
EC向け詐欺検知およびリスクインテリジェンスのグローバルリーダーとして事業を展開するRiskifiedの日本法人、Riskified Japan株式会社(本社:東京都港区)は、株式会社アンドエスティHD(本社:東京都渋谷区)のプラットフォーム事業を運営する株式会社 and ST が展開するWebストア「and ST(アンドエスティ)」に、同社が提供するAI搭載型リスクインテリジェンス・プラットフォームが採用されたことを発表しました。
今回のプラットフォーム導入により、and ST は決済の承認率を最大15%まで引き上げることに成功し、同時に不正によるチャージバック率を約0.0005%(実質的にほぼゼロ)という水準まで抑制することを達成したとのことです。
導入に至った背景と直面していた課題
and ST は、GLOBAL WORK、niko and ...、LAKOLEといったグループブランドをはじめ、他社のパートナー企業も参加するデジタルハブとして、急速な成長を遂げています。2026年2月期通期におけるGMVは前年同期と比較して114.8%増の462億円という実績を達成しました。さらに、2026年6月末の時点で、プラットフォームに集まるブランド数は100を超え、会員数についても2,220万人を突破するなど、順調な拡大を続けています。
しかしながら、EC取引量の急激な増加に伴って不正利用のリスクが高まり、また国内における決済認証要件が厳格化される状況の中で、and ST は以下のような課題に直面していたとのことです。
- 認証強化によるコンバージョンの低下(フリクションの発生):すべての取引にEMV 3-Dセキュア(3DS)を適用したことで、決済時における離脱(カゴ落ち)や真正なユーザーの誤認が発生してしまう事態となりました。
- 手動審査における運用負荷:疑わしい注文を目視で確認する作業に、社内チームが膨大な時間を費やしていました。
- アクワイアラーからの指摘:不正発生率が上昇したことにより、決済パフォーマンスと顧客体験のバランスを改善することが急務となっていました。
導入されたソリューションと得られた成果
and ST はこれらの課題を解決するために、RiskifiedのAIソリューションおよびEMV 3-Dセキュア「パターン①」運用を導入しました。
加盟店側が定義したリスク閾値とRiskifiedが持つ精緻なIDインテリジェンスを組み合わせることによって、低リスクと判断される取引については3DS認証を完全にパスさせ、高リスクな取引に対してのみ追加認証を求めるという運用を実現しました。アカウント作成からログイン、決済に至るまでのカスタマージャーニー全体を、24時間365日体制で保護する体制を構築しています。
プラットフォーム導入から約8か月が経過した2026年1月時点において、以下のような定量的・定性的な成果を達成しているとのことです。
- 決済承認率が最大15%向上しました。
- 不正チャージバック率が約0.0005%まで劇的に減少し、実質的にゼロ化を実現しました。
- 手動による目視審査業務を完全に撤廃し、週あたり約10時間の工数削減を達成しました。
- チェックアウト時の離脱やフリクションを削減することで、顧客体験の向上につなげました。
導入企業と提供企業からのコメント
株式会社 and ST ECマネージャー 本多由美子氏のコメント
「Riskifiedを導入したことで、強固な不正対策を維持しながら、チェックアウト時の不要な手間を大幅に削減することができました。承認率の明らかな改善が見られたほか、目視審査業務がなくなったことで、私たちの運用業務に非常に大きな価値がもたらされました。」
Riskified APACゼネラルマネージャー アヴィラム・ガノール氏のコメント
「多くのEC事業者は、認証の強化とコンバージョン率の向上のどちらか一方を選ばなければならないと考えがちですが、and ST 様はその両立が可能であることを実証してくれました。認証を適切な対象にのみ選択的に適用し、バックグラウンドでAIによるリスク判断を行うことで、不正を削減しながら承認率を向上させ、同時に優れた顧客体験を創出することができるのです。」
日本市場におけるRiskifiedの今後の展開
国内EC市場において決済認証要件への適応と不正対策の強化が求められる中、Riskifiedはラコステ ジャパン、ユナイテッドアローズ、AKOMEYA TOKYOなどに続いて、and ST の成長を強力にサポートしています。今後も日本のEC事業者が安全かつ持続的に事業を拡大できるよう、支援を継続していく方針とのことです。
Riskifiedについて
Riskified(NYSE: RSKD)は、リスクを賢く制御することで企業のEC成長を支援しています。世界最大級のブランドや上場企業が、チャージバックの完全保証、不正利用や規約乱用の大規模な防止、そして顧客保持率の向上のためにRiskifiedのソリューションを導入しています。ECリスクアナリスト、データサイエンティスト、研究者からなる最大規模のチームによって開発・運用されているRiskifiedのAI搭載型不正・リスクインテリジェンス・プラットフォームは、すべての取引の背景にある個人を分析し、リアルタイムの判断と高度なアイデンティティに基づくインサイトを提供します。
株式会社 and ST について
多様なブランド・カテゴリー・ヒト・コトなどがつながるPlay fashion!プラットフォーム「and ST(アンドエスティ)」を運営しています。様々なお客さまや企業の皆さまと新たな価値を共創し、ファッション・テクノロジー・コミュニティの掛け合わせによって「買い場」を「遊び場」へと進化させ、買い物そのものを熱狂的な体験に変える「リテールテイメント」の実現を共に目指します。
出典元:Riskified Japan株式会社



















