プロ人材の約4割が生成AIを日常活用、サーキュレーションが実態調査で明らかに

株式会社サーキュレーション(東京都渋谷区、代表取締役社長:福田悠)は、2025年12月から2026年1月にかけて、フリーランス・副業・起業という形態で外部のプロとして活動する個人500名を対象に「プロ人材実態調査」を実施しました。

同社はプロシェアリング事業を展開しており、30,000名を超えるプロ人材の経験・知見を複数企業でシェアすることで、経営課題の解決を支援しています。

今回の調査結果により、第一線で活躍する外部プロフェッショナルほど生成AIを積極的に業務に取り入れており、AIによって生み出された時間を「高付加価値業務へのシフト」や「新たなスキルの習得」に充てている実態が浮き彫りになりました。生成AIは単なる効率化のためのツールに留まらず、外部プロとしての専門性を進化させる推進力として位置づけられていることが明らかになっています。

調査結果の主なポイント

今回の調査で明らかになった主要なポイントは以下の通りです。

該当プロ人材(※1)の39.2%が生成AIを日常的に活用しており、活用範囲を拡大中であることがわかりました。これは非稼働層(※2)と比較して約20ポイントの差が見られました。

また、該当プロ人材の42.8%が生成AIスキルを「市場価値維持・向上の必須条件」と認識しており、非稼働層との間には14.9ポイントの差が確認されました。

さらに、AIによって創出された時間について、41.9%が「高付加価値業務へのシフト」に活用し、40.9%が「新スキル習得」に充てていることが判明しました。

※1:本調査の対象者である「1年以内に特定の業務を受けた」外部のプロ
※2:特定業務を1年以内に受託していない外部のプロ

該当プロ人材の約4割が生成AIを日常的に活用、非稼働層と約20ポイントの開き

本調査の対象となった「1年以内に特定の業務を受けた」外部のプロにおいては、39.2%が「業務効率や成果向上のため既に日常的に活用している」もしくは「業務改善などの一環として、活用範囲を広げている」と回答しました。

これに対して、特定業務を1年以内に受託していない非稼働層では24.1%、本業専従層・その他では19.8%という結果となり、それぞれ約20ポイント・約15ポイントの差が生じています。

副業・フリーランス・起業という働き方を確立し、自ら案件を獲得できるプロフェッショナルほど、生成AIを業務に積極的に導入している実態が鮮明になりました。

該当プロ人材の42.8%が生成AIスキルを「市場価値維持・向上の必須条件」と認識

生成AIスキルが市場価値に及ぼす影響について、該当プロ人材の42.8%が「市場価値を維持・向上させるための必須条件」と回答し、非稼働層と比較して14.9ポイントの差をつける結果となりました。

特にフリーランスや起業家においてその傾向が顕著であり、AIを使いこなせないことが競争力の直接的な損失につながるという危機意識が見て取れます。

さらに「生成AIスキルよりも本質的な専門性が重要(19.1%)」「いずれ前提条件となり差別化要因ではなくなる(15.5%)」という回答も見られ、AIをすでに外部のプロとして備えるべき標準的なインフラと捉えている層が存在することも考えられます。

AIで創出された時間を高付加価値業務や新スキル習得に活用

生成AIの活用によって創出された時間的余裕の使い方については、該当プロ人材の41.9%が「より付加価値の高い業務(戦略立案・企画検討など)へのシフト」を選択しています。

加えて「新しいスキルや知識の習得(40.9%)」のスコアが他のグループと比べて10ポイント以上高く、高い専門性を持つプロフェッショナルほど、AIが生み出す余白を自己研鑽と付加価値向上に充当していることが確認されました。

今回の調査結果からは、生成AIの普及が外部のプロの市場価値を再定義しつつある可能性が考えられます。生成AIを活用して創出した余白を「人間にしかできない仕事」に投資できる能力こそが、これからの時代に変革を牽引するプロフェッショナルの新たな定義となる可能性があります。

プロシェアリングによる経営課題解決を支援

プロシェアリングを活用し最適なプロ人材と共に取り組むことで、社内のリソースだけでは解決できなかった経営課題を解決することが可能となります。

サーキュレーションは、今後も外部のプロ人材を活用いただくことで、様々な経営課題を解決し、企業の変革の一助を担っていくとしています。なお、今回の調査の詳細結果は近日中に公開される予定です。

「プロ人材実態調査」調査概要

調査期間:2025年12月26日(金)から2026年1月5日(月)
調査方法:インターネット調査(エクスクリエ社によるパネル調査)
調査対象:特定領域の業務(※3)を、1年以内に副業・フリーランス(※4)として、もしくは自身で起業した会社で受けたことのある人
有効回答数:500名(スクリーニング:9,865サンプル)

(※3)調査対象となった特定領域の業務:中期経営計画策定、組織戦略策定、DX、サステナビリティ経営、ESG対応、M&A、業務資本提携、CVCファイナンス、財務戦略、新規事業開発・事業開発、人事戦略、採用、人材育成、人事制度設計、労務、広報、PR、コーポレートブランディング、マーケティング戦略、OMO、SEO対策、Webマーケティング、SNSマーケティング、代理店マネジメント、CRM、広告運用、データアナリティクス、ビッグデータ解析、機械学習、AI活用、営業戦略立案、営業組織マネジメント、インサイドセールス、カスタマーサクセス、新規販路開拓(人脈営業、トップダウン営業)、海外進出、EC、開発組織マネジメント、開発ディレクション、PM、システム開発、フロントエンド(エンジニア)、バックエンド、インフラ(エンジニア)、UI、UX設計、デザイナー、業務改善、BPR、生産管理、物流、工場運営、ファクトリーオートメーション、経理、財務、IR、株主対応、経営管理(内部監査・法務・コンプライアンス)、経営企画、事業企画、その他コンサル、アドバイザリー

(※4)副業:アルバイト・パートタイマーとして働きつつ副業を行っている、派遣社員として働きつつ副業を行っている、契約社員として働きつつ副業を行っている、正社員として働きつつ副業を行っている。フリーランサー:フリーランスとして仕事を受けている。起業:起業している。ただし副業については、フルタイムで働いている方の副業の状況を理解することを目的に、「アルバイト・パートタイマーとして働きつつ、副業を行っている」は分析から除外されています。

株式会社サーキュレーション 企業概要

会社名:株式会社サーキュレーション
代表者:代表取締役社長 福田悠
設立:2014年1月6日
所在地:東京都渋谷区神宮前3-21-5 サーキュレーションビルForPro

同社は「世界中の経験・知見が循環する社会の創造」というビジョンのもと、外部プロ人材の経験・知見を複数の企業で活用するプロシェアリング事業を運営しています。高い専門性を有するプロ人材の経験・知見を雇用ではなくプロジェクトベースで活用いただくことで、企業の抱える課題の解決、ミッションの達成を支援しています。

33,999名のプロ人材のリソースから、企業の経営課題・業界・成長フェーズ・社風・経営における理念・思想を鑑み、企業に最適なプロ人材を選出し、課題解決プロジェクトチームを組成します。登録している20代から70代のプロ人材は、インタビューを実施し、独自の人材アセスメントにより、スキル・経験・志向性・人物について適正な評価・知見を蓄積しています。2014年設立以来、導入実績は6,069社、24,772プロジェクトを数えます(2026年1月末時点)。

出典元:株式会社サーキュレーション

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