
株式会社ロジクラ(本社:東京都千代田区、代表取締役:榊間浩人)は、同社が提供するクラウド在庫管理システム「ロジクラ」において、フリー株式会社(本社:東京都品川区、CEO:佐々木大輔)が提供するクラウド請求書サービス「freee請求書」とのAPI連携を開始したことを発表しました。
この連携により、ロジクラに記録された出荷実績データを基に、卸先ごとの請求金額を自動で集計し、そのまま「freee請求書」へ請求書として発行できる仕組みが実現されます。これまで出荷データの集計から請求書の作成・送付までを手作業で行っていた卸売・EC事業者のバックオフィス業務を大幅に効率化することが可能になります。なお、今回の連携は、2026年6月に発表された「freee会計」とのAPI連携に続く第2弾の施策となっています。
開発・連携の背景:出荷実績の集計から請求書発行までに潜む属人的な業務負荷
卸売業やBtoB取引を実施する事業者の多くは、取引先ごとに異なる締日や請求条件を設定しているため、月末になると出荷実績データをExcelやCSVで集計し、請求書作成ソフトへ転記するという煩雑な作業が発生している状況にあります。
この集計・転記作業は、取引先数や出荷件数が増加するほど工数が膨らむ定型業務である一方、集計漏れや金額の入力ミスが発生しやすく、請求漏れや二重請求といったトラブルを引き起こすリスクも抱えています。とりわけ締日が取引先ごとに異なるケースでは、対象期間の出荷実績を手作業で正確に切り分けること自体が経理担当者にとって大きな負担となっていました。
ロジクラでは、こうした課題の解決には出荷実績データと請求書発行の自動連携が不可欠であると判断し、今回の「freee請求書」とのAPI連携を実施することとなったとのことです。
「freee請求書」API連携による請求書発行業務の自動化
今回の連携によって、ロジクラ上で管理している出荷実績データを基に、卸先ごとに設定した「請求基準日(出荷日または納品日)」と「締日」に応じて対象期間の出荷を自動集計することができます。商品・送料・値引きなどを明細としてまとめ、内容を確認した上でそのまま「freee請求書」へ発行できる仕組みです。
具体的には、以下のような業務フローが実現されます。
卸先ごとの請求設定
取引先ごとに請求基準日(出荷日/納品日)と締日(1日〜28日、末日を指定可能)をあらかじめ登録しておくことで、請求対象期間を自動で判定します。
出荷実績から明細を自動集計
出荷が完了した実績データを基に、商品・送料・値引きなどを明細行として自動集計されます。今回の請求から除外したい出荷の調整も可能です。
プレビューを確認しワンクリックで発行
発行前に明細・数量・単価・税率・合計金額をプレビューで確認し、内容に問題がなければそのまま「freee請求書」へ送信できます。摘要テンプレートを設定すれば、明細の表記を自社の運用に合わせてカスタマイズすることも可能です。
期待される効果とメリット
請求書発行業務の工数削減・ミス防止
出荷実績の集計から請求書作成までの手作業がなくなることで、月次の請求業務にかかる時間的コストを大幅に削減することができます。集計ミスや転記漏れに起因する請求漏れ・金額誤りのリスクも低減されます。
取引先ごとの柔軟な請求条件に対応
卸先ごとに異なる締め日や請求基準日を個別に設定できるため、複数の取引条件が混在する卸売事業者でも、条件に応じた正確な請求書発行を自動化することが可能です。
発行状況の可視化によるキャッシュフロー管理の強化
発行履歴を一元管理できることで、請求書の送付漏れや金額の不一致にいち早く気づくことができ、入金管理や資金繰りの精度向上につながります。
今後の取り組みと展望
ロジクラは「世界のモノを最適化する」をミッションに掲げ、在庫管理に関わる業務の自動化と、周辺システムとの連携強化を継続的に推進していく方針です。「freee会計」との仕訳連携に続き、今回「freee請求書」との連携を実現したことで、在庫の動きが会計・請求業務までシームレスにつながる基盤が整いました。同社は今後もオープンな連携の拡充を通じて、企業の在庫管理・バックオフィス業務が人の手を介さずに最適化され続ける世界の実現を目指していくとしています。
会社概要
会社名:株式会社ロジクラ
代表者:代表取締役 榊間 浩人
事業内容:在庫管理システム「ロジクラ」の開発・提供
出典元:株式会社ロジクラ



















