Amazon、新幹線を活用した商品輸送を開始 青森・函館・金沢エリアで当日配送が可能に

Amazon(東京都)は、新幹線を利用した商品輸送の委託を本格的にスタートしたことを明らかにしました。東北新幹線(東京―新青森 はやぶさ)、東北・北海道新幹線(東京―新函館北斗 はやぶさ)、北陸新幹線(東京―金沢 はくたか)という3つの路線において、新幹線車両内の業務用スペースの一部を利用して商品の輸送を行うとのことです。

JR3社との協力による革新的な物流サービス

今回の取り組みは、JR東日本、JR北海道、JR西日本の各社と協力して実施される、Amazonの拠点間輸送(ミドルマイル輸送)に既存の鉄道インフラにある業務用スペースを活用するという画期的な施策です。2026年3月より東北新幹線(東京―新青森)と東北・北海道新幹線(東京―新函館北斗)の2路線において輸送をスタートさせ、2026年5月には北陸新幹線(東京―金沢)においても開始されました。この結果、青森、函館、金沢の各地域へ数百万点もの商品を当日中に配送することが実現可能となったとのことです。なお、今回の取り組みではJR東日本グループが提供する列車荷物輸送サービス「はこビュン」が活用されているとしています。

新幹線の特性を活かした効率的な輸送システム

新幹線が持つ高い定時性と速達性を配送ネットワークに組み入れ、業務用スペースを効果的に活用することによって、既存のインフラを効率的に活用した輸送を実現しているとのことです。東北新幹線においては、最高時速320kmという速度で東京-新青森間をわずか2時間58分で結び、東北・北海道新幹線は東京-新函館北斗間を3時間57分、北陸新幹線は東京-金沢間を2時間53分で結ぶことによって、青森、函館、金沢の各地域への当日配送のお届け方法を拡大しているとしています。なお、記載されている新幹線所要時間は、当該区間のはやぶさ・はくたかの最速所要時間であり、商品輸送の新幹線の所要時間とは異なる場合があるとのことです。

環境負荷の低減にも貢献

さらに、新幹線による輸送は、トラックによる輸送と比較した場合、幹線輸送区間におけるCO2排出量を削減できる見込みとなっています。これは、新幹線の利用による幹線輸送区間(長距離輸送部分)におけるCO2排出量の削減を指しており、入荷・配送などの前後工程は含まれていないとのことです。

代表者のコメント

アマゾンジャパン合同会社 ジャパン オペレーション 代表の島谷恒平氏は、次のようにコメントしています。

「このたび、新幹線を活用した商品輸送を開始できることを大変嬉しく思います。この新しい取り組みは、スピードと効率性を両立し、業務用スペースを商品の輸送に有効利用するというユニークな取り組みであり、常に進化し続けるAmazonのオペレーションを象徴するものです。世界トップクラスの正確さと速さを誇る日本の新幹線ネットワークを配送に活かすことで、配送ネットワークの脱炭素化を進め、多彩な配送方法で函館、青森、金沢エリアのお客様へ更に迅速かつ確実に商品をお届けできることを楽しみにしています」

今回の新幹線を活用した商品輸送の取り組みは、環境負荷の低減と配送スピードの向上を両立させる革新的な物流モデルとして注目されます。既存の鉄道インフラを有効活用することで、持続可能な物流システムの構築に貢献することが期待されています。

出典元:PR TIMES(Amazon)

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