Shopifyアプリ「PickFlow」提供開始、スマホで実現するバーコード検品システム

株式会社Flatto(フラット、本社:東京都渋谷区、代表:飯田直規)が、Shopifyストア向けアプリ「PickFlow(ピックフロー)」の提供を開始しました。自社倉庫やバックヤードから商品を発送しているShopifyストアが、専用のハンディターミナルや倉庫管理システムを導入することなく、作業者が所有するスマートフォンを使ってバーコード検品を実施できるアプリです。管理画面と作業者画面はいずれも日本語対応しており、サポートも日本語で提供されます。

利用ストアからの評価

包丁とキッチン用品の専門店である釜浅商店より、Shopify App Storeにおいて高い評価が寄せられているということです(2026年7月26日投稿・星5)。

「日本語版のピッキングアプリを探していたので、大変助かりました。使用したところ、出荷ミスは0となりました。大掛かりなシステムや機械の導入が不要で、利便性やコストパフォーマンスにも優れています。自社倉庫から出荷している事業者の方にはぜひおススメなアプリです。」

出典:Shopify App Store レビュー

PickFlowの概要

PickFlowは、Shopifyの未発送注文を自動的に取り込み、倉庫内でのピッキング作業からバーコード検品までをスマートフォン1台で完結できるShopifyアプリです。

作業担当者はiPhoneまたはAndroidのブラウザから招待リンクを開き、商品バーコードをカメラでスキャンします。注文内容と一致しない商品や数量超過は即座にエラー表示されるため、商品知識が少ない新人スタッフでも正確なピッキングが可能です。専用バーコードリーダー、ハンディターミナル、アプリインストールはすべて不要となっています。

EC出荷現場における誤出荷の課題背景

EC事業の出荷現場では、出荷前検品を作業者の目視に依存した運用が広く残されています。この運用方法には、以下のようなピッキングミスが発生するリスクがあります。

  • 類似商品の取り違え:色違い・サイズ違いのバリエーションを外見で判断し、品番を見誤る
  • 数量ミス:複数個・複数商品の注文において、数え間違いや入れ忘れが起こる
  • 目視確認の形骸化:出荷前検品が「リストと見比べるだけ」の作業になり、繁忙期ほど機能が低下する
  • セット商品の入れ忘れ:ギフトセットの構成品が明細に展開されず、箱の中身が不足する

誤出荷は返品・再発送のコスト負担、問い合わせ対応の増加、レビュー評価の低下を招きます。一方、誤出荷対策として定番のハンディターミナルや倉庫管理システムの導入は、端末費用と初期構築の負担が大きく、中小規模のShopifyストアにとっては着手が困難な状況があります。

解決策として手持ちのスマートフォンをハンディターミナルとして活用

PickFlowは、作業者のスマートフォンのカメラをバーコードリーダーとして使用します。新たに端末を購入する必要がなく、アプリをインストールすることもなく、ブラウザを開くだけでバーコード検品を開始できます。

紙のピッキングリストを廃止する必要はありません。PickFlowでは棚番とバーコードを印字したピッキングリストの印刷が可能なため、紙を見ながら商品を集め、箱に入れる前にスマートフォンで検品する運用も実現できます。変更されるのは、これまで目視に頼っていた確認工程です。

【商品の照合】

従来:リストと商品を見比べて目視で確認

PickFlow:バーコードをスキャンして自動照合

【誤った商品を取ったとき】

従来:出荷するまで、あるいは顧客からの連絡で気づく

PickFlow:スキャンした時点でエラー表示され、先に進めない

【商品の所在】

従来:棚番の記載がなく、記憶を頼りに探す

PickFlow:棚番が印刷リストと作業画面の両方に表示

【検品の記録】

従来:紙のリストに手書きで残す

PickFlow:完了と同時に注文へ自動でタグが付き、担当者も記録

専用のハンディターミナルを人数分用意する必要はありません。作業者は招待リンクを開いてPINを設定するだけで参加でき、Shopifyのスタッフアカウント枠も消費しない仕組みです。

主な機能一覧

1. スマートフォンのカメラでのバーコード検品

スキャンした商品を注文内容と自動照合し、異なる商品や数量超過は即座にエラー表示されます。バーコードとSKUのどちらでも照合可能です。

2. ピッキングリスト・納品書の一括印刷

未発送の注文をまとめて選択し、最大100件まで一括印刷できます。ピッキングリストには棚番とバーコードが印字されます。

3. 棚番管理(CSV一括インポート)

商品ごとに棚番を登録すると、印刷するピッキングリストと作業者のスマートフォンの両方に棚番が表示されます。CSVで最大1万行まで一括登録が可能です。

4. 作業者を無制限に招待

招待リンクとPIN認証で作業者を追加できます。Shopifyのスタッフアカウント枠を消費しません(無料プランは2名まで)。

5. セット商品の自動展開

セット商品を構成品に展開してピッキングリストに個別表示し、構成品ごとにバーコード検品ができます。

6. 完了時の自動タグ付け

検品完了時に注文へタグを自動付与し、担当した作業者を記録します。Shopify管理画面のフィルタや他アプリ連携により、検品済みの注文だけを発送フローに進めることができます。

対応バーコード規格は、JAN/EAN-13、EAN-8、UPC-A、UPC-E、CODE-128、CODE-39、QRコードです。管理画面・作業者画面はいずれも日本語と英語に対応しています。

導入手順

1. Shopify App StoreからPickFlowをインストールします(未発送の注文が自動で取り込まれます)

2. 管理画面で作業者へ招待リンクを発行し、共有します

3. 作業者がスマートフォンのブラウザで招待リンクを開き、PINを設定してピッキングを開始します

棚番の登録とセット商品の定義は任意です。Shopify Plusは不要で、全プランで利用できます。

料金プラン

【Free】月額$0

月50件までのピッキング、作業者2名まで、全機能を利用可能です。

【Standard】月額$19.99+従量課金

ピッキング件数・作業者数ともに無制限です。従量課金は1件$0.09から始まり、件数に応じて$0.04まで段階的に低下します。

無料プランは機能制限がないため、実際の出荷業務でそのまま試すことができます。

よくある質問

Q1. 既存のピッキングアプリや倉庫管理システムとの違いは何ですか

A. PickFlowはShopifyの注文データをそのまま使用する出荷作業専用のアプリです。入荷・在庫ロケーション管理まで含む本格的な倉庫管理システムの導入や基幹システムとの連携なしに、ピッキングと検品の工程だけを改善できます。また、作業者にShopifyのスタッフアカウントを割り当てる必要がない点も、他のShopifyアプリとの違いです。

Q2. 専用のバーコードリーダーやハンディターミナルは必要ですか

A. 不要です。作業者の手持ちのスマートフォンのカメラでバーコードをスキャンし、注文内容と照合します。専用端末の購入もアプリのインストールも必要なく、スマートフォンのブラウザからそのまま利用できます。

Q3. 作業スタッフにShopifyのアカウントは必要ですか

A. 不要です。作業者は招待リンクとPINで参加するため、Shopifyのスタッフアカウント枠を消費しません。人数の制限なく招待できます(無料プランは2名まで)。

Q4. セット商品(バンドル)やバーコードのない商品にも対応していますか

A. 対応しています。セット商品は構成品に自動展開してピッキングリストに個別表示し、構成品ごとにバーコード検品ができます。バーコードが未登録の商品はSKUをスキャンして検品でき、どちらも未登録の場合は画面上のタップで検品済みにできます。

今後の展望

PickFlowは日本語と英語に対応しており、国内外のShopifyストアに利用されています。実際に出荷業務で使用するストアの声をもとに、改善を重ねていく方針だということです。

サービス概要

サービス名:PickFlow(ピックフロー)

料金:無料プランあり(月50件まで)/Standard $19.99〜/月+従量課金

対応プラン:Shopify全プラン(Shopify Plus不要)

対応言語:日本語・英語

会社概要

社名:株式会社Flatto(フラット)

設立:2024年11月

代表:飯田直規

所在地:東京都渋谷区道玄坂1丁目10番8号渋谷道玄坂東急ビル2F−C

事業内容:Shopifyアプリの企画・開発・運用/カスタムアプリ開発

出典元:PR TIMES

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