イオン、トップバリュ食品約3,500品目の価格凍結を8月末まで実施 物価高対策で顧客の声に応える

イオン株式会社は、2024年5月11日から8月31日まで、グループ約10,000店舗において、プライベートブランド「トップバリュ」の食品約3,500品目の価格を据え置く「価格凍結宣言」を実施すると発表しました。

物価高に苦しむ消費者の声に応える施策

長引く物価上昇に加え、不安定な国際情勢の影響により、消費者の日常生活には大きな負担がかかっています。「あと一品の購入を諦める」「主食も含めた全体的な節約を余儀なくされる」といった「日々の小さな我慢」が積み重なっている状況となっています。

特に夏季は、子どもの夏季休暇により家庭での食事機会が増加するほか、旅行や帰省などで外出する機会も多くなる時期です。さらに、近年の夏の長期化と猛暑化により、冷房設備の使用量が増大し、家計への負担が一層重くなっています。

こうした状況の中、同社には物価高に関する多様な顧客の意見が寄せられています。これらの声を真摯に受け止めた結果、今夏においてトップバリュの食品約3,500品目について値上げを行わない、すなわち「価格凍結」を実施する決断に至ったということです。

あらゆる施策を通じたコスト削減の実現

同社は、価格凍結を実現するために、これまで推進してきた計画的な生産体制や全量買い取り、流通における中間コストの削減に加えて、さまざまな取り組みを行っています。包装資材の使用量削減、原料・製品の調達ルートの見直し、気候変動に伴う収穫時期の変化への柔軟な対応など、あらゆる施策を通じてコスト削減を積み重ね、価格凍結を可能にしたとのことです。

また、2024年上半期には、「トップバリュベストプライス」の新商品とリニューアル商品980品目の発売も決定しており、物価高に対する顧客の要望に応えることができる体制を整えています。

同社は、今後も継続的に顧客の声に耳を傾け、可能な限り日々の生活を少しでも支援できるよう、応援を続けていく方針です。

顧客から寄せられた声の内容

同社には、店頭やウェブサイト、コールセンター、チャットボット、手紙などを通じて、年間約40万件超(1カ月あたり約3~4万件)の意見や申し出が寄せられています。物価高に関する主な顧客の声は以下の通りです。

  • 「物価高で何でも気にせず買うことが困難になり、主食も含めてやりくりせざるを得ない状況です」
  • 「家族の人数が多く食費の負担が大きい中、価格と量の安心感がある商品を選択したい。まとめ買いして備蓄したいです」
  • 「同じ用途であれば、より手頃な価格の商品を選び、生活の負担を少しでも軽減したいです」
  • 「価格を見てトップバリュを購入しており、品質にも納得できて、無理なく普段の食生活を維持できています」

価格凍結対象商品の一例

価格凍結宣言の対象となる商品の一例は以下の通りです。

価格凍結商品一例
商品名 規格 本体価格 税込価格
トップバリュベストプライス サラッとこくうまサラダ油 900g 258円 278.64円
トップバリュベストプライス たまごのおいしさまるごとマヨネーズ 400g 248円 267.84円
トップバリュベストプライス 完熟トマトの風味をいかしたトマトケチャップ 500g 158円 170.64円
トップバリュベストプライス スパゲッティ1.7mm 1kg 228円 246.24円
トップバリュベストプライス エクストラバージンオリーブオイル(グリーン) 455g 798円 861.84円
トップバリュベストプライス 白湯シーフードヌードル 75g 108円 116.64円
トップバリュベストプライス コクとキレのしょうゆヌードル 78g 108円 116.64円
トップバリュベストプライス スパイシーカレーヌードル 87g 108円 116.64円

価格凍結に関する注意事項

今回の価格凍結宣言には、いくつかの対象外商品があります。生鮮食品、米、惣菜、酒類、ギフト商品、期間限定の値下げ商品、ならびに企画品(増量品やリニューアル品など仕様を変更した商品)は除外されます。

また、やむを得ず価格改定をせざるを得ない場合には、店頭にて告知される予定です。店舗によって品揃えが異なる場合や、取り扱いがない場合もあります。なお、単品で購入する場合、税込価格は小数点以下が切り捨てになります。

同社は、顧客の生活を支援するため、これからも継続して顧客の声に耳を傾け、可能な限りの対応を行っていく姿勢を示しています。

出典元:イオン株式会社

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