FireworkがKANEBOと@cosme SHOPPINGで化粧品EC向けAI Shopping Agent導入開始

AI動画コマースソリューションの世界的プロバイダーであるFirework Japan株式会社は、株式会社アイスタイルリテールが展開する「@cosme SHOPPING」において、「Firework Retail Connect」を活用した化粧品分野における初の取り組みとして、花王株式会社のプレステージブランド「KANEBO」の商品詳細ページ(PDP)に「AI Shopping Agent」を導入するプロジェクトを開始したと発表しました。

今回のプロジェクトは、2026年1月に発表され同年6月12日から本格運用が始まったアルペン×アディダスでの取り組みに続く、Retail Connect第2弾のスタートとなります。スポーツ用品EC分野で「国内初」として大きな注目を集めた同じアーキテクチャを、高単価かつ高度な情報ニーズがある化粧品分野へ初めて導入する取り組みとなっています。

この取り組みでは、消費者の購買体験を「テキストを読む」という受動的なものから「AIと対話しながら動画で納得する」という能動的な体験へと進化させることを目指しています。これにより、ブランドとリテール企業の間における最適な連携モデルの構築を推進していくとのことです。

アルペン実装から化粧品分野へ展開を加速するRetail Connect

「Firework Retail Connect」は、ブランドが保有する公式動画や商品データ、FAQ等のアセットを小売ECの商品詳細ページへダイレクトにシンジケーション(一斉配信)し、ブランドが提供する情報のみを知識ソースとするAI Shopping Agentを展開できるプラットフォームです。第1弾となるアルペン×アディダスでの実装(Alpen Online)では、対象となる121 SKUをゼロ追加工数で展開することに成功し、「日本のスポーツ用品EC初」として国内の主要ECメディアに取り上げられました。

第2弾となる今回のプロジェクトでは、日本最大級のコスメ・美容情報プラットフォームを運営するアイスタイルリテールの「@cosme SHOPPING」と、花王のプレステージブランド「KANEBO」が参画し、購入単価が高く情報ニーズが複雑である化粧品ECならではの接客における課題に本格的に取り組むとしています。

Firework Retail Connectが持つ3つの技術的優位性

Firework Retail Connectには、主に3つの技術的な優位性があります。

1つ目は、体験の同期(シンジケーション)です。ブランドから提供される商品データや解説動画を、複数の小売ECへシームレスに一斉配信することができます。これにより、小売側の登録・運用にかかる工数を大幅に削減しながら、常に最新のブランド体験を維持することが可能となります。「ブランドが一度作成したコンテンツを、複数のリテールECへ展開するシングルソース・マルチユース」という設計思想が核心となっています。

2つ目は、エビデンス型AIによるハルシネーションの抑制です。ブランドから提供された商品データおよび動画コンテンツを優先的な知識ソースとして動作することにより、生成AIで懸念される不正確な情報の生成(ハルシネーション)リスクを大幅に抑制することができます。「真偽が不明確な情報は参照しない」という設計により、ブランド毀損リスクのない信頼性の高い接客を実現します。

3つ目は、次世代SEO(AIO)へのデータ還元構造です。消費者とAI Agentとの対話から生まれるインサイト(購入直前のリアルな疑問・関心)を構造化・蓄積し、ECサイト全体のAI検索最適化(AIO/GEO)対策へ還元するデータフライホイールを構築します。

KANEBO × @cosme SHOPPINGにおけるAI接客の体験フロー

@cosme SHOPPING上のKANEBO商品詳細ページにおいては、以下のような体験フローの実現が進められています。

まず、消費者が@cosme SHOPPING上のKANEBO商品PDPにてAI Shopping Agentを起動し、対話を開始します。

次に、「この美容液はどのような肌悩みに向いていますか?」などの質問に対して、AIがKANEBOの公式動画クリップを提示しながら回答します。

そして、動画という「視覚的な証拠」がテキスト回答に添えられることで、オンラインでも高い納得感を生み出し、離脱やサイト遷移を防ぐことができます。

各社からのコメント

花王株式会社 グローバルコンシューマーケア部門化粧品EC推進部マネジャーの田中裕治氏は、「お客様が、購買直前に生まれる不安や迷いに真正面から向き合う挑戦です。本取り組みにより、動画という直感的な情報と個別回答を通じて、その不安を『納得』に変え、さらに"期待"に繋げられると考えています。オンラインにおいて、よりお客様に寄り添ったブランド体験を実現できる新たな接客モデルとして期待しています」とコメントしています。

株式会社アイスタイルリテール 執行役員 ECカンパニー カンパニー長の浦田望氏は、「昨今の物価高などを背景に、生活者の購買における『失敗したくない』という意識は年々高まっています。このような市場環境において、ブランド様が培ってこられたコンテンツ資産をシームレスに活用し、オンライン上の接客体験をアップデートできることを大変嬉しく思います。@cosme SHOPPINGとしても、化粧品特化型ECとして、お客様のより深い商品理解を促し、納得度の高い購買体験の提供に努めてまいります」とコメントしています。

Firework Japan株式会社 カントリーマネージャーの田島一樹氏は、「花王様の『KANEBO』およびアイスタイルリテール様の『@cosme SHOPPING』とともに、化粧品領域における初のRetail Connect実装を実現できたことを大変嬉しく思います。アルペン様との第1弾で証明した『ブランドが一度作ったコンテンツを複数リテールECへ展開するシングルソース・マルチユース』のアーキテクチャを、化粧品という情報ニーズの高いカテゴリーへ展開することで、ブランド様にとっては自社チャネルを超えたブランド体験の統制を、リテール企業様にとってはPDP上での接客体験の高度化を実現します。動画とAIを融合させた新しいコマースの形を、今後さらに多くの業界へ拡げてまいります」とコメントしています。

Fireworkについて

Fireworkは、世界37カ国で1,000以上のブランドや小売業者に導入されている動画コマースプラットフォームです。縦型ショート動画やライブ配信、そして最先端のAI技術をWebサイトに統合することにより、顧客体験の向上とビジネスの成長を支援しています。

Firework Japan株式会社の会社概要

会社名は、Firework Japan株式会社です。所在地は、東京都品川区東五反田2-5-9 CIRCLES with 島津山 7Fです。代表者は、Country Manager 田島一樹氏です。

出典元:Firework Japan株式会社

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