し、「保存」につなげることが購買接点として重要になることが示唆されています。

2026年、Z世代が選んだ「買ってよかったもの」

今回の調査で、参加者から以下のような「2026年のベストバイ」が挙げられました。

2026年 買ってよかったもの

Anker モバイル充電器
スタイリッシュな外観・急速充電・コンセント一体型という「機能×デザイン」に加え、友人からの推薦が購入の後押しとなったとのことです。

iFace スマホケース
デザインに魅力を感じて購入されており、毎日使用するアイテムだからこそ、持つたびに気分が上がり、QOL向上につながったと評価されています。

TIRTIR リップ
発色と質感のバランスが優れており、「また買いたい」と感じさせる商品となりました。

ブランドジュエリーのピアス
金価格の高騰を背景に、ファッションとしてだけでなく将来の資産価値も考慮して購入されました。

KATE リップモンスター
色持ちと質感が価格以上と評価され、普段使いの定番商品として位置づけられています。

ソファ
家で過ごす時間の質そのものを改善し、大きな買い物でありながら「今年一番買ってよかった」という高評価につながりました。

HOKA ランニングシューズ
機能性を重視して購入した結果、商品が運動習慣そのものを始めるきっかけとなったとのことです。

d'Alba ミスト
メイクのノリと乾燥対策を両立し、朝のルーティンとして定着しています。

コスノリ セルフまつげパーマセット
SNSで体験談を確認して購入されており、サロン代という固定費を削減しながら、同等の仕上がりを実現したことが満足につながりました。

このほか、クレ・ド・ポー ボーテのメイク落とし、Bambi スノーコア(カラコン)、飲料のダンボール箱買いなども挙げられています。

これら一見バラバラに見える商品に共通していたのは、「購入によって日常生活が具体的に良くなった」という実感だったとのことです。

代表取締役コメント

株式会社Reaplus 代表取締役 松元詞音

株式会社Reaplus 代表取締役 松元詞音氏のコメント

「今回の調査で特に興味深かったのは、『買ってよかった』と『ブランドが好き』、さらに『人におすすめしたい』が、それぞれ別の条件で生まれていたことです。

企業側からすると、商品に満足してもらえればリピートされ、ブランドのファンになり、自然とSNSでも発信してもらえる、と一連の流れとして考えてしまいがちです。

しかし今回の参加者の声を見ると、商品への満足には"実際に生活が良くなったか"、ブランドへの愛着には"ストーリーや体験に共感できたか"、SNS投稿には"周囲から共感してもらえるか"という、それぞれ異なる判断基準がありました。

特に重要だと感じたのが初回体験です。最初の商品が自分に合わなかっただけで、ブランドそのものが選択肢から外れてしまうケースがあります。逆に言えば、最初の体験を成功させることが、長期的なファンをつくる第一歩になります。

若年層向けマーケティングでは、認知や初回購入だけをKPIにするのではなく、その先の『買ってよかった』『また買いたい』『このブランドが好き』までを一つの体験として設計することが、より重要になっていくと考えています。」

プロフィール

株式会社Reaplus 代表取締役
松元 詞音(まつもと しおん)

1999年生まれ。広告代理事業、インフルエンサー事業、D2C、調査事業など複数事業を展開し、Z世代・α世代の意思決定を「行動経済学」「SNSデータ」「実務現場」の3軸から分析しています。

SNS時代において「バズっても売れない」「若者に届かない」といったマーケティング課題に対し、誰の言葉として、どの文脈で届いているかという視点から構造的な整理と実務への落とし込みを行うことを得意としています。

複数事業を経営する中で得たリアルな経営視点と、若年層理解を感覚論にせず言語化できる点を強みとしています。

会社概要

株式会社Reaplus

社名:株式会社Reaplus(リアプラス)
所在地:東京都渋谷区桜丘町31-14 SLACK SHIBUYA 603
代表者:代表取締役 松元詞音
設立年月:2023年7月20日
事業内容:コミュニケーションプロデュース事業 / インサイト事業 / タレント支援事業 / キャスティング事業 / 補助金支援事業 / D2C事業

出典元:株式会社Reaplusプレスリリース

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