佐藤食肉のEC売上が年間1億円突破、499アイテム展開の「逆張り戦略」で前年比208%成長を実現

株式会社佐藤食肉(本社:新潟県阿賀野市、代表取締役:佐藤広国)が、精肉・加工肉のEC市場において499アイテム(2026年9月9日時点)を展開し、自社EC部門の直近1年間の売上が年間1億円を突破したことを発表しました。売上伸長率は前年比208%を記録し、過去最高の実績を更新しています。

効率化が重視される精肉・加工肉EC市場において、同社は管理コストをかけてでもアイテム数を増やし続ける「逆張り戦略」を採用しています。定番商品からニッチな部位まで幅広く取り扱うことで、独自のビジネスモデルを確立しています。

効率化の常識に逆行する499アイテムのロングテール戦略

一般的な精肉ECでは、「カルビ」や「豚ロース」といった定番商品に絞り込み、配送や在庫の効率を最大化するのが通常のアプローチとなっています。しかし同社では、精肉・加工肉ジャンルで499アイテムという圧倒的な品揃えを実現し、毎月10アイテム以上の新規商品を投入し続けています。

この一見非効率な戦略が成立する背景には、「原料の圧倒的な調達力」と「自社で持つ多角的な販売ルート」があります。地元の畜産農家との強固な連携により安定した仕入れ量を確保するとともに、県内に留まらない全国規模の営業展開により、自社卸・販売先を網羅しています。生肉から加工品まで余すことなく売り切る出口を自社で確保しているため、リスクを抑えた多品目展開が可能となっているとのことです。

効率を敢えて無視し、マニアックな部位や専門加工品まで網羅した結果、他店にはない独自の「高単価・高リピート需要」を掘り起こすことに成功しています。

想定外の顧客層を獲得した「牛アキレス」の事例

食材としては無味無臭で硬い「牛アキレス」を煮込み用として販売したところ、「無添加の愛犬用ジャーキーを作るのに最高」とペット愛好家からの注文が殺到しました。料理好きだけでなく、想定外のニッチな顧客層を獲得する結果となっています。

本店からECへ、そして駅ナカへ拡大するリアル店舗展開

同社の「多品種・お肉愛」は、原点である阿賀野本店から始まっています。効率重視の時代に敢えてお肉の多様性を守り続けてきた本店のノウハウをEC販売へと拡大しました。さらに2024年4月には、新潟の玄関口であるJR新潟駅の商業施設・CoCoLo新潟に「MEAT JOY PARK 佐藤食肉」を出店しています。

惣菜やお土産が主流で、生鮮食品店は苦戦しやすいとされる駅ナカ商業施設においても、常時300品種以上を揃えるお肉のデパート化を実現しています。

駅ナカの常識を覆す月平均2,500万円超の売上を記録

ニッチな部位を含む圧倒的な品数の生肉・加工肉を並べた結果、近隣住民のデイリー利用から観光客のお土産需要までを総取りする現象が発生しています。オープン初年度から好調を維持し、2025年には年間売上約2億9,100万円を記録しました。2026年に入っても前年同期比110%ペースで成長を続けています。

精肉店の枠を超えた地域を巻き込むお肉エンタメ活動

2026年、同社は自社ECサイトや直営店にとどまらず、新潟県内の観光地やスポーツチームとタッグを組み、街全体を「お肉」で盛り上げる取り組みにも積極的にチャレンジしています。

スポーツと食の融合

グループ傘下の老舗メーカー「山長ハム」(新潟県加茂市)が、オイシックス新潟アルビレックスBCのスタジアムグルメ企画に参加しています。


観光地との連携強化

月岡温泉街の串焼き専門店「月岡ぐるぐる」のメニュー監修・サポートを実施しています。



また、複合施設・ラポルテ五泉の産直ショップ「ひゃんでマルシェ」との販売連携も行っています。

お肉の魅力と楽しみ方の発信

ブログサービス・noteを活用して、お肉の魅力を届ける「肉暦365」を発信しています。さらにInstagramやTikTokでは、縦型動画を定期的に配信し、お肉の楽しみ方を幅広く伝えています。


主催イベントの企画・運営

自社ブランド「あがの姫牛」の10周年記念イベントを開催し、地域との絆を深める取り組みを行っています。



地場の食産業再興に向けた取り組み

新潟フードテックタウン(NFTT)へパートナーとして参画し、地域の食産業の発展に貢献しています。

食卓に未知のお肉と出会うワクワクを届けたい

効率ばかりを追求すると、市場に出回るお肉は「扱いやすく売れやすい定番もの」に集約され、食卓から「未知のお肉と出会うワクワク」が消えてしまいます。それは地域の食文化にとっても大きな損失だと同社は考えています。

だからこそ、培ってきた解体・加工技術と生産農家や卸売先・飲食店との強い絆を強みに、同社はお肉の美味しさと楽しさを守り抜きたいとしています。新潟を「お米、日本酒、そしてお肉」の街へと発展させるべく、これからもあらゆる手段を駆使して、お肉の新しい魅力を全国へ届け続けていく方針です。

佐藤食肉の始まりは、商店街のお肉やさん「肉の佐藤」

▲佐藤食肉の始まりは、商店街のお肉やさん「肉の佐藤」です

出典元:PR TIMES

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