小売アプリ年代別利用動向レポート2026、20代男性は前年比30.3%増で利用時間が大幅拡大

フラー株式会社は、同社が提供するアプリ市場分析サービス「App Ape(アップ・エイプ)」に集積されたデータを基に、2025年1月から2026年6月にかけての国内小売アプリの利用状況を年代ごとに調査した「小売アプリ年代別利用動向レポート2026」を発表しました。

今回のレポートでは、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、百貨店、ショッピングモール、家電量販店、ホームセンター、ドラッグストア、調剤薬局という8つの業態が調査対象となっており、小売アプリの利用時間の変遷や性別・年代別における利用時間の変動、1ユーザーあたりの利用アプリ個数と利用頻度、時間帯ごとの利用率、年代別・性別における利用者構成に特徴が見られるアプリなどについて、詳細な分析が行われています。

調査の結果、小売アプリの1ユーザーあたりの月間利用時間は増加傾向を示しており、2026年6月においては20代以上の全ての性別・年代において前年同月を上回る結果となりました。特に20代男性は30.3%増と最も高い伸び率を記録しています。さらに、月に5個以上の小売アプリを利用するユーザーの割合は60代以上で30.0%に到達し、年代が高くなるほど利用個数や利用頻度が増加する傾向が確認されました。

本レポートでは、年代別・性別の利用傾向や業態ごとの利用者構成の分析を通じて、2025年1月から2026年6月における小売アプリ市場の変化や注目すべきトレンドが紹介されています。

調査の概要

調査手法

フラー株式会社が提供するアプリ市場分析サービス「App Ape」を用いて分析が実施されました。国内約40万台のAndroid端末から収集したサンプルデータの中から、一定の基準を満たすデータが抽出されて分析されています。

調査対象となったアプリ

以下の全ての条件を満たすアプリが「小売アプリ」として調査対象となっています。

  • 2026年6月におけるAndroidアプリのMAU(月間アクティブユーザー数)が500以上
  • 「コンビニエンスストア」「スーパーマーケット」「百貨店」「ショッピングモール」「家電量販店」「ホームセンター」「ドラッグストア」「調剤薬局」の8業態に該当するアプリ

業態の分類については、アプリの名称や説明文に含まれるキーワード、業界団体における会員企業・施設一覧への掲載状況などを手がかりに判断が行われています。

調査実施期間

  • 2025年1月〜2026年6月(利用時間の推移に関する調査)
  • 2025年6月/2026年6月(前年同月比による比較調査)

「小売アプリ年代別利用動向レポート2026」から見える主要なポイント

20代男性の小売アプリ利用時間は前年同月比30.3%増、20代以上の全性別・年代で増加傾向

2026年6月における小売アプリの1ユーザーあたりの月間利用時間を前年同月と比較したところ、掲載された20代以上の全ての性別・年代において増加が見られました。

最も大きな伸びを示したのは20代男性の30.3%増で、続いて30代男性が17.3%増、40代男性が14.9%増という結果になっています。女性では30代が12.6%増、60代以上が11.7%増となり、いずれも前年同月を上回る結果となりました。

60代以上は30.0%が月に5個以上のアプリを利用、年代が上がるほど利用個数が増加する傾向

2026年6月に1個以上の小売アプリを利用したユーザーを対象として、同月内に利用した小売アプリの個数が年代別に集計されました。5個以上のアプリを利用する割合は60代以上で30.0%、50代で28.3%となった一方で、10代では1個のみの利用が54.4%と最も高い結果となりました。

高年齢層においては複数の小売チェーンのアプリを日常的に使い分けている様子が見られる一方、若年層では特定のアプリに利用が集中している可能性が示唆されています。

60代以上の割合が高い小売アプリでは、利用者の55.9%を占めるケースも

2026年6月のAndroidにおけるMAU1万以上の小売アプリを対象として、月間利用ユーザーに占める60代以上の割合について分析が行われました。

「いかりスーパーマーケット」では55.9%、「丸広百貨店」では51.0%、「近商ストア」では50.5%と、利用者の半数以上が60代以上というアプリも存在することが明らかになりました。

同じ小売アプリという分類であっても、業態やチェーンによって利用者の年代構成には大きな違いがあることが確認されました。なお、数値は各アプリの利用者に占める60代以上の比率を示しており、60代以上の利用者数や利用率の順位を示すものではありません。掲載されているアプリは条件を満たすアプリの中から編集部が抜粋したものです。

App Apeについて

フラー株式会社が提供するApp Ape(アップ・エイプ)は、スマートフォンアプリの実際の利用データを基盤として、アプリのユーザー動向に関するデータを提供するアプリ市場分析サービスです。

テレビにおける視聴率情報のスマートフォン版のような位置付けで、アプリが「いつ・誰に・どの程度」使用されているかといったデータを閲覧することができます。

アプリのユーザー動向データに加えて、アプリストア情報やユーザーの属性情報など横断的なデータを提供しており、市場調査や競合分析をはじめとするアプリの企画・マーケティング活動に幅広く活用できるサービスとなっています。

アプリ開発会社や広告代理店、金融機関など、アプリに関連する様々なビジネスパーソンに利用されており、これまでに500社以上の企業に導入されています。

フラー株式会社について

フラー株式会社は「ヒトに寄り添うデジタルを、みんなの手元に。」をミッションに掲げ、同社が持つあらゆるプロフェッショナル領域においてアプリやウェブなどデジタル関連の支援を行う「デジタルパートナー事業」を積極的に展開しています。

新規事業・既存事業の戦略構築からプロダクト開発、グロースまで"ワンチーム"で伴走し、「デジタル領域全般において頼られる存在」として顧客に寄り添い、課題解決や事業成長に貢献しています。

柏の葉本社と新潟本社の二本社体制により、それぞれの地域の特長を最大限に活かした経営を行い、中長期的な成長を目指しています。

会社概要

  • 会社名:フラー株式会社
  • 所在地:
    【柏の葉本社】千葉県柏市若柴178番地4 柏の葉キャンパス148街区2 KOIL
    【新潟本社】新潟県新潟市中央区笹口1丁目2番地 PLAKA2 NINNO
  • 代表者:代表取締役社長 山﨑 将司
  • 設立日:2011年11月15日
  • 事業内容:デジタルパートナー事業
  • 上場証券取引所:東京証券取引所 グロース市場(証券コード:387A)

出典元:フラー株式会社

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